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YouTube動画等(気候変動関連) :科学者動画(2)ーー気候変動の危険性、過小評価等


メモ:

  • (以下の記事は、オリジナルサイトからの抜粋です。より詳細な動画まとめは、リンク先をご参照ください。)

オリジナルサイト(PC閲覧推奨):





この記事では、科学者が気候変動の危険性、過小評価等について説明している動画を紹介します。

動画(気候変動の危険性、過小評価等)

🟡 日本語字幕も使えます。(「字幕→自動翻訳→日本語」+字幕ON) 🟡


1. The Anthropocene: Where on Earth are we Going? (Full) (2021/04/15)

  • 故ウィル・ステッフェン氏による、人新世(Anthropocene)、転換点(Tipping Points)連鎖からの温室地球移行リスク、などについての解説動画です。

  • 非常にクリアな説明で、一度は見ておくべき動画ではないかと思います。

Geminiによる要約:

  • この講演は、人類活動が地球システムを支配するようになった「人新世(Anthropocene)」という新たな地質時代について論じています [01:13]。

  • 特に1950年代半ば以降の人口・経済活動の急増(大加速)が、気候変動や生物多様性の喪失など、地球環境を完新世の安定状態から大きく逸脱させています [04:50]。

  • 現在の変化の速度は前例がなく、地球システムの不可逆的な「転換点(Tipping Points)」を超えるリスクがあり、人類は「安定化した地球(Stabilized Earth)」への方向転換を迫られています [24:44]。



2. The Future of Sea Level Rise - Prof. Peter Wadhams (2025/01/23)

  • ピーター・ワダムズ教授(英国オックスフォード大学海洋物理学:海氷研究の第一人者)による、気候変動の解説動画です。

  • 少し長いですが、多くの重要な論点について触れられており、一度は見ておくべき動画ではないかと思います。

  • 気候システムの変化が「指数的」な性質を持つことや、IPCC報告や政府が「気候変動の深刻な情報を隠蔽」する傾向があることなど、「本質的だがあまり語られていない」内容について率直に語られています。

Geminiによる要約:

  • 北極圏は世界の他の地域よりも非常に速く温暖化しており、海氷の消失がアルベド・フィードバックなどを引き起こすことで、地球温暖化をさらに加速させています [01:40], [03:20]。

  • グリーンランドなどの氷床融解により、海面上昇は指数関数的な加速を見せており、沿岸都市や貧しい国々にとって壊滅的な脅威となっています [04:02], [11:46]。

  • さらに、海底永久凍土からのメタン放出や、ジェット気流の減速による異常気象の激化など、海氷減少に起因する世界的で深刻な影響がすでに起こり始めています [05:02], [06:39]。



3. Johan Rockström interview | Planetary boundaries, 'negative emissions', mitigation models & fairness (2023/09/11)

  • ケビン・アンダーソン教授による、ヨハン・ロックストローム教授へのインタビュー動画です。

  • 実に重要な話をしています。

  • 単にティッピングポイントを説明しているのみでなく、その見積もりの現状、多くがモデルに含まれない(ティッピングポイント影響や各種バッファの変化影響等)ため予測より上振れの可能性がある事(というよりほぼ確実でしょう)、IPCCの削減予測が炭素回収技術等による未確定の技術を大幅に盛り込んで甘い見積もりになっている事、などなど、聞き逃す訳にはいかない重要な話が続きます。

  • それにしても、科学界の姿勢には問題が多すぎますね。
    (重大な背叛行為を、ナチュラルに行ってしまっている)
    結局のところ「現状維持バイアス」に支配されてしまっている、ということでしょうが、そのようなもので地球環境を崖から突き落とされては、たまったものではありません。

  • 少なくとも、患者(市民)に「ガンである」とちゃんと告知する勇気を持って欲しいものだと思います。
    その先、どうするかは患者(市民)が意思決定すべき事であるはずです。
    「ガンである」のに、安心させるために「ガンではなさそうだ」と言われてしまえば、「自分の将来を自分で決定する権利」を奪われてしまう事になります。

Geminiによる要約:

  • 地球システムを制御するプラネタリー・バウンダリーの概念に基づき、地球温暖化によりグリーンランド氷床など4つの主要なティッピング・エレメントが1.5℃で閾値を超えるリスクがあり、IPCCの炭素バジェットはこれらのリスクを十分に反映していないと警鐘を鳴らしています [06:45:00]。

  • 1.5℃目標達成のモデルは、非現実的な速度での排出削減に加え、商業化が未熟で実現可能性に疑問が残るネガティブエミッション技術(NETs)への過度な依存を前提としており、これまでの行動の遅れが原因だと指摘されています [31:37:00]。

  • 排出量の大部分を占める富裕層(最も裕福な1%が世界の排出量の70%以上)に焦点を当てた、緩和策における公平性の視点が欠けていることが、気候変動対策を進める上での大きな課題として挙げられています [44:09:00]。



