【2026年版】日本のラグジュアリーホテルフォーブス星ランキングまとめ
今年も2月に入り、ホテル業界がざわつく季節がやってきました。
そう、フォーブス・トラベルガイド(Forbes Travel Guide)、略してFTGの「スターアワード2026」が発表されたのです。
2025年版については、すでに別記事でまとめています。
昨年の記事では、FTG’s Star Awardの概要や審査基準についても詳しく解説していますので、まだ読まれていない方や制度を深く知りたい方は、ぜひそちらもご覧ください。
本記事では、2026年に受賞したホテルをリスト化し、そこに少しだけ私見を加えながら、来年の新規5つ星ホテルの予想まで踏み込んでいきます。
なお、今回はホテル部門に絞って取り上げます。スパやレストランについては触れません。クルーズ部門については、別記事で書くかもしれません。
それでは早速、2026年の結果を見ていきましょう。
2026年5つ星ホテル
5つ星ホテルについては、連続受賞の開始年もあわせて記載し、長期間にわたり5つ星を維持している順に並べています。
2026年新たに5つ星を獲得したホテルは太字で掲載しています。
※一部、略称表記を使用しています。
マンダリンオリエンタル東京(2015〜)
パレスホテル東京(2016〜)
ザ・リッツ・カールトン京都(2018〜)
ザ・ペニンシュラ東京(2019〜)
ホテルニューオータニ エグゼクティブハウス禅(2020〜)
ザ・リッツ・カールトン東京(2021〜)
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町(2021〜)
ザ・キャピトルホテル東急(2021〜)
高輪 花香路(2021〜)
HOTEL THE MITSUI KYOTO(2022〜)
ハレクラニ沖縄(2022〜)
ホテルオークラ東京(2023〜)
ザ・リッツ・カールトン大阪(2023〜)
ROKU KYOTO(2026〜)
ザ・リッツ・カールトン日光(2026〜)
ブルガリホテル東京(2026〜)
2023年、ザ・リッツ・カールトン大阪が長年の4つ星からついに5つ星へと昇格しました。
それから2年間、新たな5つ星ホテルは誕生していませんでしたが、3年を経た2026年、ついに新たに3つのホテルが5つ星に選出されました。
きっと今ごろ、各ホテルでは大祝勝会が開かれていることでしょう。
私自身、2023年にリッツ・カールトン大阪が5つ星を獲得した瞬間、その現場で働いていました。
スタッフ食堂には華やかな飾り付けが施され、大きなケーキが用意されて、館内は祝福ムード一色。
あの高揚感は今でも忘れられません。
フォーブス・トラベルガイド(FTG)のスターアワードが日本で始まったのは2015年。
その初年度に5つ星を受賞したのがマンダリンオリエンタル東京です。
それ以来、12年連続して5つ星を獲得し続けています。
まさに“伝説”と呼ぶにふさわしい存在です。
そして、もう一つ語り継がれる存在が、HOTEL THE MITSUI KYOTO。
日本で初めて、開業年度に5つ星を獲得したホテルとして名を刻みました。
開業直後での受賞は極めて異例であり、その完成度の高さを世界に示す出来事となりました。
2026年4つ星ホテル
ここでは、昨年も4つ星を獲得していたホテルを五十音順でリスト化しています。
その下に、2026年に新たに4つ星を獲得したホテル、および4つ星に復帰したホテルを太字で掲載しています。
※一部、略称表記を使用しています。
アマン東京
アンダーズ東京 虎ノ門ヒルズ
グランド ハイアット東京
コンラッド大阪
コンラッド東京
ザ・プリンス パークタワー東京
ザ・ホテル青龍 京都清水
ザ・リッツ・カールトン沖縄
JWマリオット奈良
シャングリ・ラ ホテル東京
翠嵐 ラグジュアリーコレクション 京都
SOWAKA, an SLH Hotel
帝国ホテル大阪
帝国ホテル 東京
デュシタニ京都
ホテル椿山荘
ホテルニューオータニ東京ザ・メイン
フォーシーズンズホテル京都
フォーシーズンズホテル東京大手町
フォーシーズンズホテル丸の内 東京
ザ・オークラヘリテージウィング東京
ザ・プリンスさくらタワー東京
ザ・リッツ・カールトン福岡
パークハイアット京都
フォーシーズンズホテル大阪
