【元教師の反省】「ちょっと待って!」と我が子の話をバッサリ切ってしまう、不器用なパパの独り言。
「あ〜あ、また喋りすぎてしまった……」
教員歴が浅かった頃、私は生徒指導の後にいつもこうやって激しく反省していました。
「どうしても伝えたい、指導しなきゃ」という気持ちが先走ってしまい、気づけばまくしたてるように話をしてばかりいたのです。
ひどい時には、生徒が話している途中で言葉をかぶせてしまったり、生徒が話している最中にも「次に自分は何を言おうか」と頭の中で考えていたり……。
相手の話を十分に聞き切ることが、全くできていませんでした。
その結果は、言わずもがなです。
当然、私の言葉が生徒の心に届くことはありませんでした。
どうすればいいのかと悩んでいた私は、ある時、学生時代にいた「聞き上手」な友人のことを思い出しました。
その友人は、こちらの話を聞く時、途中で自分の意見を一切挟みませんでした。
とにかく、こちらの話を最後まで一通り「聞き切る」のです。
そこには、「まず相手を尊重し、理解しようとする謙虚さ」がありました。
「これだ……!」と気がついてからは、私の生徒への接し方も、生徒との関係性も劇的に変わっていきました。
相手の話を遮らずに最後まで聞くだけで、生徒の態度が驚くほど軟化していったのです。
しかし、翻って現在の、子育て中の私。
「相手の話を聞き切る大切さ」をあれほど学んだはずなのに、子どもが何か話を聞いてほしそうに近寄ってきた時、自分に心の余裕がないと、
「ちょっと待って!」
と、ついついバッサリ切り捨ててしまう私がいます。
(あぁ、またやってしまった……)と、心の中で頭を抱える毎日です。
そんな風に話を後回しにされるパパのことを、子どもはだんだん信用しなくなってしまいますよね。
教育のプロとして現場でできていたことが、我が子を前にするとどうしてこうも難しくなってしまうのか。日々、反省と格闘の連続です。
今日こそは子どもが帰ってきたら、まずは手を止めて、しっかりと「聞き切る」パパでありたいと思います。
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