【検証】動画生成AIモデル29種比較(Pollo vs Google Veo, Hailuo, Kling, Luma, et al.)
今回の検証テーマは、Pollo AIで使える動画生成AIモデルの性能・費用の比較です。Pollo AIでは、2025年6月20日現在で27種の動画生成AIモデルが使えます。こういう検証の時には特に有用ですね!
タイトルが29種なのは、現在使えなくなっているモデルSeeweedやSeedance(無印)があるためです。参考程度にご覧ください。

(2025年6月20日時点)
Pollo AIは、多様な画像・動画生成モデルに対応しているので、各ツールを使いまわしたい時に便利。ツールごとに得意分野や適した用途が異なるので、1つのツールに絞り込むのはリスキーだと感じています。
また、費用面でも、各々のモデルで課金するよりも安価に抑えられます。日々使えるモデルも増えていくので、動画生成AIの使い手にとってはとても頼りになりますよ。
Pollo AI の紹介について、詳しくは下の記事をご覧ください。
今回の検証は、各動画生成AIモデルの特性や性能を見定めるキッカケになるかと思いますので、ぜひご覧いただければと思います。
アルファベット順に並べています。最下部に評価点を降順でまとめた表を載せますので、高評価のものだけ拾いたい場合にはそちらの表をご参照ください。
動画生成条件:
各モデルで最安になる設定で生成(解像度、秒数、etc)。
クレジット表記は、Pollo AI内での必要クレジットです。1クレジットは約5円相当です(年間サブスク契約と短期サブスク契約の中間ぐらいの値段を参考値としています)。
下記の、簡単な短文のプロンプトを使用
白の毛並みは星々のきらめきをまとい、足音は命を芽吹かせた。
Its white fur shimmered with the brilliance of the stars, and each step it took awakened new life.

以前、下記の猫ファンタジーで生成した白猫をサンプル画像として、動かします。
動画生成AIモデル評価:
評価基準:下記項目を各20点合計100点で採点します!言うまでもなく個人の所感による採点なので、絶対的な価値を保証するものではありません。
評価項目:
猫の動作: 違和感なく可愛く動けているか
芽吹き: 生命の息吹を感じられるか
表現力: 画像とプロンプトで動画を生成するということに対する、総合的な表現力
ツール加点: ネガティブプロンプト設定や長尺等がオプション設定できるかどうか
費用対効果: コストに見合う生成物が得られるか
#1 Google Veo 2(180 クレジット): 67点
16点。リアルだが、歩行に違和感ある
19点。綺麗な息吹。理想は足元から
17点。元画像をよくアレンジ・拡張できている
10点。標準的。5 or 8秒。16:9 or 9:16
5点。高い。試行回数任せな調整はできない。
#2 Google Veo 3(330 クレジット):85点
20点。違和感ない歩行で可愛らしい。尻尾の動きもリアルな魅力。
11点。照らされる場所が変わるだけで、足元の草花は変化なし。草や土を踏みしめる音がリアル
20点。サウンドがついていることもあり、完成度が高い。魅入られるクオリティ。
19点。ネガティブプロンプト設定可。デフォルトで8秒、サウンド付。アスペクト比などのカスタマイズ性はないものの、他のモデルにないハイスペック性を有している。
15点。圧倒的に高いが、生成物のクオリティを見ると納得な価格に思える。やり直しは効かないので、入念にプロンプトを調整するのが吉。
#3 Hailuo(35 クレジット): 51点
17点。なぜか後退したけど、違和感なし。
12点。緑色のサークルで表現しようとした意図は分かる。
11点。表情がアニメ風に変わってしまう。全体的にはよく動くので、ポテンシャルは感じる。
5点。設定は固定。