まず、プリンスさくらタワー東京が4つ星に復帰したことは素直に嬉しいニュースです。2024年までは4つ星を維持していましたが、昨年は惜しくも格下げとなりました。
昨年の記事でも、そのショックについて触れていますが、今年こうして再び評価を取り戻してくれたことは本当に喜ばしいことです。
ホテル雅叙園は大人の事情により姿を消しました。
また、フォーシーズンズホテル大阪とリッツ・カールトン福岡が新たに星を獲得したのも納得の結果です。どちらも実際に宿泊して、完成度の高さを体感したホテルでしたので、評価という形で認められたのは嬉しく思います。
そしてこの中で、「自分が5つ星をつけたくなるホテル」はフォーシーズンズホテル京都とリッツ・カールトン沖縄です。
滞在体験の総合力という点で、特に印象に残っている2軒です。
2026年レコメンドホテル
ここでも、昨年に引き続きレコメンドのホテルを五十音順でリスト化しています。
その下に、2026年に新たにレコメンドを獲得したホテル、およびレコメンドに格下げしたホテルを太字で掲載しています。
※一部、略称表記を使用しています。
インターコンチネンタルホテル大阪
ウェスティン都ホテル京都
カハラホテル&リゾート 横浜
グランドニッコー 東京 台場
ザ・テラスクラブ アット ブセナ
ザ・プリンス さくらタワー東京
THE VALE NISEKO
サンカラホテル&スパ屋久島
JRタワーホテル日航札幌
W大阪
東京ステーションホテル
百名伽藍
ホテルオークラ京都
ウォルドーフ・アストリア大阪
エディション銀座
エディション虎ノ門
京王プラザホテル東京 プレミアグラン
セントレジス大阪
パークハイアットニセコHANAZONO
ホテルニューオータニ大阪
メズム東京
ウォルドーフ・アストリア大阪とパークハイアットニセコが「レコメンド」にとどまったのは、個人的には残念でした。
私は2025年に両ホテルに宿泊し、その感動を数本の記事にわたって書いているほどです。
それだけ完成度の高い滞在体験だったと感じていたため、星を獲得するだろうと予想していました。
だからこそ、今回の結果は少し意外でもありました。
そして、今年唯一の格下げとなったのがセントレジスホテル大阪です。
率直に言えば、この結果には納得しています。セントレジスはリッツ・カールトンと並ぶマリオットのラグジュアリーブランドですが、大阪においては、体験の完成度という点でリッツ・カールトン大阪との差を感じる場面があるのも事実です。
今年の結果に対する思い
今年は例年と比べても動きが大きく、見ていて非常に興味深い結果となりました。
近年のラグジュアリーホテル開業ラッシュを考えれば、今後も星付きホテルは着実に増えていくでしょう。それは日本にとって、間違いなく喜ばしいことです。
世界の飲食店がミシュランの星を目指すように、ホテル業界ではフォーブスの星を最も価値ある指標の一つとして目標にしていると語る業界関係者は少なくありません。数あるアワードの中でも、FTGの評価は特別な位置づけにあります。
国内の利用者であれば、さまざまな予約サイトや口コミ、ランキングを参考にホテルを選ぶことができます。しかし、海外から日本のホテルを探すとなると、信頼できる指標は限られます。そうした中で、フォーブスの星は「世界基準のわかりやすい目印」として機能します。日本の優れたホテルを世界に伝える装置としても、非常に大きな役割を果たしていると言えるでしょう。
私がFTG’s Star Awardに注目し始めたのは2021年頃でした。
当時、審査対象は東京、京都、大阪、沖縄だけだったと記憶しています。
しかし現在では、奈良、神奈川、日光、北海道、鹿児島など日本全国へと対象エリアが広がっています。
これは単なるエリア拡大ではなく、「日本のホテル水準の高さ」に対する評価の表れではないでしょうか。
主要都市だけでなく、他の地域にも目を向ける価値がある、そうフォーブス側が判断した結果とも考えられます。
日本のホテルは、確実に世界の舞台で存在感を強めています。
来年はどのホテルが星をつかむのか。今から楽しみでなりません。
新規開業ホテルの予想
JWマリオット東京 レコメンド
カハラホテル京都 5つ星(開業年度)
HOTEL THE MITSUI HAKONE 秋オープンのため、評価間に合わない
パティーナ大阪 レコメンド
