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【読書】過敏さとは何か?

(4700字ほどあります💦🙏)

ご興味ある方はどうぞ読んでみてください✨

***

過敏さは、主観的な現象。
本人にしかわからない感覚とも言える。

過敏性について理解を深めること
自己理解をすることで
社会適応度や生きづらさ、
さらに幸福度も高めていけるかもしれない。

小さい頃から、過敏さを感じている私もまた、
自分の取り扱い説明書をつくるように、
自己探求してきた。

自分の過敏さがどこから来ているのかを知りたくて
また、過敏さはどのようなものがあるのか知りたくて
今も探り続けている。

HSP・HSCを知って心が救われもしたが、
広がっていく中で、違和感も感じた。
それは、神経学的な過敏さと心理社会的な過敏さを感じていたから。

HSPを一括りに判断してしまうことも懸念する。
背景にはさまざまなものが絡んでいると考えるからだ。


過去に自分の過敏さやHSPについて記事にしてきた。

最近のマイブーム
HSP と知るまで困っていたこと
HSC時代
HSPって気にしなくていい!
自分の感情を大切にするとは?
過敏になる時を知る❗️
私の境界線で困ること
HSPと思う人のHSCの体験が気になる件(笑)
HSPと思う人に、学術研究している人の考えを知ってもらいたい❗️



【4月に読んだ本】


愛着の研究で有名な、岡田尊司先生の著書
『過敏で傷つきやすい人たち〜HSPの真実と克服への道〜』

有料記事にしてたけど、やめました〜♫


困られている人たちは、
傷つきやさまざまなものへ過敏をもつ
不安やストレスを感じている時などは、
神経も亢進し、過敏になる。

生得的なものなのか、
一過性なものなのか、
全般性なものなのか、
二次的なものなのか……

過敏を見極めることはとても難しい。

発達障害についても
感覚情報処理の問題から考えることも増えてきている。

感覚情報の処理
感覚
感覚統合
過敏さ

知ることは多いに役立つと思う。

だから、この本を手に取った。
少しでも、過敏についての理解が深まるといいと思う。



【感覚プロファイル】

感覚の過敏を評価する方法として知られているものの一つ。
カタナ・ブラウンとウィニー・ダンが作成。
ダンの感覚処理モデルに基づいたもの。


<ダンの感覚処理モデル>
神経学的な知見と感覚統合理論をベースに作られたもの。
神経学的な閾値と行動反応・自己調節の2元の連続体で
4つのグループに分類される。


感覚プロファイル検査は、
10歳以下(幼児・児童用)と11歳以上(青年・成人用)がある。
正確な判定には、専門医療などで実際に検査が必要。

本では、簡易的な目安となるチェック項目が掲載されています。
(私もやってみました!)


感覚プロファイルと著書の内容についてのまとめ🤗

とても内容が書ききれず、一部の紹介となりますが、
過敏について興味を持っていただけら嬉しいです💕


<4つの因子>

【低登録】


・感覚の閾値が高く、反応が起きにくい傾向
(馴化・受動的行動)

刺激に対し気づきにくい。反応に遅延が見られる。
観察される行動は比較的受動的な場合が多い。

反応が遅く、スイッチの切り替えも悪くなりがち。
気が利かない、てきぱきしていないといった傾向。

過敏な傾向とは、正反対の特性とも思えるが、
両方の傾向が同居することも多い。

味や痛みの感覚、触覚などが鈍かったり
身だしなみの乱れや不潔さに無頓着だったり
冗談がわからなかったり 相手の不快そうな反応に気づかったり
名前を呼ばれたり人が近づいてきているのに気づかなかったり
最初の一言を聞き逃してしまったり 速いテンポの話についていけなかったり
探し物が目の前にあるのに気づかなかったり
案内板に気づかなかったりということが起きやすいと言える。

「過敏で傷つきやすい人たちへ」

(対処戦略例)
「弱い刺激では反応が起きにくいので、強めの刺激となるものを与えた方が、本人にとってわかりやすく反応しやすい」


【感覚探求】


・感覚の閾値が高く、新しい刺激を求める傾向
(馴化・能動的行動)

