【動画AI①】人物の破綻や増殖を防ぐ最強プロンプト術!LumaAIでオリジナルイラストを動かすコツ。AIで動画化しても作品を壊さないために。
まずはアーティストAoiさんの作品をご覧下さい
Layered Paper Art
色紙を重ねて制作された切り絵作品です。
福島県に千年以上受け継がれる伝統神事「相馬野馬追」をモチーフに、勇壮な騎馬武者たちが駆け抜ける瞬間を表現しています。

この絵に命を吹き込みます。
今回はLuma AIエージェントを使い、
色紙で制作した切り絵作品『相馬野馬追』を
アニメーション化してみました。
下の画像をクリックして動画をごらんください。
躍動感あふれる動画に仕上がりました。


馬の躍動感や騎手の動き、風になびく布やたてがみなど、静止画では表現できない生命感を映像として表現することができました。
さらに動画の完成後には、「騎馬武者が駆ける神事」の雰囲気に合う和風楽曲を選び、作品として仕上げています。
LumaAIへのプロンプト例
Lumaプロンプト(日本語版)
2頭の日本の競走馬が、画面の右側から左側へ向かって力強く全力疾走する。馬たちはリアルなギャロップ(全速力の走法)で走り、脚を大きく伸ばしながら躍動感あふれる動きを見せる。疾走に合わせて砂埃や風がわずかに舞い上がる。
騎手たちは前傾姿勢を保ちながら、馬の走るリズムに合わせて自然に上下へ小さく揺れる。
2頭の馬は徐々に加速していく。先頭の馬が少しずつ前へ出ていき、もう1頭がそれを追いかける。
たてがみと尻尾は風を受けて後方へなびく。尻尾はそれぞれのたてがみと同じ色にする。濃い茶色の馬には濃い茶色の尻尾、金色のたてがみを持つ明るい茶色の馬には長く流れる金色の尻尾を付ける。
強いスピード感と、伝統的な日本の競馬の雰囲気を表現する。手綱、房飾り、衣装の布、鉢巻きなどは風を受けて大きくはためく。背景には流れるスピード線、舞い上がる砂埃、自然なモーションブラーを加え、馬の勢いと迫力を強調する。
カメラは最初だけ馬と並走するように追従する。その後は馬たちが左方向へ走り抜けていくのを見送る。映像は、2頭とも完全に画面の左外へ消え、姿が見えなくなるまで続く。
元の切り絵風イラスト(Kirie Style)の雰囲気を忠実に維持する。重ねた紙の質感、手作業で切り抜いたような輪郭、伝統的な色彩を残す。自然な物理表現と躍動感を持つ映画のような2Dアニメーションとして表現する。
元のイラストでは奥側の馬に乗る騎手が一部隠れているが、動画ではその騎手も全身が見えるように描写する。衣装、姿勢、鉢巻き、弓、鎧の要素、小物類などは手前の騎手と同じデザイン・世界観で統一し、同じ時代・同じ集団の騎手として自然に表現する。
GIF風アニメーション用追加指示
GIFアニメのようなコマ感を残す。
シンプルな2Dアニメーション風にする。
キーフレームの存在感を保つ。
フレーム補間は最小限に抑える。
過度に滑らかな動きは避ける。
リミテッドアニメーションの表現を維持する。
少し段階的な動きを残す。
GIFらしいタイミング感を維持する。
騎手の上下動は控えめで自然にする。
馬のギャロップのリズムがはっきり分かるようにする。
カメラ演出
馬は画面右側から登場する。
左方向へ向かって全力で走り続ける。
カメラは最初だけ並走する。
その後、馬たちがカメラを追い越していく。
最後は馬たちが完全に画面左外へ消える。
姿が見えなくなったところで映像終了。
ネガティブプロンプト
カメラの激しい揺れを入れない。
人物や馬を変形させない。
馬の数を増やさない。
騎手を増やさない。
絵柄を変えない。
モーフィングしない。
浮遊させない。
手足を欠損させない。
不自然な馬体にしない。
現代的な物を追加しない。
文字を表示しない。
ロゴを表示しない。
急激なズームをしない。
過剰なブラーをかけない。
ちらつきを発生させない。
不要なノイズやアーティファクトを出さない。
3D風にしない。
写実的すぎる表現にしない。
過度にヌルヌルした動きにしない。
リップシンクをしない。
切り絵の日本画らしい雰囲気を維持する。


動画AI選びの前に、まずプロンプトを磨こう
最近、動画AIの比較記事や紹介動画をよく見かけます。
Luma AI、Kling、Runway、PolloAI、PixVerse、Monica…。
一体どれが一番アニメーション動画に最適なの?
私も気になって、いろいろ試しています。
でも、使っていて感じることがあります。
それは、
「AI選びより先に、プロンプトを磨いた方が結果が変わる」
ということです。
クレジットがどんどん減る問題
いま、AI動画では
「指示どおりにならない」
「何回やっても違う動画になる」
「クレジットだけ消費してしまった」
という声をよく見かけます。
生成された動画は、
絵が消える
別のキャラクターになる
背景だけが動く
カメラが勝手に移動する
など、思っていたものとは違う結果になることがあります。
そのたびに再生成。
気がつけばクレジットがどんどん減っていきます。
AIが悪いのか?
もちろんAIごとの得意・不得意はあります。
しかし、あとから振り返ると、
私自身の指示もかなり曖昧でした。
例えば、
「ペンギンが傘を回す」
だけでは、
AIにとって解釈の余地が大きすぎます。
一方で、
「青いペンギンがその場に立ったまま、黄色い傘をゆっくり回している。カメラは固定。シンプルな2Dアニメ風。GIFのような動き。」
ここまで具体的にすると、
成功率はかなり上がります。
AI選びは2割、プロンプトは8割
最近は、
「どの動画AIが一番すごいですか?」
私の感覚では、
AI選びが2割。
プロンプトが8割。です。
どんな高性能なAIでも、
曖昧な指示では期待通りの動画は作れません。
逆に、しっかり整理されたプロンプトなら、
多くの動画AIで良い結果が得られます。
私が意識していること
最近は、何を作るのかよりも、
何をさせないのか
を書くようになりました。
例えば、
カメラを動かさない
キャラクターを変形させない
GIF風の動きを残す
動きを大きくしすぎない
などです。
AIは自由度が高い反面、
放っておくと余計なこともしてしまいます。
だからこそ、
「こうしてほしい」だけでなく、
「これはしないでほしい」
という禁止事項も大切になります。
まずはプロンプトを磨こう
動画AIはどんどん進化しています。
新しいサービスも次々と登場しています。
でも、新しいAIを探し続ける前に、
今使っているAIでプロンプトを改善してみる。
それだけで結果が大きく変わることがあります。
私もまだ試行錯誤の途中ですが、
最近は「どのAIを使うか」より、
「どう伝えるか」
の方が重要だと感じています。
動画AI選びで迷っている方は、
まずプロンプトを磨いてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私の場合は、ChatGPTと対話しながらプロンプトを念入りに完成させています。できるだけ一発で完成させたいからです。
なぜなら、現在の動画生成AIは、一度作った動画を後から細かく修正することがまだ得意ではありません。だからこそ、生成前の準備と設計が大切になります。
これからAIはさらに進化していくと思いますが、現時点では細かな指示が作品の完成度を大きく左右していると感じています。
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UPTは、まだこの世にない新しいコミュニケーションツールです。このツールを運営しているKinois(キノイス)は、UPTを広めるためにファーストペンギンとして挑戦し続けています。この挑戦を、あたたかく見守っていただけたらうれしいです🐧✨