見出し画像

YouTube動画等(気候変動関連) :ティッピングポイント、AMOC


メモ:

  • (以下の記事は、オリジナルサイトからの抜粋です。より詳細な動画まとめは、リンク先をご参照ください。)

オリジナルサイト(PC閲覧推奨):





この記事では、ティッピングポイントやAMOCについて解説している動画を紹介します。

動画(ティッピングポイント、AMOC)

🟡 日本語字幕も使えます。(「字幕→自動翻訳→日本語」+字幕ON) 🟡


1. What Will Earth Look Like When These 6 Tipping Points Hit?(2022/09/07)

  • 2022年と少し古い情報ですが、年々ティッピング閾値の評価が厳しくなっているほかは、大筋は変わっていないでしょう。

  • 現在、危機に晒されている、6つのティッピングポイントをそれぞれ説明しています。ティッピングポイントそれぞれについては詳しくはなく、コンパクトな説明ですが、ざっと見渡すのに良い動画だと思います。

  • それぞれ単独の評価が中心ですが、おそらく挙動はかなり密接に関連し合っているので、実際には連動して起こる可能性が高いのではないかと思います。(想定温度より手前でも巻き込まれて発動する可能性)

  • アマゾン熱帯雨林等は、森林面積喪失と重なる事で、前倒し(+1.5度付近)となりそうな情勢のようです。

  • AMOC崩壊は、今世紀中頃の予測も出ているようです。

到達の危機:

  • グリーンランド氷床の融解(+1.5度):海水温度上昇で融解 → 太陽光反射の低下で温暖化加速、海面上昇

  • AMOCの停止(または減少)(+2度):世界の気候パターンが極端に変わる(例:ヨーロッパは小氷河期へ)

  • モンスーンの変調(+2~3度):食料問題(10億人規模) → 移住問題

  • アマゾン熱帯雨林(+2~3度):モンスーン変調が影響、乾燥により木が枯れる → 雨のサイクルが弱まり自己縮小サイクルへ、CO2吸収から排出源へ

  • 南極氷床の融解(+1.5度):「海水温度上昇 → 氷河消失」が自己加速サイクルへ、海面上昇

  • 永久凍土の融解(+1.5度):融解により有機物分解、熱発生により自己加速サイクルへ → 閉じ込められていたCO2、メタンの放出

既に到達:

  • 珊瑚礁の死滅:関連生態系の喪失



2. Climate Extremes (Full Documentary)(2024/10/25)

  • 50分程度と少し長い動画ですが、Tipping pointsの意味するところについて、複数の科学者達が何とか分かりやすく伝えようと努力してくれていて、見る価値のある動画ではないかと思います。

  • 少しの気温上昇ごとに非線形変化のリスクは急速に増大することになるため、いかにそのリスクを減らすことができるか、というのが、気候変動との戦いにおけるメインテーマ、ということだと思います。
    気候変動においては、非線形変化こそが真の脅威である、ということが、少しは伝わる動画になっているのではないでしょうか。

  • 動画最後の方で、「AMOCの崩壊は今世紀中には5%位の確率」と話していますが、最近の研究では、今世紀中に崩壊することはほぼ確実、と前倒しになっているものも出ているようです。(今世紀半ばくらいの可能性が高いとされているようです)



3. The scariest climate science paper I've ever read?(2022/09/19)

  • ティッピングポイントについての、大変わかりやすい説明です。

  • IPCC等のモデル予測に、これらの影響がほぼ含まれていない事は、それ自体が大変危険な事ではないかと思います。

  • すなわち、現実よりも遥かに「控えめ」な予測になっているという事であり、それも「指数関数的な影響」(クリティカル)が抜けている状態で、それらが現状政策の前提になっている、という事です。

  • 要するに、そのまま行けば、ほぼ確実にクラッシュする、という話ではないかと思います。
    それを、指を咥えて見ているしかないのだとすれば、(タイトルの通り)恐ろしくないはずがありません。

Geminiによる要約:

この動画は、気候科学において「ティッピング・ポイント(臨界点)」がいかに差し迫った脅威であるかを解説したものです。

  • ティッピング・ポイントの深刻化: 2008年の研究では9つだった主要な臨界要素が最新の研究では16に増え、そのうち5つ(グリーンランド氷床の崩壊やサンゴ礁の死滅など)は、既に現在の温暖化レベルで引き起こされる可能性がある段階に達しています [04:58]。