新奇性探求と呼ばれる遺伝特性と関連が強い。
新し自己を安定させるため,特定の感覚を必要とする状態。
気分の波がある人が多い。

多くの場合は,感覚を求める行動が見られる。
この傾向を持っている人と持っていない人では、
行動の基準や幸福と感じるライフスタイルに大きな違いがある。

「過敏で傷つきやすい人たちへ」

(対処戦略例)
「ただ受け身的に話を聞かせるだけでは退屈してしまう。本人が主体的に体や手を動かすような取り組みをした方が、有意義な体験となりやすい」


【感覚過敏】


・感覚の閾値が低く、刺激に対して受動的に甘受する傾向
(鋭敏化・受動的行動)

感覚が鋭敏なだけでなく、受動的な傾向が加わることで、
余計に苦痛が生じやすくなったり、傷つきやすくなったりする。

感覚過敏な傾向を示しても、年齢によって伴いやすい行動が異なる。
10歳以下の子どもでは、感覚過敏な傾向は、注意散漫や多動を呈しやすく、
課題遂行が妨げられやすいという形で、周囲の大人たちに観察される。
他の子が平気なことを極度に嫌がる、怖がりな傾向、楽しいはずの場面で嘔吐するとか、熱をだすといった、体調の変化となって表れるケースもよく見られる。
つまり、過敏さに伴う不快感というよりも、周囲には行動や体調の問題として受け取られやすい。過敏な子というよりも、落ち着きのない子、注意散漫な子だとか、体が弱い子だと思われる。
10歳を超える頃から、過敏さの表れ方が変わってくる。
過敏さは不快感や苦痛、イライラといった主観的な体験として訴えられるようになる。行動ではなく、感覚や感情の問題として、ようやく浮かび上がってくる。

「過敏で傷つきやすい人たちへ」

(👆まるで、小さな頃の自分のようでした😢)

(対処戦略例)
「神経を消耗から守るためには刺激の量を減らすといった対策」


【感覚回避】


・感覚の閾値が低く、不快な刺激を避けようとして行動する傾向
(鋭敏化・能動的行動)

避けるべきものがはっきりしていて、チャレンジしようとしない。
生活に制約が生まれやすい。
決まったルールや行動パターンを好む傾向とも関係している。
自分の生活を構造化し、きちんと管理することに長けている場合もある。

強い刺激は好まず、刺激量を減らそうと生活環境に気を配る傾向。
人との接触や深い関わりもあまり好まず、距離をとる傾向とも関係している。
不安が高まるような想定外の事態や予定外の出来事は好まず、そうした状況も避けようとする。

「過敏で傷つきやすい人たちへ」

(対処戦略例)
「強制したり無理強いするようなことは敬遠される。選択は本人の自主性に委ね、いつでも離脱できる自由を保障した方が気楽に試してもらえます。不快だと感じたら回避できる自由が、感覚回避が強い人には優先事項」


実際には、このようにクリアカットされ4つに分けられるわけではない。
正反対の傾向が同居したりする。


ちなみ私がチェック項目で出た結果は
「低登録」傾向がかなり強い
「感覚探求」やや傾向がある
「感覚過敏」やや傾向がある(小さな頃なら、強い傾向と思う)
「感覚回避」やや傾向がある

小さな頃の状態も含め考えると
「低登録」と「感覚過敏」の傾向が強くあり
基本的には受動的なタイプ!
だから、外的な刺激のスイッチで、自分を動かすことや心を整えたりいつもしているのだなとともて納得しました✨🤗
他の2因子の傾向がややあることもなんとなくわかります(笑)
因子の強度と全体のバランスがわかり、よい自己理解となった!😊


感覚プロフファイルがわかると、
その人の感覚処理における傾向や直面しやすい困難を予測することができ、
それについてどう対処すればよいのかということを、
神経学的な見地と感覚統合理論から助言することができると話す。

