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🎧 ジャズのピアノトリオ名盤【#275】キース・ジャレット・トリオ「Still Live」を聴いてみた

とにかくジャズのピアノトリオを紹介したい男、です。
こんにちは。ジャズの専門家でも上級者でもないけれど、とにかく「ピアノトリオが好き!」という気持ちだけで書き始めたシリーズです。僕と一緒に「JAZZピアノトリオの名盤」を少しずつ学んでいきましょう。

今回は、現代ジャズ・ピアノの最高峰に君臨する「スタンダーズ・トリオ」による、ライブ録音の金字塔をご紹介します。


🎹 今回のアルバム

Keith Jarrett – Still Live (1988)

キース・ジャレット(ピアノ)、ゲイリー・ピーコック(ベース)、ジャック・ディジョネット(ドラムス)による録音作品です。

1986年にミュンヘンで行われたライブを収録した本作。キース率いるこのトリオは、ジャズのスタンダードナンバーに新たな命を吹き込むことから「スタンダーズ」と呼ばれました。単なる既存曲の演奏に留まらず、三人の高度な即興演奏が極限まで高められた、ピアノトリオ史上欠かすことのできない二枚組の名盤です。


👂 聴きどころ

  • 「Autumn Leaves(枯葉)」について:誰もが知るこの名曲を、約10分に及ぶ壮大なドラマへと昇華させています。キースによる美しいイントロから始まり、中盤以降の圧倒的なドライヴ感、そして三人の音が火花を散らすような展開は、まさにライブならではの白熱した瞬間です。

  • 三位一体を超えた「究極のインタープレイ」:誰かが伴奏に回るのではなく、三人が常に反応し合い、一つの生命体のように音楽を形作っていく様が圧巻です。ゲイリー・ピーコックの歌うようなベースと、ジャック・ディジョネットの変幻自在なドラミングが、キースのピアノと完璧に共鳴しています。

  • 会場の空気を一変させる「叙情的なバラード」:激しいスウィングだけでなく、「When I Fall In Love」などのバラードで見せる、透き通るような音色と繊細な表現も大きな魅力です。聴き手の心を震わせるような、深く静かなエモーションが会場を包み込んでいます。


✍️ 一言コメント

「ライブ盤で一枚選ぶなら?」と聞かれたら、真っ先に候補に上がる作品です。キースの唸り声さえも、音楽の熱量の一部として心地よく聞こえてしまうほどの没入感があります。ジャズが持つ「その瞬間、その場にしかない輝き」をこれほどまでに体感できるアルバムは他にありません。


いかがでしたか? これで「JAZZピアノトリオの名盤」シリーズも275回目となりました。今後も、さらに素晴らしい作品をご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!

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