「関西ぺんすけ会」5月テーマ『理想の父』で描いたスケッチ紹介
6月17日の投稿記事に続き、5月の「関西ぺんすけ会」での私のスケッチを紹介します。
今回のテーマは『理想の父」です。父の日にちなんでのテーマ設定でした。他のメンバーは、理想の父のイメージにぴったりな男性芸能人の人物スケッチを描きましたが、私はそもそも「父の日」は一体どのように決まったのか知りたくなったので、調べてみました。
すると、以下のような事実がわかりました。
1)父の日は1909年米国ワシントン州スポケーンに住むソノラ・スマート・ドッド夫人により提唱された。彼女の父親は男手一つで6人の子供を育て上げた人物で、感謝の意味を込めて1910年6月19日初めての父の日の式典が開催された。
2)1916年にウッドロー・ウィルソン大統領が父の日に関する演説を行って認知度が広がり、1972年に正式に米国の祝日として制定された。
3)アメリカでは、父の日にバラを贈る習慣があり、その由来はドッド夫人が父親の墓前に白いバラを供えたことにある。現在、健在の父親には赤いバラを、亡くなった父親には白いバラを贈るのが一般的。
4)1980年代以降、日本でも父の日が広まり、花は黄色いバラが定番である。
以上の結果を受けて、私はドッド夫人が墓前に白い薔薇の花を捧げたことにならい、白薔薇を描くことにしました。
それは、丁度直前に、神代植物公園の「バラ祭り」に行ったこともありますが、以前から、ついついバラの花はカラフルで華麗な色に目が行きますが、飽きずに美しさを感じるのは白い花ではないかと思っていたからです。
作品を以下に示します。

描いた白薔薇の品種は「アイスバーグ」です。
参考までに、ペン画を以下に示します。

おそらく、私のこれまでのスケッチを見た方はいつもと違うと思われるでしょう。いつもなら、花を手前の部分に大きく描いて、残りの中景、遠景を細かく描くからです。
今回は、白い花が群れて咲いている美しさを出そうと、近景から中景まで細かく描いたので、線画は線だらけで何が描いてあるかわからなくなりました。
彩色では、ひたすら紙の白が映えるように、周りを塗りました。自分では何とかそれが実現できたように思います。
なお、米国では存命の父には赤、日本では「黄」色のバラの花だということなので、当日撮影した赤と黄色のバラの写真を示します。


品種:レディ・ヒリンドン 作出年:1910 作出国:イギリス
なお、参考までにこれまで描いたバラの花(彩色と線描)を紹介します。
(1)神戸・北野異人館街、ラインの館

左:ペンと渡欧名水彩 右:ペンとインク
(2)伊丹・荒牧バラ園

左:ペンと透明水彩 右:ペンとインク
(3)つるばら「ピエール・ド・ロンサール」

(おしまい)
前回の記事は下記をご覧ください。
