第147話 弱さを抱えたまま、それでも前を向いた話
教員として働く中でうつ病を経験し、休職・入院・リワークを経て回復の途中にいます。
このnoteでは、うまくいかない日も含めた闘病の記録と、自己肯定感について綴っています。
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弱さを克服してから、
前を向こうと思っていた。
完全に回復してから。
自信がついてから。
もう大丈夫だと思えてから。
それまでは、
前を向く資格がないと思っていた。
でも、いくら待ち続けても、
その時は来ないまま、
私の弱さも消えませんでした。
だから、
弱さを抱えたまま、
前を向くことにしました。
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残っていた弱さ
回復が進んでも、
不安は消えませんでした。
心がしんどい日は、まだまだありました。
自信が持てない日も。
不安が戻ってくる夜も。
死にたいと思う瞬間も。
「私はまだこんなに弱いのか」と思うことが、
何度もありました。
弱さが残っている自分が、
恥ずかしかったです。
だからこそ、思うのは、
もっと強くなってから動き始めたい、
もっと整ってから一歩を踏み出したい、
ということ。
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回復を待つことをやめた
不安が消えるのを待っていたら、
一生待ち続けることになるかもしれない。
なぜなら、
弱さは人間の一部だからです。
完全に強い人間なんて、
世界中どこを探してもいません。
誰もが、何らかの弱さを抱えて生きています。
強く見える人も、弱さを持ちながら動いています。
弱さがなくなってから前を向くのではなく、
弱さを持ったまま前を向くことが、
本当の意味で前に進むことに
つながっているのかもしれない。
そう気づいたとき、少し楽になりました。
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弱さを持ったまま、動き始めた
完全ではないまま、少しずつ動き始めました。
自信がなくても、このnoteを書き続ける。
不安があっても、一歩だけ踏み出す。
しんどい日があっても、翌日また動く。
弱さを持ちながら動くことは、
思ったより可能でした。
むしろ、弱さがあるから
丁寧に動けることがある。
弱さがあるから、
無理をしすぎない加減がわかる。
弱さがあるから、
しんどい人の気持ちがわかる。
弱さは、足を引っ張るものではなく、
自分らしく動くために必要なものでした。
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前を向くとは、どういうことか
前を向くとは、
力強く歩き始めることだと思っていました。
でも違いました。
前を向くとは、
今いる場所から、
少しだけ顔を上げることでした。
走らなくていいです。
大きな一歩でなくていいです。
ただ、顔を上げて、
前がどこにあるかを確認するだけでいいです。
弱さを抱えたまま、顔を上げる。
それだけで、前を向いたことになります。
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128話との繋がり
少し前に、こんなことを書きました。
「弱さを抱えたまま生きていくことが、
私の強さになった」
あの記事を書いたとき、
弱さを「受け入れる」ところまで来ていました。
今は、その先にいます。
弱さを受け入れた上で、
それを持ったまま前を向けるようになりました。
受け入れることと、前を向くことは、
別々のことではありませんでした。
弱さを受け入れたから、前を向けました。
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おわりに
弱さが消えるのを待つことをやめた日から、
動けるようになりました。
弱さを持ったまま動くことが、
むしろ自然なことでした。
強くなってから前を向くのではなく、
弱いままで前を向く。
その順番が、逆だったのかもしれません。
今、弱さが残っていて、
前を向けないと感じていますか。
その弱さが消えるまで、
待たなくていいです。
弱いままで、顔を上げていいんです。
弱いままで、一歩だけ踏み出していいんです。
弱さは、
あなたを止めるためにあるのではありません。
弱さを持ったまま生きることが、
あなたの生き方になります。
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弱さを抱えたまま前を向いた日が、
本当の意味で歩き始めた日でした。

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