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【雑感】仏の顔も三度まで。【読書メモ】

(出典:「参議院選挙2025特設サイト」)

一夜明けて、、個人的な概観としては「非常に興味深い結果になった」といったところ。また、自民党単独でみれば「思ったより負けなかったな(個人的には30前半の予想でした)」との感想ですが、これ、公明党さんがヘイトを肩代わりしてくれたのではないでしょうか、そういった意味では非常に申し訳ない感じです。


短感(党派別)

【自由民主党(自民):改選「39(-13)」、トータル:101】
選挙3連敗とのこと、石破政権には何らかの責任をとっていただく必要があると思います。ただ、現状の高市先生では「第1次安倍政権すら越えられない」かな、との見立て。
その他の後継が務まりそうな方も、現時点ではそれこそ岸田さんくらいしかおらんような(再登板はまだ早いかなぁ)。

【公明党(公明):改選「8(-6)」、トータル:21】
公明党さん、ここ20年くらいで大分マイルドになったのでしょうか。今回一番煽りを喰らった感じですが連立は継続との事で、政権安定との点では感謝です。もっとも個人的には(主に創価学会には)嫌な経験しかさせられてないので党全体に対する評価は変わらず、国交相の独占を辞めるなら少し見直すかもくらい。
まぁ、一つに閉じ込めておくことの効果も分からんでもないので、功罪ない交ぜといった感じ、、求ム対抗馬との視点は変わらずですね。

【立憲民主党(立民):改選「22(±0)」、トータル:38】
恐らくは、自公へのデマも含めたバッシングなどを踏まえ、2006年の時同様に漁夫の利を得られるだろうくらいの目算でいたのでしょうけども、、プラマイゼロ。「悪夢の民主党」は、未来永劫語り継いでいかねばとあらためて実感しつつ、こういう所に"細部"は宿るな、とも。やはり民主主義は面白いですし、現時点で最適な政治形態だと思います。
蓮舫氏が通ったのは痛恨ですが、これ、党内でも反発出るんじゃないかな、、と個人的には。

【日本維新の会(維新):改選「7(+1)」、トータル:19】
一つ伸ばしてますね、個人的には石平さんが比例で入ったのは興味深く。また「国民(トータル22)」と合算すると「立民(トータル38)」より議席が多くなったのはなかなかによかったのではないかと。

【国民民主党(国民):改選「17(+13)」、トータル:22】
半年前の所得税控除額のバタバタがなかったら、今回の国民民主党の大躍進を素直に歓迎していたと思います、「公明党の代わりの選択肢がようやく出てきてくれたか」と。ただ、所得税控除額の際の「ヴォクの理想論を押し付けるね、根拠は示さないけど」との、小学生みたいな対応で大分懐疑的、、榛葉さんあたりがきちんと「現実路線」への回帰をハンドリング出来るかどうか。そしてまた、須藤元気氏や山尾志桜里氏のような、部外者から見ても党風とは合わない候補者をシャットアウトできるかどうか、が持続性のある勢力になれるかどうか、といったところ、、なんて思うあたり、まだ期待しているのかもしれません。

【日本共産党(共産):改選「3(-4)」、トータル:7】
メシウマ案件①。相変わらずの公安監視対象ですしね。地下に潜らせないために泳がされてるとの見立てですので、この位でちょうどいいかと。

【れいわ新選組(れいわ):改選「3(+1)」、トータル:6】
議席数こそ増やしているものの、同じカルト枠である「参政党」や「日本保守党」にモッテカレタ感じでしょうか、そういった意味ではメシウマ案件②。あと、ガノタを敵に回すとめんどくさいよ?とも。

【参政党(参政):改選「14(+13)」、トータル:15】
メシマズ案件①。アムウェイなどのいわゆるネズミ講や幸福の科学などのカルト宗教のバックアップを受けていると噂のあるココが伸びたのは非常にマズイと個人的には。ネズミ講が合法化されないよう、きちんと監視しておかないと、、まぁ、石丸伸二氏同様、早々にボロも出そうですが、こういうのをじっくりと再生できないよう合法的にすり潰すのも民主主義に求められる機能ですし、醍醐味ですな。
あ、アムウェイなどのネズミ講(ネットワークビジネス)にはネガティブなイメージしかないです、仮に知人がやっていたら即座に笑顔で縁切りする対象。

【日本保守党(保守):改選「2(+2)」、トータル:2】
メシマズ案件②。今回の選挙期間中、悪質なデマを流した日本保守党の北村晴男弁護士が通り、ルサンチマンでそれに乗っかった『産経新聞』の阿比留瑠比記者が高笑い、この状況は非常にまずく文字通りに民主主義の危機だと思います。そういった意味では、参政党以上に「公共の敵」、「民主主義の敵」だとあらためて実感しています。感情的に気に食わない相手には「何をしてもいい」ってのは安倍元首相暗殺と同義と彼らは理解しているのだろうか、ただのテロリストに堕したか、との感覚でしかないですな。

【社会民主党(社民):改選「1(±0)」、トータル:2】
メシウマ案件③。ラサールさん辞退からの大椿さん復活にならないといいなぁ、、くらいで。まぁ、反社会的勢力を可視化させておくとの点では「必要経費」かなといった感覚。

【NHK党(N党):改選「0(-1)」、トータル:1】
メシマズ案件③。浜田聡先生を国政の場にお送り出来なかったのは今回で一番の痛恨かも知れません、、是非、再チャレンジしていただきたいところ(何気に同世代でした)。

