自分で作った写真集にサインもらってみたら、人生救われた話。後編。
私は、私の好きな人たちが
自分らしく振る舞ってくれることが嬉しいです。
それを表現する手段が写真であるだけで。
でも写真だからこそ、伝えられることもあります。
どうも、たかはしです。
以前書いた『自分で作った写真集にサインもらってみたら、人生救われた話。』の続きです。
前回書いた記事の最後に、フォトブックがあと2冊あることを書きました。
そのうちの1冊にサインを入れてもらってきました。
するとどうでしょう、さらに人生救われるじゃないですか。
今回はそんなお話。
フォトブックをつくる
今回フォトブックを作成した役者さんは武藤彩さん(以下、いろさん)、楪亜紀さん(以下、りはさん)。
お二方とも1年以上のお付き合いになります。
前回と同様、フォトブックはしまうまさんでつくりました。
今回も同じ「文庫サイズ 24P スタンダード」です。
表紙の手触りもいいですし、何よりカバーが綺麗で見栄えがいい!
順調に制作を進めていきます!
24Pって少なくね????再び
するとどうでしょう、またしても写真が納まりきらない。
写真が選びきれない。

前回は200枚ピックアップして苦労したので、反省を活かし1人50枚程度に絞りました。
優秀でしょ?
でも1葉1葉に思い入れがありすぎて選べないのですよ…
しかし経験が生きます。
ページのレイアウトを色々いじることで、どうにか掲載可能枚数を増やせるのです!!
限られたページ数で、役者さんに伝えたいことをのせていきます…
できた
制作した3冊がそろいました!

やっぱ届いたときの感動っていいですね。
作った喜びもですが、お渡しした時のことを想像すると楽しくて仕方ないのです。
さて、作ったからにはお渡ししなければ。
お二人にお渡しして、少しお話しをしてきました。
いろさん「これでいいんだって思えた」
治安悪い撮影をしに行った際、カフェ休憩でお渡ししてきました。
この日の写真は、ポテンシャル高すぎたし私好み過ぎたので、近いうちにnoteでまとめて掲載したくてウズウズしております。
乞うご期待。
いま作品撮りしている方々とは、よくわからない初めましてをしています。
いろさんもその一人で、私の意志を介さず会って早々に撮影をするという行程を組まれ、お互い探り探りでスタートしました。
その初めてのロケ、帰り際。
バッテリーの予備を忘れたせいで残量僅か、もう数枚だけ夜撮影しようと何枚か撮ったのです。
その中の一葉が、いろさんのTwitterアイコンになっている写真です。
カフェで色々思い出しながら話しました。
赤レンガ倉庫のショップで買ったラムネ瓶を片手に。
ストロボ直当てした、治安の悪いカット。
他の方なら笑ってお蔵入りのところ、「これ落書きしてアイコンにしていいですか!?」と来たものですから、私も冗談半分に「いいっすよ!」と。
このシーンがキーでした。
本邦におけるポートレートの役割は、カワイイ女の子がバイトの変わりにしたり、アイドルへのスターダムを駆け上がるための活動だったり。
はたまた女の子の写真を撮りたいカメラマンが、有償で撮りに来たり。
すると、求められる像はアイドル的な写真に偏ります。
しかし役者さんの中には、撮られてみたいけどアイドル売りはしたくない方もいらっしゃいます。
いろさんもその一人で、写真において”万人受けしないけど、治安悪いイメージが好き”という点において悩まれていたそう。
実際に撮影で嫌な思いもされてきたと伺っています。
そこに私が喜んで撮るものですから、ノッてくれたと。
「万人受けしないし、撮りたいと思う人も少なかった。
でも、これでいいんだって思えた」
私にとっては最大級の賛辞でした。
私がしたいのは、相手の「モデルとして、こう写りたい」の探求です。
それを最大限受け止め、表現できていたのですから。
私自身も、いろさんの写る姿が大好きです。
最近は限界ヲタク気味です。
推してるのかもしれない。
言い方を間違えれば性癖に刺さる。
何より、お互い「ここで撮ったら良さそう」という場所のイメージが一緒で、それを実現するのに適したパートナーとして捉えてる、と私は認識していますし、いろさんもそう思ってくれているはず。
1年間を振り返り、私が泣きそうになったのをこらえつつ。
初めてのサイン入りグッズを手にし、大満足で帰りました。
あ、その後花火しようとしたら強風で中止したこと以外は。

