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離島の暮らし【逃げ足だけは速かった】

今子供の頃を思うと
いつも何をして遊んでいたんだろうとか

あんな事して何が楽しかったんだろうと
思う事がある

その頃は本当に楽しかったんだろうけど
大人になった今は前述の疑問が湧く

魚釣りや小さい干潟があったので
そこでカニや蛤を捕まえたりしていた

魚釣りも干潟で遊ぶ時も
いつも1人だった覚えがある

今もその傾向は残っていて
何かと1人が気楽だ
今は意識して人とは距離を取っているが
子供の頃は単純に1人が好きだった

かと言ってみんなで遊ぶ時もあって
それはそれで楽しかった

たまにあった事だけど
みんなで遊んでいる時に山で見るのはまあ普通
民家の近くでヘビを見つけたら

近所の中学生のお兄さん
(しょう兄ちゃん)を呼びに行く

のっそりした大柄な兄さんだ

「しょう兄ちゃん!」

なんでか知らんけど
しょう兄ちゃんはいつも家にいた
たいていゴロゴロしててテレビを観ていたような

「しょう兄ちゃん!」子供が2〜3人で声掛ける
「んー?」おもむろに振り返る
どうした?とも聞かない無口なのだ

「ヘビがいるから来て!」と言うと
これまたおもむろに立ち上がり
「どこ?」とだけ聞く

これまた今にして思うが
めんどくさかったのかな?w

しょう兄ちゃんが立ち上がったら
私達は走って行くのだか
しょう兄ちゃんはのっそりのっそり歩いて来る

到着すると恐々と
「あそこ🤯」とアゴで示す
ヘビを指差してはいけないのだ

うっかり指を差してしまったら
島のおまじないなのか
独特のおまじないをしないと祟られるみたいな
言い伝え?があった

もうそのおまじないのやり方は忘れてしまったが
なんとかかんとか言いながら
指を差した人を3回クルクル回して…
んー…忘れた
まあそれはいいとして

場所が分かるとしょう兄ちゃんが確認して

むんず!
とヘビのシッポを捕まえて
そのまま持っていると噛まれるので
頭の上でブンブン、グルグル回しながら
海まで持って行く

その後を子供達が凱旋さながら
ゾロゾロついていく

海についたら
ポーンとヘビを海に投げる

ワーッ
子供達が歓声を上げている

役目が済んだらしょう兄ちゃんはまた
のっそりのっそり帰っていく

子供会の魚釣りに書いた
足の速いみんなのヒーローとは別の
お助けヒーローだった

ある日

夏休みの終わり頃になると
ハチ🐝が活発になって
あちこちで蜂の巣が見つかるようになる

うちの屋根にもデッカいスズメバチの巣が
かかっていた事があるが
親父が撤去したらしい

子供だけで遊んでいる時に
蜂の巣を見つけると
竹で突ついたり石を投げたりして攻撃する

その日は畑に生えている木に
アシナガバチの巣を見つけた
先輩と同級生2人くらいで
石を持って「ワー!」
攻撃を仕掛けた

みんなで石で攻撃する事何回か目に
投げてすぐ逃げるのだが
逃げていたら後ろの方で
「あいたー!!」と叫ぶ声

いつもふざける先輩だったので
みんな「またまたあ」くらいに思っていたが

「ホントに刺されたんだって!」と
言っている
みんなが「あはははッ」
ふざけてもリアルガチで刺されても
やっぱり笑いを取るのであるw

ハチに刺されたくらいでは
騒ぎたててなかったので
そのまま遊んだ記憶がある

またある日
違う地区の友達と遊んでいたら
林の中で今度は
スズメバチのデッカい巣を見つけた

なんで子供は蜂の巣を見つけると
悪さしたくなるんだろ?

またぞろ石を持って近づき
一斉に投げて逃げる

また何回目に
「あいたー!」
後ろで声が聞こえる

「あらら、また刺された」

今ではアナフィラキシーショックとかで
大事になるがその頃はハチに刺されて
大事になったのは聞いた事なかったな

私は徒競走は苦手だったが
逃げ足だけは速かった

その(徒競走苦手だが逃げ足は速い)は
娘にも遺伝しているようだ。

他愛もない話に長々とお付き合いいただき
ありがとうございました。

ねこターボ🐈

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