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人間関係って、「空気」がうつる。

1人でも多くの『分かるぅ〜』を目指す、すえながさん。です。

最近、人間関係について考えていて、改めて思うことがあります。

人間関係って、想像以上に「空気」がうつりません?

風邪みたいな話ではありません(笑)

一緒にいる人の考え方や言葉、物事の捉え方って、自分が思っている以上に影響を受けるという話です。


例えば、毎日のように愚痴を聞いているとします。

「あの人が悪い。」

「環境が悪い。」

「どうせやっても無駄。」

「自分ばっかり損している。」

最初は、

「大変やなぁ。」

くらいで聞いていたはずなのに、

毎日聞いていると、不思議なことに自分まで同じような目線で物事を見るようになる。

何か起きた時に、

「これ誰が悪いんやろ。」

と考える。

うまくいかないと、

「環境が悪いから仕方ない。」

となる。

気付けば、

自分まで「被害者モード」に入っている。

これ、結構怖いと思っています。


逆もあります。

何かに挑戦している人と一緒にいる。

新しい仕事を始めた。

資格の勉強をしている。

独立した。

投資を始めた。

SNSを頑張っている。

そんな話を聞いていると、

「へぇ、そんなことできるんや。」

となる。

そして、しばらくすると、

「自分もちょっとやってみようかな。」

と思えてくる。

別に、

「あなたもやった方がいいよ。」

と言われたわけではありません。

勝手に影響されているんですよね。


これが人間の面白いところだと思います。

人は、

自分の意志だけで生きているつもりでも、結構周りに引っ張られています。

もちろん、最後に決めるのは自分です。

でも、その「決める自分」を作っているものの中には、普段接している人や環境も入っています。

だから、

「自分は流されないから大丈夫。」

と思っている人ほど、一度考えてみてもいいのかもしれません。


例えば、5人でよく集まるグループがあったとします。

4人が、

「そんなことやっても意味ない。」

「失敗したらどうするん。」

「今のままでええやん。」

というタイプだったら、

一人だけ新しいことを始めるのは結構大変です。

何かやろうとするたびに、

「やめといた方がいい。」

と言われる。

最初は気にしなくても、何度も言われると、

「確かにそうかもな……。」

となる。


反対に、

周りの4人が、

「とりあえずやってみよう。」

「失敗したらまた考えればいい。」

「それ面白そうやん。」

というタイプだったらどうでしょう。

同じ自分でも、選ぶ行動は変わるかもしれません。

つまり、

自分の意思決定だと思っているものにも、周囲の空気が結構混ざっている。

ということです。


これは以前書いた、

「考え方が変わると、選択が変わる。選択が変わると、行動が変わる。」

という話にもつながります。

その「考え方」を作るものの一つが環境です。

普段どんな言葉を聞いているのか。

どんな価値観に触れているのか。

周りの人が何を当たり前だと思っているのか。

これが積み重なって、自分の「普通」が作られていきます。


だから私は、

人生を変えたい時に、

「もっと頑張ろう。」

だけでは、なかなか難しいと思っています。

もちろん努力は必要です。

でも、毎日、

「無理。」

「できない。」

「どうせ変わらない。」

という空気の中にいて、

自分だけポジティブに頑張り続ける。

これは結構エネルギーがいります。

それなら、

頑張ることが普通の環境に少し近づいてみる。

こちらの方が自然だったりします。


ここで大切なのは、

「ネガティブな人とは縁を切ろう。」

という極端な話ではありません。

人間ですから、愚痴くらい言います。

私だって言います(笑)

しんどい時に、

「しんどい。」

と言える関係も大切です。

問題なのは、

愚痴が一時的な感情なのか、その人たちの文化になっているのか。

だと思っています。


たまに愚痴を言って、

「まぁ、しゃあない。次どうする?」

となる人たち。

これは全然違います。

一方で、

誰かの悪口を言う。

環境のせいにする。

また別の人の悪口を言う。

そして何も変えない。

これが毎回続く。

そこに長くいると、

その考え方が少しずつ自分にも染み込んでくる。


以前、「潮流を読む」という話を書きました。

小さなコミュニティの中にいると、

その場所の常識が、世の中の常識に見えてしまうことがあります。

これが一番怖い。

周りの全員が、

「これが普通。」

と言っていたら、

自分もそう思ってしまう。

でも、一歩外へ出ると、

「全然普通じゃなかった。」

なんてことがあります。

いわゆる、

井の中の蛙くん

になってしまう(笑)


だからこそ、私は一つの環境だけに自分を置かないようにしたいと思っています。

仕事だけ。

昔からの友人だけ。

同じ業界だけ。

同じ価値観の人だけ。

ではなく、

違う仕事をしている人と話す。

年齢の違う人と話す。

自分とは違う考え方に触れる。

SNSで違う世界を見る。

本を読む。

外へ出る。

そうやって、意識的に違う「空気」を入れる。


私自身も、今でも交流のある友人や経営者の方と話すと、刺激を受けることがあります。

話の中心が、

「誰が悪い。」

ではなく、

「これからこんなことをしたい。」

「こういう役割を担いたい。」

「そのために、こんな仲間が欲しい。」

だったりする。

聞いているだけでも、

「それ面白そうやな。」

と思える。

そして、自分も何かやりたくなる。

これも完全に「空気がうつっている」んだと思います。


逆に言えば、

人は意志が弱いから環境に流されるわけではありません。

人間そのものが、周囲から影響を受ける生き物なんだと思います。

だったら、その性質に逆らい続けるより、

利用した方がいい。


何か勉強したいなら、勉強している人と接する。

挑戦したいなら、挑戦している人の話を聞く。

前向きに働きたいなら、仕事を面白がっている人と話す。

新しい世界を知りたいなら、今まで会わなかった人と会う。

そうすると、

「頑張らないと。」

と思っていたものが、

「自分もやってみようかな。」

に変わっていきます。

この差は大きい。


そして、これは人間関係を選別しようという話でもありません。

大切なのは、

「誰と付き合うか」以上に、「誰と長い時間を過ごすか」。

人間関係にも濃度があります。

たまに会う人より、

毎日会う人。

毎日話す人。

毎日その考え方に触れる人。

当然、そちらから受ける影響の方が大きくなります。


だから、

最近なんとなく考え方が後ろ向きになっている。

何をやっても無理だと思ってしまう。

愚痴が増えた。

挑戦する気持ちがなくなった。

そんな時は、

「自分はダメになった。」

と思う前に、

最近、どんな空気の中に長くいるんだろう。

と考えてみてもいいのかもしれません。


人生を変えようとすると、

「もっと努力しないと。」

「もっと頑張らないと。」

と、自分自身を変えようとします。

でも、その前にできることがあります。

自分が普段触れている環境を変えること。

頑張り方を変える前に、

誰の言葉を聞くのか。

誰と話すのか。

誰と長い時間を過ごすのか。

そこを少し変えてみる。


人は意志が強いから変わるのではなく、

環境に引っ張られながら、少しずつ変わっていく。

だったら、

自分がなりたい方向の空気に、少しずつ近づいていけばいい。

頑張り方だけを変える。

ではなく、

⭕️ 誰と長く一緒にいるかを変える。

人生を変える方法って、意外とこういうところにあるのかもしれません。

そして、自分自身も誰かにとって、

「この人といると、なんかやってみたくなる。」

そんな良い空気をうつせる人になれたらいいですね。

また一つ、

『分かるぅ〜』

が増えれば嬉しいです。

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