第160話 うつになって失ったもの。うつになって得たもの。
教員として働く中でうつ病を経験し、休職・入院・リワークを経て回復の途中にいます。
このnoteでは、うまくいかない日も含めた闘病の記録と、自己肯定感について綴っています。
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うつになって、
私はたくさんのものを失いました。
でも、失った場所の裏側に、
思いがけないものもありました。
今日は、正直に両方を書いてみます。
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【失ったもの】
仕事と肩書き
給与、社会的立場、「先生」と呼ばれること。
仕事が自分の中心だったから、
それがなくなったとき、
自分の輪郭が消えた気がしました。
時間のコントロール感
予定通りに動けない。
朝起きられない日。
何もできないまま夜になる日。
「時間を無駄にしている」という感覚が、
こんなに怖いとは思っていませんでした。
自信
小さなことでもうまくできない。
以前は当たり前にできていたことができない。
「自分はダメだ」という声が、
毎日頭の中に流れていました。
人間関係の一部
連絡が途絶えた人。
疎遠になった関係。
寂しいけれど、現実でした。
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「得たもの」
休む技術
以前の私は、休み方を知りませんでした。
体が休んでいても、頭はフル回転。
うつになって初めて、
本当に休むとはどういうことかを学びました。
この技術は、一生使えます。
自分の声を聞く習慣
「今、どんな状態か」を
自分に聞くようになりました。
以前は、他人の声を優先していた私。
自分の体と心の声が、
一番大切な情報だと知りました。
人の優しさの解像度
「返信しなくていいよ」という一言。
黙って隣にいてくれること。
何も聞かずに食事を作ってくれること。
これらがどれほど価値のあることか、
うつになる前はわかっていませんでした。
本当に大切なものの順番
仕事、成果、評価を失ったとき、
それがなくても続くものが見えました。
妻との時間。
静かな朝。
体が動くこと。
今日も生きていること。
失ったことで、優先順位がはっきりしました。
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仕事を失ったから、
休む技術を得ることができた。
自信を失ったから、
自分の声を聞けるようになった。
人間関係の一部を失ったから、
残った関係の深さを知った。
失うものがあったからこそ、
得られたものもありました。
でも、
「失ったものより得た方が大きかった」とは、
簡単には言えません。
失ったものは、失ったままです。
今、何かを失ったと感じている方はいますか?
仕事、健康、自信、人間関係。
その痛みは、本物だと思います。
反対に、
失ったものの裏側に「得たもの」はありますか?
まだ見えなくても大丈夫です。
でも、もし何か一つでも思い当たるなら、
ぜひコメントで教えてください。
あなたの言葉が、
同じ場所にいる誰かの光になります。

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