見出し画像

福岡にiターン移住して感じた東京との違い ~暮らしのリアル9項目~

以前の記事でも書きましたが、私は東京圏から福岡にiターン移住しました。
 生まれてから約40年間、東京近郊で暮らしてきた私にとって、西日本、それも九州で暮らすというのは大きな決断でした。実際に移住を決める前には、生活面での不安や懸念が数多くありました。

 この記事では、「福岡移住を考えている人が知りたいであろうポイント」について、私が実際に感じたことを正直にまとめてみます。同じ日本でも地域が変われば暮らし方は違います。これから移住を検討している方の参考になれば幸いです。


気候

 東京圏との気候の違いはどんな具合か。私の印象では東京より南に位置する九州は暑いところというものでしたが、調べてみると気温差はあまりないようでした。むしろ、埼玉など関東の内陸は寒暖差があるので、それよりは1℃、大きい時は2℃、涼しい、または暖かいようだということが、平均気温の統計からわかりました。実際に、私が移住前に住んでいた埼玉と比べると気温の寒暖差は少なく、ほんの少し過ごしやすいと感じています。

 一方、福岡市は海に面していて、対馬海流の影響もあり、年間を通じて湿度が高めです。夏は東京圏よりジメジメ。冬は東京圏より乾燥しない。お肌にはいいかもしれません。

 また、中国が近いこともあり黄砂やPM2.5の影響を受けやすいということもあります。頻繁ではありませんが、街全体が霞んで見える日があります。移住してから天気アプリでそれらの予報を確認するようになりました。ひどい時にはマスクをするようにしています。ただ、地元の方に話を聞くと、まったく気にしてない様子でした。

 さらに、気候とは少し観点が違いますが、緯度経度の違いから福岡は東京より日の出日の入りが30分程遅いです。夏至の頃だと20時過ぎでもまだ太陽による明るさが残っています。これは最初驚きました。

撮影日時:2024年6月18日 19:58 / 撮影場所:自宅(福岡市某所)

電気・ガス会社

 電気、ガス会社はどこに変わるのか?これまで東京電力か東京ガスにしかお世話になってこなかった私は九州ではどうなるのか知りませんでした。もちろん、経済大国日本においてそのインフラ環境には問題がなく不安はありません。調べると九州電力と西部ガスという企業が主に供給していました。ちなみに、「西部」はしばらくの間「セイブ」と思っていましたが、「サイブ」と言うそうです。これは少し驚きました。電気は結局住んでいるマンションで導入しているCATV企業の電気サービスにしました。

 電気もガスも全く問題なく使っています。

電子マネー・キャッシュレス

 東京圏(正確にはJR東日本管内)ではSuicaやPASMOが当たり前ですが、福岡では何が使われているのか、Suicaは使えるのかが不安要素でした。大阪のICOCAは聞いたことはありますが、その他は正直聞いたこともなく、九州は何が使われているのか知りませんでした。大阪圏でもSuicaが使えることは知っていましたが、九州はどうなるのかわかっていませんでした。調べたらSUGOCA・はやかけんというのがあることを知りました。そして、どうやらSuicaも相互利用で使えそうだということはわかりました。ただ、モバイル版はないそうで、そこはモバイルSuica愛用者としてはマイナスポイントでした。電車やバス、買い物でスマホではなく、いちいち専用カードを出さなければならないのが面倒だなと。そして、結局、移住後も東京に出勤することもあるので、SUGOCAなどは新たに作らず、モバイルSuicaを使っています。ただ、九州で何か物を購入してもポイントは付かないそうです。

 また、Suicaが九州の街中でどれだけ使えるのか不安がありました。東京圏では多くの店舗でSuicaが使えていましたが、九州ではどれだけ端末が普及しているのかわからなかったため、モバイルSuicaを持っていても交通機関以外では意味を持たないのではないかと不安でした。実際に住んでみると東京圏とは普及率が低い気はしますが、QRなどで代替できますので、不便は感じていません。

 ただし、支払いの際に、博多•天神あたりでは「Suica」と言って通じますが、それ以外だと「Suica」が通じず、SUGOCA・はやかけんの名前を出すか、交通系ICカードと言わないと通じない印象です。

