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将棋を指すと、頭がよくなるって本当?

「将棋を指していると、いいことがあるなぁ」

先日読んでいた本に、
たまたま将棋に関することが書いてあった。

それは
ワーキングメモリ
について書かれている章だった。

ワーキングメモリとは、脳の作業領域──
つまり情報を一時的に保持しながら処理する能力のこと。

パソコンでいうところの「メモリ」に相当する部分。

たとえば、5つのことを同時に処理する必要があるとする。

処理できれば問題ないが、できなければオーバーフロー、要はキャパオーバーということになる。

最近の研究では、
人間のワーキングメモリのキャパシティは
「3」前後と言われているらしい。

確かに、同時に6つも7つも何かを頼まれたら
「ちょっとまって」
と言いたくなる。

3つくらいなら、無理なくこなせそうだ。

そして、このワーキングメモリを鍛えるのに、
「ボードゲームがいい」
ということで、将棋のことが少し書かれていた。

先の手を読むことで、ワーキングメモリが活性化されて、
鍛えられていく
、ということだ。

パソコンであればメモリが増設されていくイメージ。

なるほど、確かにそうなんだろう。


自分自身をのことを思いだしてみる。

家族や友人、仕事関係の人と話していて、
物事をあっさり決めるものだから
「もっと考えたらいいのに」
と感じることがけっこうあった。

「色々と考えることが面倒だから『えいっ』と決めるんだ」
と言っていた友人もいた。

「そういうものかな。自分だったらもう少し粘って、よりいい方法を考えたいたけどな」
と思っていた。


小さい頃から将棋を始めて、奨励会に入って、
当たり前のように将棋をやってきた。

研究して、対局して、何千手、何万手を読んで……
知らない間にワーキングメモリは鍛えられてきたのかもしれない。

そういう意味でいうと、難しい詰将棋を解くのは、相当な訓練になるのだろう。
(途中から有料記事ですが、ご興味があれば読んでみてください)


ワーキングメモリを鍛える方法は、
書籍の中で複数紹介されているが、
他に気になったのは
運動」だ。

有酸素運動と筋力トレーニグを組み合わせることで、
その効果は最大化する。

運動は「最強の脳トレ」とも書かれていた。

将棋が「静」なだけに、「動」の要素である運動は取り入れていきたいところ。

やはり、脳と体を使う、このバランスが大切だと思う。


ワーキングメモリを強化していれば、思考力が高まる。
ということは、当然ながら、仕事のパフォーマンスにもいい影響がある。


子どもの頃、土日は将棋道場に通って将棋を指していた。
プロ棋士になる、という目標があった。

周りにいる大人を見て、
「今からプロを目指すわけではないのに、せっかくの休みの日に、なんで将棋を指しに来るんだろう。家でゴロゴロしたくないのかな」
とひそかに思っていた。

でも、今ならわかる。

将棋を指して、ワーキングメモリが強化されて、頭がよくなって、仕事もできる、優秀な人たちだったんだ、と。

たぶん。
いや、絶対。

将棋ってやっぱりいいですね。


今回、読んだ本は下記です。

ワーキングメモリに限らず、仕事や勉強、生活の質を高めるヒントが盛りだくさんでした。
おすすめの書籍です。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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