第155話 以前の私が聞いたら驚く今の私の一日
教員として働く中でうつ病を経験し、休職・入院・リワークを経て回復の途中にいます。
このnoteでは、うまくいかない日も含めた闘病の記録と、自己肯定感について綴っています。
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以前の私に、今の一日を聞かせたら、
きっと驚くと思います。
「そんな一日で、いいの?」と、
言うかもしれません。
でも今の私は、
この一日がとても気に入っているんです。
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教員として働いていた頃の一日は、
こんな感じでした。
朝6時前に起きて、学校へ向かう。
学校に着いたら、
授業の準備、連絡事項の確認、欠席確認。
教室へ行き、
朝の会、午前の授業、給食まで、
ほぼノンストップ。
昼休みは生徒指導や残りの仕事をして、
午後の授業、帰りの会。
放課後も保護者対応、学年での会議、
その他残業して、夜遅く帰宅。
帰ってからも、翌日の準備。
眠りにつく直前まで、
仕事のことを考えています。
休日も学校へ行くこともしばしば。
頭のどこかにずっと仕事がありました。
それが「充実している」と思っていました。
でも今思うと、
充実していたのではなく、
忙しさに埋もれていただけでした。
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今の私の一日は、
以前とまったく違います。
朝は、目が覚めたら起きます。
時間は決めていません。
体が「起きていい」と感じたら起きます。
たまに妻に半ギレされながら、
起こされることもあります。(笑)
起きたら、まず歯磨き。
急がなくていいので、
テレビのニュースを聞きながら、
窓の外を見ます。
妻の分の朝ごはんを作り、
妻が食べるのを見ながらスキンケアをします。
以前はずっと、
今日の仕事のことを考えていましたが、
今はただ妻が食べている姿を
ぼんやりと眺めることに集中します。
午前中は、体の状態に合わせて動きます。
調子がよければ、少し散歩へ。
調子が普通なら、読書や仕事を。
調子が悪ければ、横になる。
無理はしません。
昼ごはんも、ゆっくり食べます。
午後は、
次の日に投稿したいnote記事を書いたり、
好きなことをしたりします。
病院のリワークに通う日は、
朝から夕方まで病院でゆっくりと過ごします。
夕方から夜にかけて、妻が帰ってきます。
私が晩ご飯を作って、
その日あったことを話しながら、
(ほぼ妻の話を聞くだけですが…笑)
一緒にご飯を食べます。
その時間が、一日の中で一番好きです。
夜は、眠たくなったら眠ります。
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以前の私が今の一日を聞いたら、
こう言うかもしれません。
「それで何を達成したの?」
何も達成していません。
「社会に貢献できているの?」
直接的には、できていないかもしれません。
「それで満足できるの?」
できています。
以前の私には、理解できないと思います。
でも今の私には、わかります。
「何かを達成する一日」より、
「自分が整っている一日」の方が、
ずっと豊かだということを。
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以前の私の一日の目的は、
「成果を出すこと」でした。
今の一日の目的は、
「今日を平和に過ごすこと」です。
すごくシンプルです。
でも、このシンプルさが、
私には合っていました。
成果を出すことを目的にしていた頃は、
成果が出ない日に自分を責めていました。
今日を平和に過ごすことを目的にしていると、
今日を終えるだけで達成です。
最近は毎日、達成できています。
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以前は「丁寧に生きたい」とも思っていました。
以前の「丁寧」は、
一つ一つの仕事を失敗なくこなす、
確実に成果を出すために完璧にする、
と言う意味でした。
でも、今の「丁寧」は、
一つ一つ、その瞬間の、
自分の気持ちを感じることです。
コーヒーの温かさ。
食事の味。
外の空気の変化。
妻の声のトーン。
以前は素通りしていたものに、
今は気づけるようになりました。
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以前の私の一日は、
忙しくて、埋まっていて、
でも何かが足りない状態でした。
今の私の一日は、
静かで、ゆっくりで、
でも十分に満ちています。
どちらが「良い一日」かは、
人によって違うと思います。
でも私にとっては、
今の一日の方が、ずっと自分らしいです。
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あなたの今日は、
どんな一日でしたか。
「何かを達成した一日」でなくても、
「今日を無事に過ごした一日」であれば、
それで十分だと思います。
あなたが今日を生き延びたことは、
立派な達成です。
一日の「良さ」は、
成果の量で決まらなくていいんです。
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以前の私に、今の一日を話してあげたいです。
「こんな素敵な一日が待っているよ」と。

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