とりかわいい
りはさん「私たちの最初の1冊」
続いてりはさん。
りはさんとも初めましてでワタワタしながら撮りました。
しかも私がポートレート2回目のとき、かつカメラ1:モデル4の撮影でした。
さらに場所も悪く、撮影スポットになりそうなところもなく、ロケハンもしてないし、それはそれは苦い思い出です。
そんな状態だった私と、こうして関係が継続しているのも、実は奇跡的なのです。
1年半前のバレンタイン、(私の意志を介さず)企画された撮影会に誘われたりはさんは、参加を迷ったそう。
意を決して撮影会に参加してくださって、結果として続いているのです。
その日来てくださらなかったら、私がポートレートを止めていたかもしれません。
お互い初心者から初めましてしたので、フォトブックをめくると成長を感じられるのです。
「まだ不慣れな時だ」「この日こんな事あった」「この日ポテンシャル高い」みたいな思い出話に花を咲かせます。
何より、いまの作品撮りメンバーのなかで、一番付き合いが長いのです。
それだけ色んな場をこなしてきました。
今ではビジネスパートナーだし、相談役として頼りになる方ですし、撮る撮られる以上の関係でもあります。
これからもいい関係を続けていきたい、そんな願いも込めて「最初の一冊」。

おわりに:他の方でも作ってみたい
長々とご覧いただきありがとうございました。
率直に「作ってよかったな」と達成感に満ちあふれています。
なにより、自分のスタンスが相手とマッチして、撮影を重ねて、一つの形にするのは感動が大きいです。
まだまだ駆け出しの身ですし、大衆受けはしないスタイルで撮っているので、評価を得にくいと感じています。
そんな私の写真を喜んでくれるのですから、嬉しくて仕方ないです。
作ってお渡しした私が、一番うれしく思ってます。
このお三方を撮ってきたからこそ、ご依頼をいただけるまでに至っているのです。
ほんと救われてます。
今年に入ってから、作品撮りメンバーが増えまして。
その方々のフォトブックも作ってみたいなと思い始めてます。
あとは、あの人のも。
帰ってきたら速攻で撮りに行ってフォトブック作るんだ。
逆に「フォトブック作ってみたい」という熱の入った方もいたら嬉しいなと思っています。
大体3回~5回程度の撮影で1冊作れるイメージですし、逆に「この日このコンセプトで撮って1冊に仕上げる」でも面白いかもしれません。
記念品でもOKですし、グッズ販売もご相談に乗らせていただきます。
とにかく、手に取って中を見た時の感動を、一人でも多く味わってもらいたいな、というのが率直な気持ちです。
デジタルな世の中です、物理的に手にできる幸せは特別。
ご興味あれば、ご連絡ください🙏
おまけ:それぞれのコンセプト
3冊それぞれ、いろいろコンセプトを込めて作っています。
ちょびっとだけご紹介させてください🙏
・蒼じゅん「あおいのいろ」

じゅんちゃんとは、青の探求をしてきました。
特に私が彼女を撮るテーマ「遥かなる蒼」をベースに、どんな色で彩ろうかと試行錯誤した記録です。
青は色んな印象を受ける色です。
爽やか、透き通った、若い、不安定。
触れると落ち着くようで、どこか儚くて。
若さゆえに、揺れ動いてしまうこともあります。
そんな青い彼女を、単に「青」ないし「蒼」で形容するのは、いささか言葉が足りていないように思えました。
そこで、彼女が今後作り上げていく自分の色、その第一歩としての「あおいのいろ」を記録として残そうというコンセプトです。
写真は思い入れのあるものをベースに、笑顔あふれる「普段のじゅんちゃん」みたいな写真も加えました。
そして表紙は、私が最初の頃に「蒼じゅんとは」を示した1葉。
思いも思い出も詰め込んだ1冊です。
・武藤彩「いろとりどり」

いろさんと言えば黒。
無彩色です。
しかし闇ではない。
黒は、他の色を際立たせてくれます。
いろさんが存在することで、世界が鮮やかに彩られていくのです。
それは黒だからこそできることで、「いろとりどり」の世界を作ってくれる、そんな存在。
写真の選定基準は「私が好きだから」。
あと「いろさんが特に気に入ってくれた」。
お互い撮影のフィーリングが合うので、そんなイメージで作ればステキに仕上がる、と信じて作りました。
表紙は「ポートレートなんて顔が写ってなくてもいいんですよ」が発動した思い入れのある写真。
彼女の持つ美しさ、儚さ、妖艶さ。
そういった要素をひとまとめにすると、この表紙の1葉に行きつくのです。
・楪亜紀「Memories.」

他のお二方は、名前をもじりました。
りはさんも同様にしたかったのですが、何か違うなと思い悩みます。
時間にして2日間。
撮影以外にもお世話になっていることもあり、特別な思い入れのある方です。
特に昨年、私が命を断つ断たないくらい思い悩んだ時に手を差し伸べてくれたこと含め、恩も思い出も強いです。
振り返った時の、写真以外のエピソードを含めて、「思い出=Memories」がしっくり来るなと。
りはさんの写真の場合、私の撮るスタイルの変化が顕著に表れてるので、振り返ってみても面白く仕上がりました。
掲載した写真の中には、世には出せない過去公演のブロマイドも載せてたり。
けっこう遊び心のある作りにできたかなと思っています。
表紙はタイトルを決めてから選びました。
この撮影の日は私にとって特別でしたし。
本をパラパラめくるのも、Memoriesのタイトルにマッチしていたので、これしかないと決めています。
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それでは。
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