🇩🇪ドイツのイースター飾り「ネコヤナギのグリーンブーケ」を作ってみよう
前回の記事では、ここ南ドイツ・バイエルンでパルムゾンターク(枝の主日/パームサンデー)に行われる「ヤシの行進」と、イースター後に各家庭でお守りとして大切にされる「パルムブッシェン」についてお話しました。
パルムブッシェンはしばしば「パルムツヴァイゲ」とも呼ばれ、サルヤナギ(ドイツ語通称:ネコヤナギ)と常緑樹などで作られるグリーンブーケです。
イースターの飾りとしても室内を華やかにするパルムブッシェン。今回はその作り方をご紹介いたします。
伝統的なパルムブッシェン
ドイツの伝統ではパルムブッシェンは7種類の植物で構成されています。
例)
・サルヤナギ(通称:ネコヤナギ)
・ボックスウッド
・セイヨウネズ(ジュニパー)
・セイヨウ柊
・イチイ
・ヒマラヤスギ
・サビナ(ジュ二ペルス)
これらを束ねてブーケにします。
春の訪れを象徴するサルヤナギや常緑樹のボックスウッドは好んで使われています。
シンプルにグリーンだけでまとめたり、各枝にリボンをつけて華やかにしたり、小さいプレッツェルやりんご、タマゴを飾ったり…。
地域によって使われる材料や装飾は変わります。
〜作り方〜
前置きが長くなりましたが、さっそくブーケを作っていきたいと思います。こちらでは、私の住む町で作られている物を参考にしアレンジしたパルムブッシェンをご紹介します。
【材料】
・サルヤナギやネコヤナギ
・ボックスウッドやツゲ
・紐やワイヤー
・リボン

サルヤナギとボックスウッドをバランスよく束ね、紐で縛ります。リボンを結んで完成。


本来であれば、パルムゾンタークの礼拝にこちらのブーケを持っていくわけですが、我が家ではそのまま家に飾ります。リボンの代わりに各枝にイースターエッグを飾って華やかさをプラスしました。
終わりに

こちらは先日、地元のカトリック教会婦人会からいただいたパルムブッシェンです。このブーケを参考に、私自身も手持ちの材料でブーケ作りにチャレンジしました。
日本であればネコヤナギとツゲ、ヒバなどを合わせて再現できるかと思います。もしこちらを読んで興味を持ってくださった方は、ぜひ作ってみてください。

南ドイツでは、サルヤナギやレンギョウの枝にイースターエッグを飾る家庭も多く見られます。
※ドイツでは、ミツバチや鳥を守るという理由でサルヤナギの伐採について規制がされています。(3月1日から9月30日までは大掛かりな伐採は禁止)
個人の庭の小さな枝を少し切り落とす程度であれば大丈夫なようです。
次回は「カトリックが色濃く残る、南ドイツのイースターの楽しみ方」についてお届けする予定です。
【イースター関連のドイツ語】
Palmsonntagパルムゾンターク:枝の主日/パームサンデー
Palmbuschenパルムブッシェン:ヤシの束
Palmzweige パルムツヴァイゲ:ヤシの枝
最後までお読みいただきありがとうございました。
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