【チームみらい(みらい):改選「1(+1)」、トータル:1】
お作法はよかったなぁ、、と。「邪気なく理想論を押し付けるようなファシスト」にはならないでね、と老婆心ながらに。そういった意味では、要注視団体。

【無所属(無):改選「8(+1)」、トータル:13】
ステルス立民が複数は入ってるのかな、パワハラ泉氏が通ってしまったのは流石にアレでしたなぁ、、まぁ、自公なり維新、国民が何名かを囲い込めるなら、その点は頑張ってほしいといったところ。

そんな中でもいわゆる「改憲勢力(自民、公明、維新、国民 etc…)」が2/3を確保できているのが、コレもまた民主主義の結果として面白いと思いますし、個人的には「立民(38)」を「国民民主(22)、日本維新(19)」の合算で上回れるようになったとの点もまた興味深く感じています。と思う一方で、、

首相は会見の冒頭「参院選で自民党は厳しい国民の審判をいただいた」との評価を示した。「自民党、公明党の多くの有為な同志が議席を得られなかったことは痛恨の極みだ。党総裁として心より深くおわび申し上げる」と陳謝した。

結果について「謙虚に真摯に受け止めなければならない」と述べた。「厳しいなか多くの支えをいただき、比較第1党という議席をちょうだいした。ありがたいことだ」とも話した。

米国の関税措置や物価高、自然災害、安全保障環境などを挙げ「いま、最も大切なことは国政に停滞を招かないことだ」と強調した。「選挙結果に対する重大な責任を痛感しながらも、政治を停滞させないよう比較第1党としての責任、国家・国民への責任を果たしていかなければならない」と続投する意向を改めて示した。

出典:石破茂首相「政治を停滞させない」 続投の意向を正式表明
(『日本経済新聞』2025年7月21日)

さすがにコレはねぇ、、せめて時限を設けないと、所属議員や党員は納得しないのではないかな。何はともあれ、現執行部には何かしらの責任はとっていただきたいですし、そうしないと組織運営が出来なくなりますよ。

まぁ、この先はここで匿名で吐き出していても仕方がないので、とりあえず、地元の議員さんに要望を出しておこう、党員の一人として、もちろん実名で。

よかった探し(候補者別)

くり返しになりますが、今回の結果、半年前だったら「国民民主が公明と並ぶか」、「国民&維新で立民と伍せる見通しがたったか!」、と喜んでたかもなぁ、なんて思ってしまいます。こんな無責任さを露呈していなければ、、

とはいえ、それはそれとして今回、自民党も含めての各党に気になる候補者がおられたのですが、何人かは当選されたようでよかったです。

中でも、江崎道朗先生の盟友でもある山田吉彦先生が当選されたのはよかったなぁ、、何やら本日(7/21)のニッポンジャーナルにも音声?出演があったようで、是非拝見したいところです。

ちな、同日のニコニコの江崎塾はリアタイさせていただきました、非常に肚落ちのする内容で、感謝です。キーワードは「創生『日本』」、ふむふむ。

あとは、、石平さんには過去のご自身とのご発言との不整合をどこで修正されてくるかな、との点が気になっている感じです。維新をチョイスされたこと自体は悪くないとの見立てで。

『日本人へ 危機からの脱出篇』より、1フレーズ

その一方でやはり、浜田聡先生は本当に残念です、、仕組み上仕方ないとはいえ、本当に残念。その上でふと思い出した『日本人へ 危機からの脱出篇』でのフレーズを一つ紹介させてください。

賢者は、歴史からも経験からも学ぶことができる人で、愚者は、歴史からも経験からも学ぶことができない人、と言い換えるべきである。なぜなら、歴史とは経験の集積に過ぎないからである。

出典:『日本人へ 危機からの脱出篇』

2013年発行の一冊で、著者は『ローマ人の物語』の塩野七生さん。連載自体は今でも続いているようですが、最新刊は2022年位発行だったので、そろそろ新刊も、といったところでしょうか。

個人的に、1995年のオウムによるサリン事件を覚えている身としては「参政党」はあり得ないですし、同じく1995年の阪神淡路大震災での体たらくを知っている身としては「社会民主党」もあり得ない。

そして、2011年の東日本大震災を経験した身としては「立憲民主党」はそれ以上にあり得ませんし、それ以前からの経済政策も含めての「悪夢の民主党」、今でも忘れていませんし、この先も忘れることはないでしょう、、と思いながら期日前投票に行ってきました。

現実路線としては、国民や維新と政策ベースでの協力体制との枠組みをつくれるかどうか、といったところでしょうか。連立とまでは行かなくてよいので、地に足のついた「解決のための協議・議論」が出来るかどうか、もう一度、国民民主党と日本維新の会には期待したいと思います。

なお、最大の懸念は、あろうことか保守の仮面を被った極右とよばざる得ないような集団による「流言飛語」の振る舞いがあったこと、そして少なからず影響してしまっていたであろうこと。

参政党や日本保守党などの「極右全体主義」は全力をもって否定したいのですが、求められている方向性が示されたのもまた事実と思いますので、「日本保守党」や「参政党」ではない、彼らとは無関係な「真っ当な受け皿となる保守系政党」を「新しく見出していかねば」と実感させられたなぁ、なんて思いながら、、石原慎太郎先生の系譜を継ぐ方を、期待したいところです。

左右の全体主義たちによって帝国憲法そのものが骨抜きにされ、選挙によって示された民意を重んじる憲法習律も否定されていった

出典:『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』

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