役者ポートレート 役者さん紹介Vol.4|武藤彩さん
どうも、プロレスとか役者さんポートレートを撮っているたかはしです。
前回から間が空いてしまったポートレートモデル紹介の第4弾です!
(第1弾、第2弾、第3弾は各リンクからご覧ください)
今回は、武藤彩さん(以下、いろさん)!
独特な存在感、ぬばたまの黒髪がミステリアスな魅力を作り出している役者さんです。
魅惑の「いろどりワールド」に浸った感覚をご堪能ください。。。
プロフィールらしい何か
日本と猫がすき 役者/被写体
正直、私も詳しいプロフィールを知らないでいます…
でもプロフィールで語れない魅力はたくさん知っているつもりなのでOKなのです!
きっかけ
2021年の5月ごろ。
すったもんだあった舞台の稽古期間中に、「宣材写真を撮り直したいから稽古場で撮って欲しい」というトンでもな仕事の依頼が来まして(私が居ない場で話が進んでたなぁ…)。
その際に宣材を撮らせてもらったのが初めましてでした。
その後撮影にお呼びして撮らせてもらいまして。
撮影の相談をしたときに、「顔が写っていなくてもいい」というオーダーが。
経験の浅かった私には衝撃が強かったですが、確かに撮ってみると作品として成立する力強さがありました。
初めましての時から強いキャラクターを持っているなと思ってはいましたが、写真に写った時の存在感、演技やモデルに対しての考え方など、知れば知るほど「沼にハマる」感覚に陥っていきました。
顔が写っていないポートレート
いろさんを語る上では欠かすことのできないキーワード。
その本質はずーっと考えてきた私のテーマに大きなヒントを与えてくれるものと思っています。


商業的に成立させるなら、透明感を出した顔のアップ、もしくは可愛らしい衣装を着せて撮るのがスタンダードです。
しかし一般大衆にウケることが目的でないのなら、作品として成立することを優先させて、表現手法を研ぎ澄ませる。
そんな内容が秘められている「顔が写っていない」なのかなと思っています。
誤解を招く恐れがあるので弁明しておくと、少なくとも私自身は「ルックスが悪いから顔を写さない」とは全く考えておりません。
いろさんの表情にドギマギさせられることもありますし、その憂いたというか儚げというか、そんな表情に神秘性を感じ取ってもいます。
表情を切り取っても成立するところを、あえて外しても作品として成立させられる力量あっての「顔を写さない」です。
物語のあるポートレートのはじまり
noteの固定記事に「小説のように撮る」という語を書いています。
この構想に至るトリガーは2つあって、1つは演劇のブロマイド撮影、もう1つは1葉の写真です。

いろさんは、この構想をその場で提案してくれました。
全員で相談しながらシチュエーションを想像して、構図とポージングを追い込みながら撮影。
モデル側では、お互いの関係性やシチュエーションを練って。
カメラ側は、その場面を写真に落し込むための構想を練って。
あたかも舞台の演出を付けるかのような時間がそこにありました。
その1葉の過去も未来も想像できてしまう、動的な静止画。
小説を読んでいるような充実感。
そんなイメージを具体化できた、きっかけの写真になりました。
これ以降で同じような感覚に陥るに至れておらず、インプットに対してアウトプットへの考慮が足りていないことを感じています。
しかしその考えに至れるのは、この写真を撮れたからに他ならないです。
この1葉が、私のテーマの第1歩であって、目指すべき指標の1つでもあるのです。
舞台「ルナナナ」
先日、いろさんが出演する舞台「ルナナナ」(主催 To-Riders様)を観劇してきました。
いろさんの稽古風景は見ていたのですが、実際に演技をする場面というのは初めて。
SFチックな世界で、飛び切りミステリアスなオーラを放つ「メルク」。
敵でありながらも、物語の重要なカギを握るキャラクターでした。
演劇の良し悪しに明るくない、でも写真は少し分かる、そんな私の感想は「めっちゃ撮りてぇ…の連発」でした。
もうね、普段放っているオーラが、役に入り込んでいるのと照明が演出を付けてくれて、数倍にも膨れ上がっているのです。
その妖艶さ、立ち振る舞い、目線や指先の動きまで、すべての所作もとい立っているだけでも美術品で。
そこでこう考えました。
「全く同じでなくとも、演出で引き出せる要素があるなら、撮影の中でも何か生み出せるんじゃないか」と。
フォトグラファーは、舞台で言うカメラであり演出家です。
自分の作品を追い求めていく上で、力量次第で新たな作品に仕上げられる可能性を秘めています。
その段階には至れていないません。
原因は撮影中のポージングや立ち位置の指示が足りてないないこと、そして撮ることにいっぱいいっぱいになっているから。
対策を考えて改善していけば、まだ引き出せていない彼女の魅力が引き出せる、そんな可能性を感じられた舞台でした。
これから
まだまだ彼女のすばらしさを世に提示できていないと思っています。
それはひとえに私の力量不足に他ならないです。
モデルは一級品ですので、私がそのレベルに追いつくことを目標にしたいなと思っています。
具体的には、フォトブックとかブロマイドとして販売したり、写真展に出展できる程度の技量まで持っていきたいと。
その一方で、物語のあるポートレートという自分のテリトリーの開拓もしていきたい願望が強いです。
どのモデルさんも欠かすことができないですが、いろさんのアイデアを取り入れることで幅が広がることは間違いないので、一緒に作品作りをしていきたいなと。
2022年に、いろさんがどのような活躍をされるのかまだ分からないのですが、きっとワクワクするような仕掛けをしてくれると思っています。
この記事をご覧になって下さった方も、ぜひ注目してもらいたいです。
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