【大学受験】受験エリートと野生育ち
TikTokで「鉄緑会の闇」というショート動画が流れてきて、思わず見入ってしまった。
保護者同士の会話という設定なのだが、要するに、子どもを鉄緑会に入れれば安泰だと思っていたら、そうでもなかった。
東大・京大・上位医学部を目指すなら確かに最強かもしれない。でも、それ以外の大学を受験するなら、むしろベクトルが違いすぎて努力が無駄になる可能性すらあるよ、というストーリー。ああ、なるほどな、と思った。鉄緑会は東大京大用に難問に特化している印象がある。それはつまり汎用性がないとも言える。超上位層なら関係ないのだろう。
医学部専門予備校もきっと同じ。
ものすごくお金と時間をかけても、目指す方向がズレていたら、努力していたとしても、それは努力じゃなくてただの自己満足になってしまう。何のための鉄緑会なのか、わからなくなるが、結局は中にいる人にしか判らない。
子どもの友達に鉄緑会出身の子がいる。
中高一貫校で、中1から高3までずっと通って、さらに英会話学校にも通い、TOEIC800点超え。休みのたびに親のカードで空港ラウンジに入って、一人でヨーロッパを周遊するそう。中高一貫校ということは小学校から中学受験の塾に通っていたことも、想像に難くない。絵に描いたような英才教育。これが受験エリートってやつか、と思う。
親が言うことではないが、その子と比べたら我が子は確実に野生育ちである。
勉強もやるにはやるが、決して真面目なタイプでもない。英会話どころか、日本語力も少しばかり怪しいかもしれない。でも、その分たくましく、生命力がある。そして持ち前のコミュ力と明るさで、そんな子たちと楽しそうに日々を送っている。たまに帰ってきて、色々と話を聞いたりすると「ああ、成長しているな」と感じる瞬間がある。初めての一人暮らし、刺激の多い環境を、子どもなりにちゃんとこなしている気がする。親にとって、子の成長を感じることはこの上ない喜びだ。子の経験を通じて、親が知らない世界の一端を知ることだってできる。こんな幸せがあるんだな、と思える瞬間が至福の時だと思う。
英才教育もすごい。鉄緑会もすごい。でも、それがすべてじゃない。この先も、想像できない未来を見せてくれることを期待している。
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