4. Emerging climate risks (COP26 2021) - Johan Rockström (2022/04/01)

  •  ヨハン・ロックストローム教授による、ティッピング・ポイントのリスク、パリ協定の目標達成に必要な条件等、の説明動画です。

  • 動画の真ん中やや後ろあたりで出てくる、パリ協定目標達成へのロードマップ図がかなりやばいです。

  • ケビン・アンダーソン教授が「ネットゼロは詐欺だ」と厳しく批判している様に、将来に渡り膨大な量のカーボンシンクが想定されており、「あり得ない」楽観的想定となっている事が分かります。(どうすんだこれ・・誰がこれを許したんでしょうか?)

Geminiによる要約:

  • 気候変動の緊急性: 科学的知見が増す中、世界の排出削減目標では2.7°Cの温暖化経路を進んでおり、これは地球が過去数百万年にわたり経験していない水準であり、1.5°C目標達成の重要性が改めて強調されています。

  • ティッピング・ポイントのリスク増大: 大規模で不可逆的な変化をもたらす「ティッピング・ポイント(転換点)」を超えるリスクは、20年前の予測(5〜6°C)よりも遥かに低い温度(約2°C)で起こる可能性があり、グリーンランド氷床など複数のシステム間の相互作用(連鎖反応)が懸念されています。

  • 脱炭素化を超えた対策の必要性: パリ協定の目標を達成するには、エネルギーシステムの脱炭素化だけでなく、自然のままの生態系が持つ炭素吸収源としての機能を保全することが極めて重要であり、地球システム全体を対象とした統合的なガバナンスを構築する必要があると述べています。



5. Climate Change: What to Know/What to Do with Climate Scientist JAMES HANSEN (2023/12/18)

  • 少し長い動画ですが、興味深い話が多く含まれている対話です。(気候科学者ジェームズ・ハンセン博士との対談動画)

  • 大気中の温室効果ガス倍増に対する温度変化である、気候感度が、IPCC等の予測(3度)よりはるかに大きい(4.8度)可能性があるとしており、結果として温度上昇は大きく加速している、ということです。

  • それを前提とすると、排出削減が急務であることは勿論のこと、それでは済まず、近い将来ジオエンジニアリング等も導入せざるを得ない事態に追い込まれる事になる、という結論になります。

  • ジオエンジニアリングは諸刃の剣なので、そこからの世界は混乱に満ちた世界となっていくことが想像されますが、黙って滅びるわけにもいかないという状況下では、そうも言ってられない、という事になるでしょう。

Geminiによる要約:

  • 気候科学者ジェームズ・ハンセン博士は、温暖化が危険なほど加速しており、早急な「意図的な行動」がなければ2℃上昇の限界を超える見込みだと警告しています ([09:59])。

  • 博士は、気候感度とエアロゾル冷却に関する新しいデータに基づき、現状のままでは沿岸都市の喪失など非常に危険な結果につながるとしています ([01:12:12])。

  • 解決策として、化石燃料を段階的に廃止するための炭素手数料と配当の導入と、特別利益団体の影響を排除する政治システムの変革が不可欠であると強く訴えています ([01:49:11])。



6. Global Warming Has Accelerated Significantly (2025/06/11)

  • 気候システム科学者のポール・ベックウィズ氏が、「温暖化が加速している」という、最近の論文(プレプリント)の解説をしている動画です。

  • これは、かなりまずいですね。
    明らかに、指数的加速領域に入りつつありますね・・。
    (既知の影響を除外した補正後のグラフは、明らかに非線形加速を示しています。それにも関わらず「線形の予測」をしたものが表の予測値という事ですが、これ以上保守的な予測は無いと言って良いくらいでしょう)

  • 非線形効果(ティッピングポイント影響等)も含めれば、2050年で+3度以上(社会崩壊)、2100年で+6~7度(ジ・エンド)、など十分あり得そうです。

  • いよいよ、カウントダウンの始まりでしょうか。
    軟着陸のために残された時間は、あとどれだけでしょうか。
    (そしてそもそも、軟着陸は可能なのでしょうか?)

