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【通算092|要求AI 09】42タスクの一括実行(前編)——「Run all tasks」を押した夜

Kiroに関するこれまでの記事。

タスクリストの右上にある「Run all tasks」を、ついに押した。ここからは、その実行の一部始終を日誌として書く。うまくいったことも、つまずきも、クレジットの数字も全部残す。これからKiroを試す人の参考になるはずだ。

前提: 経費申請の承認機能。要件8本・設計書433行・15タスク(サブタスク込み42個)。Kiro無料枠(月50クレジット)、ここまでの文書生成で約11クレジット消費済み。

1日目・夜——ボタンを押すと、選択肢が2つ出た

「Run required tasks」(必須のみ・テストはスキップ)と「Run required and optional tasks」(全部)

テストを省いてMVPを急ぐか、テストも全部作るか。今回は検証なので全部を選んだ。

すると——「42 tasks queued across 14 waves」。タスクリスト末尾にあった依存関係グラフは飾りではなく、実行エンジンがそのまま並列実行の計画として使っていた。実行専用のサブエージェントが起動し、tasks.md のチェックボックスが実行中に埋まり始める。文書がそのまま進捗ボードになる。

42タスクを14ウェーブに分けて実行開始。プロジェクトはほぼ空フォルダから

つまずき①——承認の連打、そして20分の沈黙

最初のつまずきは実行そのものではなく、承認だった。Autopilot(自動実行モード)をオフにしていたため、ファイルを1つ作るたびに承認を求められる。「Always allow(常に許可)」を押しても、許可の範囲がファイル単位なので、次のファイルでまた聞かれる。

Always allow の範囲指定。Path がファイル1個単位——42タスク分のファイルには追いつかない

そしてタブを行き来するうちに承認パネルを見落とし、20分間、実行が無言で止まっていた。エラーは出ない。スピナーは回ったまま。気づいた手がかりは「ファイルの更新時刻が動いていない」ことだった。

ここで観念して Autopilot をオンに。以降は自走が始まった。教訓: 一括実行を回すならAutopilotはオン。ただしオンでも、初めて触るフォルダへの書き込みでは承認を求められることがある。

快走——並列実行と、テスト完了の緑マーク

Autopilot後は快走だった。ウェーブ1(3タスク並列)が約1分、ウェーブ2は6タスクを「一度に5つまで」と自分でバッチ分割して消化。タスクごとに TypeScript のコンパイル確認とテスト実行を回し、「All 10 tests pass」「All 12 tests pass」と緑マークが積み上がっていく。

ウェーブ1完了、次の6タスクを並列起動。チェックボックスがライブで埋まる
タスクごとにテストを実行して合格を確認してから次へ進む

設計書の「正確性プロパティ」は fast-check によるプロパティベーステストとして実装され、境界値(49,999円・50,000円・50,001円)まで検証される。エラーが出たときも「これは既存ファイルの問題で、いま作ったファイルのせいではない」と原因を切り分けてから対処していた。

チェックボックスが次々に埋まり、テスト完了の緑マークが積み上がる。仕様書の番号がコードとテストに変わっていく——ここまでは、SDDの約束どおりの光景だった。

この夜、このまま無事に完走したのか。それは次回の日誌に書く。数字だけ先に言えば、無料枠の4割が一晩で消えた

実行タスクの実態(tasks.md):ご参考

今日のまとめ

  • 「Run all tasks」には2つのモードがある。テストをスキップするMVP優先か、全部作るか

  • タスクリスト末尾の依存関係グラフは実行計画そのもの。42タスクが14ウェーブで並列実行され、チェックボックスがライブで埋まる

  • 手動承認は一括実行に向かない。許可がファイル単位のため連打になり、見落とすとエラーなしで止まる。一括実行ならAutopilotをオンに

  • タスクごとにコンパイル確認とテストを回してから次へ進む。品質の担保は本物だった

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#AIエージェント #Kiro #AWS #スペック駆動開発 #要件定義 #実装 #クレジット #システム開発 #SE #生成AI #50代

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