6点。意図とズレるため、色々調整したくなるが試行回数を重ねるには高い。
#4 Hailuo 02(35 クレジット): 79点
19点。一瞬だけ歩調に違和感があるけれど、リアルに堂々と歩いている。
19点。歩行に合わせて足元からしっかり花が咲いている。
18点。期待している動画クオリティになっている。天からの光が猫を追うのも技術レベルが高い印象。
10点。解像度(768p/1080p)、6秒/8秒
13点。試行回数を重ねるのは難しいが、生成物のクオリティが高いので問題なさそう。
#5 Hailuo Live2D(35 クレジット): 32点
7点。歩いてはいるけど、滑っている印象。胴体から尻尾が固定されている。
8点。多少、足元が芽吹いている。
7点。2Dに強そうなので、今回のテーマではパフォーマンスを発揮できていない模様。
5点。設定は固定。
5点。意図からは遠くなるかも。色々調整したくなるが試行回数を重ねるには高い。
#6 Hunyuan(20 クレジット): 41点
14点。歩くわけではないが、動きは悪くない。
0点。芽吹きの表現はゼロ。
7点。猫らしい柔軟な動きを表現できているが、多少違和感がある。
12点。ネガティブプロンプト設定可。速い/品質重視が選択可。
8点。多少安価ではあるが、試行回数を増やすのには向かない。
#7 Kling 1.0(10 クレジット):26点
6点。尻尾の動きは良いが、ほとんど動かない。
0点。芽吹きの表現はゼロ。
3点。ズームアップで誤魔化している感。
7点。クリエイティブ寄りかプロンプトに忠実かの調整が可能。
10点。安いが、試行回数を繰り返しても目的の物が得られるかは微妙。
#8 Kling 1.5(20 クレジット):51点
17点。違和感なく軽快に歩く。
9点。芽吹きの表現はないが、花の表現を膨らませようとしている。
10点。よく動くので、プロンプト次第で狙って動かせそう。
7点。クリエイティブ寄りかプロンプトに忠実かの調整が可能。
8点。多少安価ではあるが、試行回数を増やすのには向かない。
#9 Kling 1.6(20 クレジット):89点
20点。違和感なく猫らしく歩く。文句ない仕上がり。
20点。足元から芽吹く表現ができている。プロンプトの意図を拾える。
19点。手前に向かって歩いてくるのが、立体感を感じられてよい。
14点。クリエイティブ寄りかプロンプトに忠実かの調整、5s/10s
16点。精度が高く、パフォーマンスに比して、安い。期待を超える。
#10 Kling 2.0(100 クレジット):77点
19点。違和感なく可愛く歩く。
18点。足元から芽吹いてはいないものの、芽吹く勢いが素晴らしい。
19点。総合的にしっかり期待に応えられる性能と表現力。
14点。クリエイティブ寄りかプロンプトに忠実かの調整、5s/10s
7点。高すぎ。活用するならKling1.6の方が上回る。
#11 Luma Ray 1.6(60 クレジット):8点
0点。全く動かない。
0点。全く変化なし。
2点。キラキラ輝く程度
5点。設定は固定。
1点。実現できている内容に対して、高すぎる。
#12 Luma Ray 2(60 クレジット):18点
0点。全く動かない。
0点。全く動かない。
0点。全く動かない。
18点。解像度4パターン、尺2パターン、アスペクト比7パターン選択可。
0点。静止画のまま動かずで、評価不能。60クレジットが無駄に…。
#13 Luma Ray 2 Flash(20 クレジット):18点
嫌な予感はしましたが、Luma Ray 2と同じ結果に。こちらは20クレジットなので、損失感は薄いですが。
何も加工されないのは今後使用するのに不安すぎますね…。
0点。全く動かない。
0点。全く動かない。
0点。全く動かない。
18点。解像度4パターン、尺2パターン、アスペクト比7パターン選択可。
0点。静止画のまま動かずで、評価不能。20クレジットは勉強代。
#14 Pika 2.1(60 クレジット):67点