Geminiによる要約:

  • プレプリント論文に基づき、地球温暖化が大幅に加速していることが解説されています。

  • 自然変動要因(ENSO、火山活動、太陽活動)を除外した分析により、2015年以降の温暖化速度が以前の2倍以上(約0.43℃/10年)に上昇していることが統計的に示されました。

  • この加速傾向を線形外挿すると、パリ協定の目標である1.5℃の閾値は2026年後半までに、2.0℃の閾値は2037年頃までに突破されると予測し、気候危機の深刻さが強調されています。



7. Earth Climate System: Terrible Trajectories to Hothouse (2018/08/12)

  • 気候システム科学者のポール・ベックウィズ氏が、ホットハウスアース(文明の終焉)へと移行する可能性について説明している動画です。(少し古い動画ですが、この時点で既に分かっている事が、いかに周知されて来なかったのか、と思わされます)

  • 極端な想定と思われるかもしれませんが、現実に得られている材料を積み上げれば、十分ありうるのではないかと感じられます。

  • とにかく、IPCC等の予測は保守的すぎ、またティッピングポイント効果も殆ど含まれていないため、このレベルのリスク想定に立ったアクションが必要であることは間違いないでしょう。

Geminiによる要約:

  • ティッピングポイントの分類と具体例: 気候の臨界点は、氷床・氷河(クリオスフィア)、大気・海洋の循環パターン、生物圏の3つに分類され、北極海の海氷喪失、グリーンランド氷床の融解加速、メタンハイドレートの放出、熱塩循環の停止などが挙げられます [00:21]。

  • 臨界点の連鎖と急激な変化: 一つの臨界点を超えると、それが別の臨界点を誘発し、気候変動を加速させる「カスケード(連鎖的)フィードバック」が起こり、地球システムが過去に例のない新たな状態に移行するリスクがあります [09:16]。

  • 観測と対策の必要性: 気候モデルは過去の温暖な気候変動を過小評価する傾向があるため、モデルよりも観測や過去の記録を重視すべきであり、北極海の海氷喪失という緊急事態を回避するため、排出削減と並行してソーラー・ラディエーション・マネジメント(太陽放射管理)といった対策を講じる必要があると述べています [13:50]。



8. Professor Jason Box - Atmospheric River Rapids + why next year will be worse + what can we do? (2023/07/31)

  • 気候科学者ジェイソン・ボックス教授の対談動画です。

  • 気候モデルが既知の事実をも十分に反映しておらず、現実を再現するものではない、ということが、よく分かる動画です。

  • 現在の情報すら十分に取り込めていない状態で、さらに「未知の現象」が多発し、相互作用する事になる遠い将来の予測などは、殆ど不可能に近い、ということが想像できるのではないかと思います。

  • そのようなもので「将来の予測ができる」と考えること自体が、神を忘れた人類の奢りを表しているようにも感じられます。(一つのツール、参考値として利用する分には反対ではありません)

  • 致命的な間違いへと至らないと良いのですが。

Geminiによる要約:

  • グリーンランドにおける新たな現象(大気の急流)の発見: ジェイソン・ボックス教授は、グリーンランドの氷床で雪ではなく雨を降らせる「大気の急流(Atmospheric River Rapids)」という集中的な豪雨現象を確認しました [01:07]。

  • 氷床の融解加速メカニズム: この現象による大量の雨水は、水の重さによる水圧で氷を破砕(水圧破砕)し、氷床の流動を速めるなど、既存のIPCCモデルには含まれていないメカニズムで氷床融解を加速させています [05:10]。

  • 気候変動の加速と対策: 今年の記録的な猛暑とそれに伴う洪水や干ばつは、エルニーニョ現象なども重なり気象システムが「超強力化」しているためであり、この混乱を抑えるには、世界的に可及的速やかに化石燃料の排出をネットゼロにすることが求められています [11:41]。



9. Greenland ice melt - why climate communication is conservative - personal story (2022/03/28)

  • 気候科学者ジェイソン・ボックス教授による説明です。

  • 気候モデルに組み込まれていない多くの要素が、実際には氷の融解を加速させている、という事を説明している動画です。

  • 氷の融解は一例であり、複雑な地球環境の変化を、コンピュータ上のモデルで再現できるとは、考えない方が良いかもしれませんね。

  • 気候モデルの予測はあくまでも一つの「参考値」程度の扱いに留め、それ以外のデータや、統計的な予測など、複数の角度からの危機管理を行う必要があるのではと感じます。

Geminiによる要約:

  • 気候モデルの限界とグリーンランド融解の加速: グリーンランド氷床の融解は、水の流れによる内部加熱や、温かい大西洋水による海底からの強制対流融解など、多くの非線形プロセスによってモデル予測よりもはるかに速く進行していますが、これらの要因は既存の気候モデルには組み込まれていません [06:15]、[06:51]、[08:35]。

  • IPCC報告書の抑制: 著者である研究者は、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の政策決定者向け要約報告書が、サウジアラビアやロシアなどの石油国家を含む全署名国の合意が必要なため、最高レベルで内容が弱められたり抑制されたりする(blunted/muted)と指摘しています [00:52]。

  • 北極温暖化が異常気象を誘発: 世界の3倍の速さで進む北極温暖化は、寒帯と温帯を隔てるジェット気流を弱体化・蛇行させ、その結果、天候が特定のパターンに「スタック」しやすくなり、世界各地で長期的な干ばつや洪水といった異常気象が引き起こされています [10:12]、[16:29]。



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