対処戦略についても詳しく書かれている。



◆筆者が開発された「過敏性プロファイル」

「感覚過敏」「馴化抵抗」
「愛着不安」「心の傷」
「身体化」「妄想傾向」
「回避傾向」「低登録」

という内容。

チェック項目があり、
過敏な傾向の程度や性質を知るヒントとなるかもしれません。

感覚プロファイルだけでは判断が難しいため
神経学的過敏性と心理社的過敏性のスコアから
どちらの関与が大きいのかをおよそ把握する上での目安とすることができると話されています。

神経学的過敏性:一般に遺伝要因や生得的要因が強いと考えらているもの。
心理社会的過敏性:養育要因や社会体験、愛着対象との関係などが強く影響していると考えられるもの。

こちらの私の結果は
「感覚過敏」「馴化抵抗」「心の傷」「身体化」の傾向がかなり強い
「愛着不安」「低登録」の傾向はややある
「妄想傾向」「回避傾向」の傾向はあまりない

過敏性のスコアは中等度!
著者の外来患者の平均より高かった(笑)😅

生得的要因とトラウマが絡んでいると考えられるのかな!
興奮しやすく冷めにくり体質の自覚もあるし、
母との関係があまりよくなかったので、その傷つき体験による
複雑性トラウマという感じになるのかな〜

大人には愛着障害とはあまり言わないで
複雑性トラウマといったりする
と言っている精神科医の話を聞いたこともある。
本でも、愛着の傷はトラウマに匹敵とある。



◆過敏性のメカニズムと特性を知る
過敏の特性について詳しく説明されていて、
あるある〜と共感ばかりです!

◆発達障害と感覚処理障害

◆愛着障害と心の傷

◆過敏性が体に表れる

背景をあげながら、過敏性についてとても詳しく説明されています。

◆過敏な人の適応戦略
過敏さとどう付き合うか?具体的に書かれています。

過敏性を持っていても、その人がやりたいことをするのに妨げにならなければ、それほど問題はなく、むしろ、その繊細さや気づきの豊かさを生かすこともできます。

👉刺激は外からだけでなく、自分の頭の中からも生み出される


◆過敏性を克服する
ポジティブ心理学の内容と同じことが書かれているように感じました。

✨幸福は自分で手に入れるもの✨

と、まず書かれています!

具体的には
・肯定的認知を高める方法
・希望のエクササイズ
・親切にするエクササイズ
・感謝するエクササイズ
・許しのエクササイズ
・二分法的認知の克服
など……


第三者の視点をもつことも話されており、
自己実現、well-beingとなるために行っていくものは
同じ所に繋がっていると、ここでも感じた!

やはり幸せを考える
ポジティブ心理学の学びはいいな💕🤗


さらに、安全基地の強化を話されています。

安全基地機能を強化することが、過去の境遇や認知の問題を超えて、過敏性の改善につながる。

⭐️安定した愛着関係を維持し、安全基地を確保できるかどうかは
自分自信の態度や反応が、相手にとって安全基地と感じられているかどうかにかかっている。

(とても大事な部分ですね😊)

<安全基地を安全にするためのワーク>

・あなたにとって、安全基地となっている人は、どなたですか?複数いらっしゃる場合は、一番の支えになってくれている方をお答えください。

・あなたは、その人にとって、安全基地になれていますか?

・あなたの安全基地を、安全なものに保つために、あなたにできることは何ですか?

「過敏で傷つきやすい人へ」


【正しい理解が克服の第一歩】

過敏性がどのようなメカニズムで生まれ、どういう特性があり、
その傾向を抱えた人はどういう感じ方や考え方をしやすく、
どういう思考や行動のワナに陥りやすいか。

「過敏で傷つきやすい人たちへ」

傾向を自分の特性として理解することで、
ある程度、客観視できるようになり、
対処が少しでも容易となることを願います💖

過敏さについてだけでなく
自分について知ることは大切ですね😊
特性を自覚し、理解することが克服の第一歩✨


知りたい内容がたくさん書かれてあり、
延長して借りて読んでいたけれど、熟読したくて購入!🤗


過敏について理解が深められるといいな💕



〜本を読む〜



・・長文をお読みいただきまして、ありがとうございます・・

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