クオリティーを追求するとはこういうことか!!?【映像回顧録 No.V00003】劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
【映像回顧録 No.V00003】
タイトル: 劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
作品形態: 映画
原作 : 吾峠呼世晴
監督 : 外崎春雄
制作 : ufotable
配給 : 東宝・アニプレックス
鑑賞回数: 1回
1.はじめに
鬼滅の刃については原作で全巻最後まで読んでいる。
なので、ストーリーのついては知っている状態での映画視聴である。
今回の無限城編 第一章は猗窩座再来のタイトル通り猗窩座(あかざ)が主となるストーリーまでの映画化ということなのだろうと推察できる。
鬼滅の刃のアニメシリーズはずっと観ている。
ufotable制作のアニメーションはとにかく映像が美しく、原作へのリスペクトが強いのは感じている。
また、原作で表現しきれない間の繋ぎ方、または埋め方が非常に秀逸である。
実績があるので期待感もある。非常に楽しみである。
2.概要
公式サイトのあらすじはこちら(映画のネタバレはありません)
あらすじ
鬼となった妹・禰󠄀豆子を人間に戻すため鬼狩りの
組織《鬼殺隊》に入った竈門炭治郎。
入隊後、仲間である我妻善逸、嘴平伊之助と共に様々な鬼と戦い、
成長しながら友情や絆を深めていく。
そして炭治郎は《鬼殺隊》最高位の剣士である《柱》と共に戦い、
「無限列車」では炎柱・煉󠄁獄杏寿郎、
「遊郭」では音柱・宇髄天元、「刀鍛冶の里」では、
霞柱・時透無一郎、恋柱・甘露寺蜜璃と共に激闘を繰り広げていった。
その後、来たる鬼との決戦に備えて、
隊士たちと共に《柱》による合同強化訓練《柱稽古》に挑んでいる最中、
《鬼殺隊》の本部である産屋敷邸に現れた鬼舞辻󠄀無惨。お館様の危機に
駆けつけた《柱》たちと炭治郎であったが、
無惨の手によって謎の空間へと落とされてしまう。
炭治郎たちが落下した先、それは鬼の根城≪無限城≫―
”鬼殺隊”と”鬼”の最終決戦の火蓋が切って落とされる。
3.観た感想
なるべく、ストーリーの本筋には触れないように感想を述べる。
正直なファースト・インプレションは「長かった!」である。
アニメで3時間(広告も含めて)の映画はそうそうないと思うが、とにかく長かった。
戦いのシーンだったり、回想シーンだったり、展開が速くて飽きさせないストーリー展開なのだが、尺が長いので、観てる方も疲労困憊する。
特に戦闘シーンは、かなりめまぐるしいスピードで展開するため、目で追うのに必死で、非常に目を酷使する。
ところどころに涙を誘うシーンがあるので、涙腺もたまに崩壊し、いろんな意味で目が崩壊してくる。
映像の作りは、恐ろしいくらいに美しく、鮮やかで、これ以上ない美麗グラフィックのオンパレードである。
また、原作の隙間をうまくつないで、埋めているのでストーリーが切れず、ずっと集中して見れる。ただ、時間的に長いのでたまに集中が切れてしまう。これは映画のせいというより、自分の耐久力の問題である。
無限城編 第一章ということらしいが、無限城編は三部作らしいので、今回は区切りの良い形での終わり方であると個人的には感じた。
人によっては、もう少し先まで見たいという人が少なからずいるであろう、とも思う。
観るのに大変疲れたが、満足のいく内容であった。
ちなみ、シートジャックというシアターだった。
シートジャックとはこういうことらしい。(写真参照)


4.映画詳細
ここからはネタバレも含みます。ご注意ください。
さすがに3時間近くもの長編になるとストーリーを思い返すのも一苦労である。
あらすじはこんな感じである。
あらすじ(第一章 猗窩座再来)
鬼の始祖・鬼舞辻無惨の策略により、鬼殺隊は鬼たちの根城である異空間・無限城へと落とされてしまう。各々が鬼を討伐しながら無惨を探す中、蟲柱・胡蝶しのぶは、実姉にして花柱・胡蝶カナエを殺した張本人である上弦の弐・童磨と、我妻善逸はかつての兄弟子であり、新たな上弦の陸となった獪岳と、竈門炭治郎と水柱・冨岡義勇は、かつて炎柱・煉獄杏寿郎を倒した上弦の参・猗窩座と遭遇し、激しい戦いを繰り広げる。一方、無惨を道連れに自ら妻子と共に邸宅ごと自爆し犠牲となった産屋敷耀哉に代わり、当主を引き継いだその長男・産屋敷輝利哉が戦闘の指揮を取り、鬼殺隊に協力する珠世に付き従う愈史郎の血気術によって、無限城を探索する鎹鴉と視覚を共有しながら、無限城の中に潜む無惨の位置を探索していく。
あらすじの通り、柱稽古編の続編となる。
無限城があまりにも無限な城のため、3Dで理解するのが非常に大変な作業である。頭の中が無限城の作りを理解しようとするだけで、ワーキングメモリー(一時記憶)がオーバーフローを起こす。
せっかくのストーリーが頭に入らないので、途中から無限城を3Dで理解するのをやめた。
鬼殺隊の面々が無限城の床に着地するまではジェットコースターのような映像が続き、床に着地した後は少し、落ち着いてみることができる。
今回の主役は、我妻善逸と胡蝶しのぶと冨岡義勇と竈門炭治郎と、なにより上弦の参・猗窩座であろう。
特に、我妻善逸と元兄弟子の上弦の陸となった獪岳との戦い。
また、冨岡義勇と竈門炭治郎の二人と、上弦の参・猗窩座との戦い。
この二つがメインといっても過言ではないであろう。
自分としては我妻善逸の戦いの映像化を観るのが非常に楽しみだった。
想像以上に、スピード感、躍動感、人間模様、雷の呼吸の型がどれも素晴らしかった。
特に最後の技「漆ノ型 火雷神(ほのいかづちのかみ)」の映像が最高だった!
もちろん、上弦の参・猗窩座との戦闘も美しかった。
特に術式展開、破壊殺・羅針が美しかった!
戦闘シーンがとにかく速いので、キャラを目で追いかけるのが大変だったが、満足のいく映像美だった。
マンガでも充分ワクワクする展開だったが、アニメにすると、なんと映(ば)えることか!
あと、透き通る世界が見える、という描写での身体の透け方がとても美しく、自然であったことが、映像制作の技術の高さを物語っている。
また、最後の猗窩座が人間の狛治(はくじ)だったときの、師範と恋雪(こゆき)との回想シーンではさすがに涙腺が崩壊した。
原作を知っていても、これは泣かずにはいられない!
ufotableさんは、これをあと2本、無限城編を作り、多分、鬼舞辻󠄀無惨との最終決戦編もあるから、それを合わせるとあと映画何本分なのであろうか?
いずれにしろ、最後まで映像化をみたいものである。
ジャパニメーションという文化、サブカルは本当にクオリティーがすごい!
やはり、モノづくりの国、日本である。
個人的な希望を最後に書いておく。
最終回は、大いに制作に関わる人たちの想像力を駆使して、原作者同意のもと、壮大な話に膨らませてほしいと願う!
映像回顧録のバックナンバーはこちら
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