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「関係人口」を自分の言葉で考えませんか?|「ぬまトーーク」作戦会議③ in 宮城気仙沼市

「関係人口を、わたしの言葉で考える」をテーマに、2026年2月15日の日曜日、13時30分よりオンライン及び宮城気仙沼市のスクエアシップにて、「ぬまトーーク」を開催する。興味のある方は、ぜひ気軽に参加して欲しい。申し込みは以下のフォームからである。

2月9日。「ぬまトーーク」を開催するにあたりオープンに行われていた作戦会議の第3回目が実施された。第1回目は昨年12月に、第2回目は1月に開催されており、第3回目となる今回もオンライン/対面のハイブリッドで実施している。


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「関係人口」という言葉にまとわりつく違和感について改めて考える|「ぬまトーーク」作戦会議③ in 宮城気仙沼市

「ぬまトーーク」作戦会議の第3回目は、本番に行うワークショップの体験を実施した。具体的な内容は本番のお楽しみとして伏せるけれども、自身と気仙沼市との関わりを振り返りながら、同じ参加者たちと対話の機会を持てる楽しく気付きのある内容だった。ぜひ体験して欲しい。

ちなみに「ぬまトーーク」が開催される2月15日には、会場から徒歩5分程度の場所で、映画について語り合える企画が行われている。「ぬまトーーク」の帰りにぜひ立ち寄って、気仙沼市の文化的な一面も体験して欲しい。また、夜にはお隣の陸前高田市にある泊まれる古本屋山猫堂で「Bungakuサロン」もある。文化に浸れる午後を過ごせるだろう。

などと書いたところで、すっかり書くことがなくなってしまったため、改めて関係人口というものについて、今回の作戦会議を通じて感じたことをつらつらと書こうと思う。「ぬまトーーク」について知りたかった読者は、ここで引き返して問題ない。ここからは蛇足である。

 「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指します。

  地方圏は、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待されています。

総務省

度々引用しているが、総務省による「関係人口」の定義は上記である。この説明において「関係人口」とは”人”を指している。一方で、世の中において語られる「関係人口」の文脈を読むと、どうにも”人”ではなく”地域”を主眼において語られているケースが目立つ。

つまり、”地域があって、そこに関係する人が関係人口である”といった文脈だ。確かに「関係人口」を必要とするような地域、地方自治体において、重要なのは地域であり、主体として置きたいのは地域であろう。しかしながら「関係人口」を構成する主体は”人”である。

そこにギャップがあり、そのギャップが要因となり、結果的に自治体も「関係人口」とされる人々も誰も幸せになっていないケースが生じていないだろうか。ある種、地域おこし協力隊の一部で発生している問題もこうしたギャップによって生じているように思える。

筆者はあまり「移住者」という言葉を好んでいないのだが(便宜上用いているけれども)、突き詰めればこの言葉も地域を主体として置くからこそ生じる言葉に思える。人を主体として置けば「移住者」など存在せず、存在するのは市町村民だけであるはずだ。

他所から移り住んだ人間は、移り住んだ時点でその自治体の住民であって、それ以上でもそれ以下でもない。移住者などという人間は本来存在しないのである。たとえば他の地域から嫁入り・婿入りした人間を「移住者」と呼ぶだろうか。家族であり、一人の住民として呼ぶのではなかろうか。

それこそが日本に古来からある家の者以外に対する排他姿勢、村社会の構造だと言われれば何となしに納得しそうになるけれども、今は日本という統一された国家の中に、それぞれ対等な自治体が並ぶ令和の時代である。そう考えると「移住者」という言葉が纏う違和感が、どこか実体を帯びて感じられもする。

「関係人口」「移住者」「余所者」などなど、世の中で自然に使われている言葉になって久しい印象が生じてきているが、改めて考えるとどうにも違和感が拭えない言葉であるようにも感じられる。

「ぬまトーーク」の作戦会議は、なんとなしにそんなこと気付く時間となった。本番では、どのような気付きが生まれるだろうか。ぜひ読者の方々も参加し、体感して欲しい。


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