18点。しっかり堂々と歩く。
19点。足元からしっかり芽吹く。
15点。表情が変わってしまったのと、不自然に光っている印象で減点。
9点。ネガティブプロンプト設定のみ。
6点。高い。失敗が許されない額。
#15 Pika 2.2(30 クレジット):64点
16点。歩行に違和感あるが、素早く動く。
16点。足元からも芽吹き、歩いた近くから芽吹く。
13点。元々の画像のテイストから外れるが、描く世界は広い。
12点。ネガティブプロンプト設定可。解像度2パターン(720/1080)
7点。意図から少しずれるが、試行回数を増やすのには向かない額。
#16 Pixverse V3.5(20 クレジット):60点
14点。歩行に違和感。ある程度歩ける。
0点。芽吹きの表現はゼロ。
12点。表情が元画像から変わってしまうので減点。
16点。品質2パターン、尺2パターン、スタイル(自動、アニメ、3Dアニメ、漫画、粘土、サイバーパンク)、解像度4パターン。多機能だが、アスペクト比は欲しいところ。
18点。安いので、気軽に試行回数を重ねられる。
#17 Pixverse V4(20 クレジット):66点
9点。歩行中に右足と左足が入れ替わってしまう。
10点。芽吹きとは違うが、足元から光が出る表現は悪くない。
13点。表情が元画像から変わってしまい残念。光エフェクトはキレイ。
16点。v3.5と同様。品質2パターン、尺2パターン、スタイル(自動、アニメ、3Dアニメ、漫画、粘土、サイバーパンク)、解像度4パターン。アスペクト比は欲しい
18点。v3.5と同様で安いので、気軽に試行回数を重ねられる。
#18 Pixverse V4.5(20 クレジット):69点
11点。歩行に違和感。ずりずり滑っていて、歩けていない。
9点。芽吹きとは違うものの、足元からの光が弾けて飛んでいく表現は面白い
15点。歩き方・滑り方が独特で、光が足元から弾けて、光がなくなるストーリー性の表現は面白い。
16点。v3.5と同様。品質2パターン、尺2パターン、スタイル(自動、アニメ、3Dアニメ、漫画、粘土、サイバーパンク)、解像度4パターン。アスペクト比は欲しい
18点。v3.5と同様で安いので、気軽に試行回数を重ねられる。
#19 Pollo 1.5(10 クレジット):60点
10点。足の運び方に違和感。前足と後ろ足が不自然に接触する。
11点。多少、輝き芽吹いている。
13点。体毛が光り輝く表現。暗闇と光が対照的。
9点。5s/10s
17点。安くて試行回数を重ねやすいが、Pixverseより表現力が若干劣る。
#20 Pollo 1.6(5 クレジット):65点
10点。歩行中に右足と左足が入れ替わってしまう。
10点。多少、輝いている程度。
12点。最低限の要求を満たせる。プロンプト次第で表現が広がる。
13点。5s/10s。解像度3パターン(480/720/1080)
20点。最安値。試行回数を重ね調整しやすいので、扱いやすい。
#21 Runway Gen-3(40 クレジット):24点
8点。後ろに歩く。右足と左足が入れ替わってしまう。
0点。芽吹きの表現はゼロ。
3点。少し動く静止画という印象
10点。標準的。5 or 10秒。5:3 or 3:5
3点。表現できている内容に対して、高い。
#22 Runway Gen-4 Turbo(40 クレジット):34点
10点。歩けるが、顔の高さが固定で水平に滑っている感じ
0点。芽吹きの表現はゼロ。
6点。動体以外が固定化されすぎていて、違和感が強い
14点。標準的。5 or 10秒。アスペクト比6パターン
4点。要求を満たせないことを考慮すると、高い。
#23 Seaweed(40 クレジット):51点
13点。多少違和感はあるが、しっかり可愛らしく歩ける。
7点。多少、輝いている程度。
10点。よく動くので、プロンプト次第で狙って動かせそう。
13点。5s/10s。解像度3パターン(480/720/1080)
