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気ままな長電話から発生した、新プロジェクト

スペースに来てくれた皆さま!ありがとうございました!
前の企画で投稿していただいた小説内容は1時間で語り切り、次の企画の質問内容と、参加者さんが多いようなので文フリ東京の話の1時間30分でスペースは終了しました!

と、皆さんに声かけをして、その後はかし子嬢(以下・かし子)とスペースを利用して5時間も長電話してました。

アーカイブを聞く人は最初の1時間〜1時間30分でだけ聞いてください!
私のXか、かし子もポストしてくれてます。

コメントやリアクション、励みになります。いつも気が付いてないけど後で確認してます!
お付き合いしてくれた皆さん、ありがとうございました!

1時間半後、皆さんが寝静まった頃(1人途中で復活)私はかし子の小説の登場人物、信夫の苦悩を聞いていた。


信夫を幸せにしてください!

かし子は狼狽した。
「私にはどうしてもこいつを幸せにしてやれない!」

ほんで「信夫って誰やねん?」な人にまずは簡単に私目線で説明をさせていただきます。


市媛いちひめ 信夫しのぶ」(以下・信夫のぶお)かし子の書くBLコメディ小説内でストーリーテラー的な重要な役割を担っている重要人物である。
私が主催する個人企画の中では主役級である。

突如始まる顔はいいけど性格はなんだかアレな登場人物達が繰り出す、常軌を逸するまではいかないが、もう一押しで逸脱できる言動に、ひたすらツッコミを入れたり軌道修正をしてくれる親切で純朴な人物、

と見せかけて。

脳内では優しく正当化しつつ後半は諦め、ついになぁなぁに現場をやり過ごす大学生である。(全てなみさんの印象)
見た目に関しては「顔は悪くない」の吹けば飛ぶような印象しかなく詳しく聞いてみた。

「信夫は伝説の恋愛趣味レーションゲーム「ときメモの主人公」です」

ときメモの主人公と言えば、操縦するプレイヤーの分身。
ゲーム内で可愛い女の子と恋愛をするマルコビッチの穴と化した概念主人公であり、性格は共通して平凡、鈍感。
初期ビジュアルは長い前髪で顔を隠されている。

なるほど、それならハッキリしなくて仕方ない!と、感心している場合ではない。

小説の登場人物に絶対に細かい顔立ちなどの設定が必要か?と問われると必須ではないが、BLを筆頭に特に恋愛要素の強い小説は詳細に書き込まれている事が多い。
かし子が投稿してくれる他の小説ではBL要素を汲めるが、信夫を主人公にした話は皆無とまではいかないが、BL要素が激減する。

かし子もBL小説の企画に投稿しておきながら「この小説はBLなのか?そこに発展するのか?」疑問を抱き続けているらしい。

「私にも信夫がよく分からない」

そもそも信夫は、かし子が文フリやエブリスタでメインで執筆している不穏小説(安易に人が死ぬからミステリーに格付け)での出没は通行人A程度。メインの登場人物の市媛いちひめ 遥夏はるかの異母兄弟という設定だ。

だが、私が主催する企画のBL小説内では、メインの彼等の自由な言動と制御役を担い、読者目線で物語を進行する特殊任務を請け負う重要人物。

驚くほどポッと出のキャラクターには少々荷が重い気がするが、この関係は私に伝説のマンガ『キン肉マン・7人の悪魔超人編』に出てくる最強の出オチキャラ「プリプリマン」を彷彿させた。

プリプリマンはその奇異なビジュアルから当初は「こいつが黒幕では?」と読者を騒がせながらも、たった一コマのみの出演に留まる大番狂わせで読者をもう一度騒がせた伝説の悪魔超人である。
そして続編の「キン肉マンⅡ世」に堂々の再度登場!

