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相手は宇宙人じゃなくて、自分と同じ人間だった


こんにちは、ナツです。


今回は前に行った研修での学びを共有したいと思います。
中堅看護士が集まる院外の研修に参加し、
他施設の方たちとお話する機会がありました。
話していて一番盛り上がった(みんなが頭を抱えていた)テーマはこれ。

それが、「新人や後輩との関わり方」です。



「自分が新人だった頃の指導とは全然違う……」
「今の若い子が何を考えているのか、正直よくわからない」


そんな戸惑いの声が、あちこちから聞こえてきました。
私自身も新人教育に携わる中で、同じような壁にぶつかったことがあります。
でも、講義を聞いて、ふと視界が開けたんです。

中堅以上の看護師さんはもちろん、新人看護師さんたちも
「先輩ってこんなこと考えてるんだ!」と思うきっかけになるかと思うので
読んでくれたらうれしいです。
 

レスポンスがないことへの、想像以上の不安


今の若手はいわゆる「Z世代」。
彼らの特徴の一つに、幼い頃からSNSが身近にあり、「いいね」という承認や、
誰かと常に繋がっていることが当たり前の環境で育った、という背景があります。

そんな彼らにとって、「レスポンス(反応)がない」ことは、
私たちが想像する以上に不安なこと
なんだそうです。

振り返り用紙を出してもコメントがない。
報告しても「はい」「わかった」で終わる。

それは決して無視されているわけではないけれど、
彼らにとっては「肯定」も「否定」もされない中ぶらりんな状態で、
「これで良かったのかな?」という不安がどんどん膨らんでしまう。

結果、心理的安全性が失われ、
離職を選んでしまうケースもあるといいます。


相手は「宇宙人」ではなく「同じ人間」


この話を聞いて、私はハッとしました。

「それって、Z世代じゃない私にも思い当たることがあるな」って。
先輩からのコメントがなければ私も不安になるし、
そっけない返事だけだと「何か機嫌悪いのかな?」と勘ぐってしまう。
世代の差はあっても、根っこにある感情は同じだったんです。

「今の若い子は……」と区別して考えるのをやめてみました。

「自分がされて嬉しいことをして、されたら嫌なことをしない。」

そんなコミュニケーションの基本に立ち返るだけで、
若手も、先輩も、もっと言えば患者さんも、
みんな同じ一人の人間として向き合える気がしました。


 中堅看護師だからこそできる「チームの質」の上げ方


もちろん、「優しくする」だけが指導ではありません。
今回学んだのは、「コーチング」や「リフレクション支援」という具体的な技術です。

傾聴:まずは相手の言葉を最後まで聴く。
質問:相手自身が気づけるような問いを投げかける。
承認:小さな変化や努力を見逃さず、言葉にして伝える。


こうした技術を意識的に使うことで、関係の質を上げ、
信頼しあえるチームを作っていく。

それは管理者でも新人でもない、
現場の核である「中堅看護師」の私だからこそできる、一番大切な役割なのだと感じました。


おわりに:自部署の「当たり前」は、実は宝物だった


今回の研修はコロナ禍だったので
例年よりグループワークは少なめでした。

でも、他施設の方々と悩みやキャリアを語り合えたことは、
私にとって何よりの刺激になりました。
そして、外の世界を知ったことで、最大の再発見がありました。

講義で「理想の職場環境」の話を聞くたびに、
「あれ? うちの病棟、これできてるやん!」
「私のメンバー、最高やん!」

と気づく瞬間が何度もあったんです。

当たり前だと思っていた今の環境やメンバーが、
実はとても恵まれていて、
温かいものだったということ。

それに気づけただけで、大きな意味がありました。


忙しいと、身近にある幸せを見落としがち。
でも、一歩外へ出てみると、
自分の居場所の温かさに気づける。

「明日からまた、このチームで頑張ろう」
そう思えたら、それで今日は十分。


改めましてこんにちは、ナツです。
このnoteを見つけてくださってありがとうございます。
私は12年目の看護師です。
呼吸器内科・呼吸器外科・コロナ病棟・外来などを経験して、
今は育休中に、看護師向けのGPTを作っています。
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