  • 不可逆的な連鎖反応: 一度臨界点を超えると、たとえその後に人間の活動による温室効果ガスの排出を止めたとしても、環境の変化は自己増殖的に進み、数十年から数千年かけて元に戻せない壊滅的な状態へと移行し続けます [05:43]。

  • 残されたわずかな猶予: 人類が地球の気候をコントロールできる時間は限られており、たとえ0.1度の差であっても温暖化を抑制し、取り返しのつかない破滅的な事態を避けるために今すぐ行動を起こす必要があります [08:27]。



4. Is Earth's Largest Heat Transfer Really Shutting Down?(2023/08/23)

  • 大西洋子午線循環(AMOC)の減速に関する、分かりやすい説明です。

Geminiによる要約:

  • AMOC(大西洋南北熱塩循環)の減速: 地球最大の熱輸送システムの一つであるAMOCが、グリーンランドの氷床融解などによる北大西洋の淡水化により、過去1000年で最も遅い速度で流れています [04:10]。

  • 「コールド・ブロブ」の出現: AMOCの減速によって熱帯からの熱輸送が減った結果、グリーンランド沖の北大西洋に、地球上で数少ない冷温域である「コールド・ブロブ」(冷たい塊)が出現しており、これはAMOC崩壊の警告信号と見なされています [00:38]、[02:51]。

  • 崩壊の深刻な影響と高まるリスク: AMOCが崩壊した場合、北半球の深刻な寒冷化、極端な気象の増加、モンスーンシステムの変動、北米東海岸沿いの最大1メートルに及ぶ海面上昇、および海洋による二酸化炭素吸収能力の低下など、甚大な影響が予測されています [07:32]。近年の研究では、この崩壊が今世紀半ばまでに起こる可能性が以前考えられていたよりも高いことが示唆されています [01:30]、[10:31]。



5. 他の国が温暖化する一方で、ヨーロッパが凍りつく理由(2024/11/27)

  • AMOCの崩壊について、コンパクトに説明してくれている動画です。

  • 一通り知っておくべきことが網羅されており、分かりやすい説明なのではないかと思います。

Geminiによる要約:

  • メキシコ湾流とAMOC(大西洋南北熱塩循環)の役割: ヨーロッパの温暖な気候は、熱帯の熱を運ぶメキシコ湾流と、それを増幅させる大規模な海洋コンベヤーベルトであるAMOC(アモック)によって支えられています [01:00]、[01:35]。

  • 崩壊の主な原因と兆候: 地球温暖化によるグリーンランド氷床の融解水が北大西洋の海水を薄め、AMOCの循環を弱めており、この循環は過去1000年で最も弱い状態にあります [05:12]、[05:49]。

  • 崩壊の影響: AMOCが崩壊すると、ヨーロッパはカナダやメイン州と同じ緯度にもかかわらず、それらの地域と同程度の寒冷で厳しい冬に直面し、農業や食料供給に壊滅的な影響を及ぼす可能性があります [07:05]、[07:55]。



6. Is the Atlantic Ocean circulation close to tipping?(2025/11/17)

  • AMOC権威の科学者(Stefan Rahmstorf氏)による、最近のAMOC説明講演の動画です。

  • 講演中、AMOCが今後10~20年程度でティッピングを迎えると話しています。(動画後半。まじでやばくないですか?会場シーンとしてます)

Geminiによる要約:

  • 大西洋南北熱塩循環(AMOC)の減速: AMOC(メキシコ湾流などを含む大西洋の巨大な海流システム)は、既に数千年間で最も弱くなっており、観測データはこの減速が進行中であることを裏付けています [07:52]、[05:50]。

  • ティッピングポイントが目前に: 気候モデルによると、AMOCには不可逆的な崩壊を引き起こすティッピングポイントが存在し、高排出シナリオでは崩壊の可能性が70%に達します [08:08]、[10:37]。

  • 不可逆点までの残り時間: AMOC崩壊の「引き返し不能な地点」(ティッピングポイント)は、今後10〜20年以内に通過する可能性が高く、この大規模なリスクを防ぐために、排出量を削減する時間はほとんど残されていません [13:29]、[14:25]。



▶︎ 関連シリーズ記事 (YouTube動画等の紹介──気候変動関連)



> オリジナルサイト(PC閲覧推奨):


> トップページ:


> 関連ページ(動画紹介ーー社会/技術/チャンネル等):


> 全体トップ:


最後に ・・・

この記事がいいと思ったら、下にあるシェアボタンから、ぜひ広くシェアをお願いします! 一緒に「静かな革命」を実現しましょう。

▼ 「静かな革命」の呼びかけ:


いいなと思ったら応援しよう!