交通マナー

 移住前に福岡は車の運転が荒いという情報を耳にしていました。実際どうかというと、「そうでもない」「普通」。ただ、私の普段の活動範囲が博多などの都会なので、もっと地方に行ったら、また違うのかもしれません。

 ただ、地元の方が以下の点が東京と違うと言う方がいました。

 ・道や車線を譲らない
 ・(みんな譲らないので)無理やり車線変更して前に入ってくる
 ・信号変わってもワンテンポ遅く発車(たぶんスマホみてる)

 これは福岡だからというわけではないとは思いますが、東京とはほんの少しだけ上記の点に違いがあるのかもしれません。

スーパーと食材

 スーパーは、東京ではみる機会の少ないスーパーのがありました。サニー、フードウェイ、マルキョウというスーパーです。
 陳列されている食材は、海が近いので海鮮の種類が多いのと新鮮で非常に美味しいものが多いです。また、九州人は天ぷらや唐揚げが好きなようでかなり多く陳列されているのと、一部のスーパーは、福岡が韓国に近いこともあり韓国系商品が少し多い気がします。

 また、東京のスーパーにはなかなか置いていない商品として、明太子、もつ、骨付き鶏肉、うまかっちゃん、かつお葉といったところがあります。福岡の方は、もつ鍋や水炊きを店ではなく家庭で作るということを耳にしました。なので、その具材がスーパーに置いてあるようです。うまかっちゃんは聞いたことはありましたが、福岡のスーパーにはかなり多い量が陳列されている印象です。かつお菜は今だにどう調理して食べるのかわかっていませんが、スーパーで売っています。

物価と家賃

 家賃は東京の半分程度と言われています。実際に今私が住んでいるマンションのスペック(築2年3LDK)だと、東京では場所によりますが、倍以上の価格になります。

 また、食材や外食は東京より若干安めです。スーパーに並んでいる惣菜などの食材はほんの少し安い程度でしょうか。全国共通の商品はほぼ同じ価格な気がします。外食も1,000円以下で充実している店が多いです。公共交通の運賃は東京とほぼ同じでしょうか。

全国チェーンとローカル店

 移住前は全国チェーンがどれだけあるのか不安だったりしました。実際、主要な全国チェーンは揃ってはいますが、店舗数はやや少なめです。スタバなども博多・天神などの中心部は充実していますが、やはり郊外になると急に少なくなります。一方でローカルチェーンがあり、うどんであれば、ウエスト、牧のうどん、資さんうどんが多くあります。また、東京と比べお店の営業時間が短いと思います。東京圏だと21時くらいでもお店が開いていますが、福岡では20時や21時には閉まっていることが多く、以前より早めに行動するようになりました。24時間営業のチェーンは少ないかと思います。

コンパクトシティ

 公共交通や高速道路などは東京圏と比べてどうかという移動に対する不安もありましたが、福岡市はコンパクトシティと言われており全く問題ありませんでした。空港・新幹線・港もあり、行政施設・商業施設など、あらゆるものが狭いエリアに密集していています。海や山などの自然環境も都市部の近くにあり、東京圏のように分散していないため、都市部に住んでいれば「すべて揃っている」状態です。余分な移動時間もなく、東京のように超混んでいるわけではないため、余計な時間消費がなく、効率的に暮らすことができます。西鉄バス網は張り巡らされ本数も半端ない。本当にありがたいことです。

福岡空港

その他

 最初は「Amazonってちゃんと届くのかな?」なんて心配もありましたが(笑)、東京とまったく同じ感覚で利用できています。

 また、趣味のトライアスロンやロードバイクの環境も抜群。市内から少し離れれば糸島などの自然豊かなリゾートエリアがあり、練習にも最高の環境です。

まとめ

 東京から福岡へiターン移住して感じたのは、生活コストの低さ・食文化の豊かさ・都市機能のコンパクトさでした。もちろん細かい違いはありますが、東京圏と変わらない生活ができています。

 これから福岡への移住やiターン・Uターンを検討している方の参考になれば嬉しいです。

いいなと思ったら応援しよう!