だから何?と言われたら…すごいですね!と語彙を濁すしかないが、たった一コマの出演で読者の予想を大きく覆し確かな爪痕を残して次回作に繋げた、カルト的人気の持ち主であるのは確かである。

かし子と信夫の関係性は、キン肉マンにおけるプリプリマンと作者の関係に近い気がしてならん。

いい例えかもしれん。
よし、とこのまま話を展開しようと思ったが一応これはBLの話だった。

令和の子供なら「大人のお尻探偵」と言いそうなビジュアルのプリプリマンに例えていたら、いつか信夫のファンにキン肉バスターをお見舞いされても文句が言えない。

首折り、背骨折り、股裂きの同時技の恐怖に怯え、慌てて伝説のゴシック小説に置き換えた。

フランケンかし子と哀れなモンスター・信夫

信夫とかし子の関係は生命の謎を解き明かし、自在に操りたい野心に取り憑かれた科学者、フランケンシュタインが作った悲しきモンスターに程近い。

この物語は「死体から命を作る」人としての禁忌を犯して神の領域に踏み込んでしまった科学者フランケンシュタインと、生みの親に見捨てられ、逃げ込んだ街でも迫害を受け、人間に憎悪を抱き復讐を誓った悲しいモンスターが、孤独の中で自己の存在を問い続ける物語である。

フランケンシュタインのモンスターは“優れた人間の心と体力、そして知性を持っていたが容姿は極めて醜い“とされている。
守備はいいが、バッティングはイマイチな悲しいモンスター。

信夫も身長180cmと日本の成人男子の平均より大きめの体を持ち、大学で民俗学を専攻する知性を持ち合わせている。
見た目は「ときメモの主人公」程度の吹けば飛ぶような描写の悲しいストーリーテラー。

ルッキズムに関して敏感な昨今だが、やはりBLと言えば美しい男性同士の恋愛描写があってなんぼである。

それを証拠に信夫には「久我くが先生」という、細やかに作り込まれた美しい容姿と設定の標準装備を兼ね備えた相手役がいる。

これで本当に信夫がときメモ主人公のノリなら、プレイヤーのかし子の腕と判断と少しの経験と勇気でくっつき、BLも成立!めでたしめでたし!
のはずだが…

かし子と信夫には決定的に足りないものがあった。

生みの親である作者かし子の「信夫の解像度」である。

低い、あまりにも低い。
そもそも見た目だけの問題ではなかった。

何十分ねばって聞いても、信夫の設定や情報はトレーディングカードサイズのメモに書いて余る程度。
「お腹が強くて真面目」のワードが河原の石くらいゴロゴロした情報しか徴収できなかった。

逆にここまでの解像度の人物設定の奴をよくメインキャラにして話を展開したな?
これは確かな作者の筆力であり感服に値する。

だが、読者と作者の間には深くて長い川がある。
生みの苦労に耐えかねたかし子は、伝説の女芸人・島田珠代さんの持ちネタ「男なんてシャボン玉〜」と同じテンションで信夫の著作権を突然放棄した。

「誰か信夫を幸せにしてやって〜」

自分が生み出した信夫から「俺達の信夫」に格上げだか格下げだか分からん宣言。

斯くして信夫はフリー素材になって持て余した作者かし子の手から離れてしまった!

まずい。

このままでは愛を知らない信夫が孤独の中で自己の存在を問い続けるモンスターになり、かし子に復讐を企ててしまう!

だが、かし子とて本当に信夫の全てを見捨てたわけではなかった。

信夫は私のBL小説企画内では人気のあるキャラだ、ファンもついた。

もしかしたら解像度を上げ、キャラを確立させると「お腹が強い信夫」から「金の卵を産む信夫」に華麗なる転身を遂げ、久我センとワンチャン❤︎確固たるBLになるかも知れない!

かし子本人も「絵師さんにキャラデザとか頼もうかな」と浮ついた本腰で課金を企てている。

それならば、まずはガバガバからスカスカくらいの人格を作り、信夫が幸せになる道を探そう。
こうして「俺達の信夫プロジェクト」が動き始めたのだ。←イマココ

第一弾として、かし子との会話中のトレカサイズのメモでまず信夫をプロファイリングしてみた。

次回記事にて、そこから読み取った70%予想の信夫、題して「70%の俺達の信夫」を紐解いていこうと思う。

・次の記事:70%俺達の信夫

・小説記事:70%の信夫で小説を書いてみた

・まとめ記事:ありがとう、俺達の信夫

なお、そんな信夫が大活躍している小説はnote内で。
それ以外のイケメンが不穏パラダイスしている小説はエブリスタもしくは文フリ東京で購入出来るよ!
冒頭にあるかし子のnoteから探してください🗽

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