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【⭐️完結編】「こらーーっ!!!」が招いた修羅場——初任教師、路上指導デビューの黒歴史

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今回は、読者の皆さまからの反響が大きかった、「こらーーっ!!!」が招いた修羅場ーー初任教師、路上指導デビューの黒歴史、の続編を書きたいと思います!

まだお読みになっておられない方や内容を忘れた方は、こちらをチェックしてから続きをお読みください👇


(前半からの続き)

ヒートアップし、今にも掴みかからんばかりの生徒と私。

ゼロ距離になったその時、ベテランの先生が間一髪、私たちの間に割って入ってくださり、事態は沈静化しました。

興奮する生徒に対し、ベテランの先生は落ち着いた所作で言葉をかけ、見事にその場を収めてくださいました。

そうこうするうちに他の先生方も続々と到着。

生活指導部長が私への不満をぶつける生徒をなだめながら、私たちは歩いて学校へと戻りました。

学校に戻ると、さきほど割って入ってくださったベテランの先生から静かに尋ねられました。

「なぜ、あのような修羅場になってしまったのか?」

私は顔を赤くしながら、「『こらーーっ!』と大声で怒鳴る以外の指導の引き出しが、私にはありませんでした……」と正直に答えました。

するとベテランの先生は笑いながら、こう言葉をかけてくれたのです。

「いろいろ経験やね。」

その件から、2週間ほど経った頃でしょうか。
廊下を歩いていると、たまたまその生徒と出くわしました。

(しまった、また揉めるか?)

反射的に身構え、身を固くした私の耳に飛び込んできたのは、予想外の言葉でした。

「よぉ、先生!」

なんと、フレンドリーな挨拶をしてくれるではありませんか。

拍子抜けした私は、呆然としながらも挨拶を返しました。

(真正面から本気でぶつかると、このような関係性が生まれることもあるのか……)

それ以来、廊下ですれ違うたびに、私たちは自然と会話を交わすような関係になりました。


学校現場。

それは予測不可能な場所であり、何が起こるかわからない場所。

そして、正論だけでは決してものごとが進まない場所。

この時の苦い経験と、その先にあった生徒との和解は、間違いなく私の教師としての「原体験」になりました。

(完)

→最後までご覧いただきありがとうございました。
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