8点。細かい調整をするためには少し高い。
#24 Seedance(10 クレジット):65点
15点。自然な歩行で違和感なし。
8点。足元から花びらが舞っている程度
11点。1点をじっと見つめすぎな印象はあるが、問題ないクオリティ
13点。5s/10s。解像度3パターン(480/720/1080)
18点。安いので、気軽に試行回数を重ねられる。
#25 Seedance 1.0 Lite(5 クレジット):74点
14点。多少の違和感はあるが、可愛らしく歩けている。
14点。近づいた場所からある程度の芽吹きが見られる。
13点。動きは大人しいが、顔の骨格を変えずに、顔の向きをアレンジできていて良い。
13点。5s/10s。解像度3パターン(480/720/1080)
20点。最安値。試行回数を重ねて調整しやすいことを考えると、扱いやすい。
#26 Seedance 1.0 Pro(15 クレジット):71点
16点。小股でちょこちょこ歩く姿が可愛らしい。
12点。芽吹きではないが、足元から命の波のようなものが表現されている。
16点。猫が歩き、生命の息吹が感じられる。
12点。5s/10s。解像度2パターン(480/1080)
15点。パフォーマンスとバランスが取れている。試行回数も増やせる安さ。
#27 Vidu 2.0(10 クレジット):42点
5点。一歩踏み出し、顔を上げる程度。もう少し動きが欲しい
0点。芽吹きの表現はゼロ。
5点。もう少し全体的にダイナミックに動いてほしい
16点。4s/8s。解像度2パターン(720/1080)。モーション範囲調整可能。アスペクト比がないのが残念
16点。安くて試行回数を重ねやすいが、Pixverse、Polloより表現力劣る。
#28 Vidu Q1(25 クレジット):27点
5点。二歩だけ。顔を振る程度。動きはリアルだがもう少し動いてほしい
0点。芽吹きの表現はゼロ。
7点。動きはリアルだが、全体的にもう少し躍動感をもって動いてほしい
9点。モーション範囲のみ。
4点。要求を満たせないことを考慮すると、高い。
#29 Wanx 2.1(25 クレジット):16点
4点。二歩ゆっくり歩く程度。動きが小さい。
0点。芽吹きの表現はゼロ。
3点。全体的に画像を元にした表現がほぼない
6点。速い/品質重視が選択可。
3点。安いが、表現できている内容に比して高い。
評価一覧:

総評:
後悔しないラインは、60点以上
高コストなモデルは生成物のクオリティは良いものの、「もし、いまいちだったらどうしよう…」という不安が付きまといます。先払いなので。
5や10クレジットで試行回数重ねられる方が、やり直しがきくということから、精神衛生上とても健やかでいられます。複数モデルで生成して比べたい
アニメっぽくなってしまうPika、顔は変わってしまうけど動作がいいPixverse、総合的に完成度が高いKling。各モデルに色々な特徴があり、生成するテーマによって得手・不得手は出てくると思います。複数モデルで試して、最も適したモデル選びを意識する必要があると感じました。安いは正義
動画生成AIという神のようなツール。無から簡単な命令だけで画像や動画ができる。子供心をくすぐります。そんな子供のような探求心や知的好奇心を満たすためには、おもちゃのようにたくさん遊ぶことが重要だと思います。
そんな時に、5や10クレジットなら、試しに色々やってみよう。が叶えられます。オススメは、5クレジットのSeedance 1.0 LiteとPollo 1.6。5クレジットであれば、毎日の無料でもらえる分でまかなえます。
今回の検証に使用した、Pollo AIのアカウント登録はこちらからどうぞ!(10クレジットもらえます!)
下記の記事は、動画ではなく、画像生成の検証です。
動画を再生する手間なしにぱっと見で比較できますので、ぜひ一度ご覧ください。みたらしだんご×猫、可愛いですよ!
みなさまも、動画生成モデルで素敵なAIライフを!
