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関係人口という言葉にある違和感を探る|ぬまトーーク作戦会議①in宮城県気仙沼市

関係人口とは何だろうか。総務省の「ふるさと住民登録制度」や観光庁の「第2のふるさとづくりプロジェクト」など、これまで推し進められていた移住促進政策が方針を軟化させるかのような政策が語られるようになった昨今、関係人口という言葉がにわかに注目を集めている。

2025年12月23日。宮城県気仙沼市において、関係人口について語り合う機会となる「ぬまトーーク作戦会議」が開催された。「ぬまトーーク」は、気仙沼市の担い手育成支援事業の一環で行われている双方向型のイベントであり、毎回テーマを設定し、それについて参加者同士で語り合う場である。

今年は、子育てをテーマに行われた。

来年は、関係人口をテーマに行われる予定であり、今回行われたのは、それに向けた作戦会議となる。


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関係人口への違和感について考える宮城気仙沼市の夜|ぬまトーーク作戦会議①

「ぬまトーーク作戦会議①」は、宮城県気仙沼市の担い手育成事業で行われている「ぬま大学」のコーディネーター経験者や受講生(OB)を中心に集まり、関係人口をテーマに語り合う形で実施された。

ぬまトーーク作戦会議①
ぬまトーーク作戦会議①の様子

「ぬまトーーク作戦会議①」の冒頭、趣旨説明などが行われており、関係人口がテーマであるが、意味合いとしては関係人口という言葉に対する違和感に着目されている点が説明されている。つまり、いわゆる関係人口を無邪気に礼賛する類いの企画ではない。

第一回目となる今回は、オンライン・オフライン双方の参加者を交えて、気仙沼市に関わる理由や関わり方、魅力、「ぬまトーーク」で行う内容のアイデアなどを語り合い、参加者一人一人の来歴も交えて、多種多様な意見やエピソードが交わされている。

実のところ、これまで各々が気仙沼市に関わりを持つ理由やそこに紐づく気仙沼市に感じている魅力などを伺う機会をあまりと言おうかほとんど持って来なかったので、筆者にとってとても新鮮な時間になった。

気仙沼市出身の人々や気仙沼市以外出身の人々など、実に多種多様な来歴を持った人々が集まったこともあり、各々の視点で語られる気仙沼市と関わる理由、気仙沼市に感じている魅力は多角的で、これまであまり意識していなかったこと、言語化して来なかった内容などが多くあった。

印象としては、人にまつわるものが多く、地方で語られがちな人の温もりの話に終始せず、出入りしやすい丁度好い距離感、それでいてしっかりと迎え入れてくれる寛容さについて語られるエピソード、想いが多いように感じられた。ふと、2月の「BON PEACE展」を思い出した。

また昔から国内外の人々が出入りしてきた漁師町ならではの話に思えるとともに、それこそが地域に根付いた文化であり、文化が住民を形成し、それが多くの人々を魅了するという、積み重ねられた歴史の真価のようなものを目の当たりした心持ちになった。

「ぬまトーーク」の本番は2月の予定だ。作戦会議を経て、どのような内容になるのか、今から楽しみである。関係人口というものに興味のある人々は、ぜひ注目して欲しい。


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