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北海道の旅#41|最終日は道の駅おとふけから灼熱の関西へ。車中泊旅の余韻とアトレーワゴンの熱波

北海道車中泊の旅、最終日。

旅の最終日は、いつも少しだけ不思議な気分になる。

まだ旅の途中のような気もするし、もう日常へ戻り始めているような気もする。

道の駅で目覚めて、車を走らせ、駅へ向かい、空港へ行く。

体は移動しているのに、気持ちはまだ北海道の景色の中に少し残っている。

この日は、道の駅おとふけから帯広駅、新千歳空港を経て関空へ。

そして、灼熱の関西と、駐車場で熱々に仕上がったアトレーワゴンが待っていた。

旅の終わりは、なかなか容赦ない。

前回の話はこちらです。

このシリーズのまとめ記事はこちらになります。
関西から北海道へ通い、車中泊で北海道ワーケーションを実践中の記録。
北海道の旅日記2024



道の駅おとふけで迎える最終日の朝

2024年8月13日。

朝4時20分、道の駅おとふけで目を覚ました。

ここに泊まるのは、もう何回目だろう。

十勝旅の拠点として、すっかり馴染みの場所になっている。

「またここで寝てるな」と思いながら、寝袋を片付ける。

道の駅おとふけは、音更町にある人気の道の駅。

正式には「道の駅おとふけ なつぞらのふる里」。

飲食店や直売所もあり、帯広や十勝をめぐる旅では使いやすい場所だ。

観光の途中に寄る場所でもあり、車中泊旅では一日の終わりを受け止めてくれる場所でもある。

朝の道の駅は静かだ。

日中のにぎわいとは違って、車の音も少なく、まだ旅人たちがそれぞれの車内で眠っている時間。

この静けさが、車中泊の朝らしくて好きだ。

4時40分。

まだ暗さの残る中、車を走らせて帯広の拠点へ向かった。

帯広の拠点で旅の片付け

5時15分、帯広の拠点に到着。

まずはゴミ捨て。

こういう作業は地味だが、車中泊旅では大事なルーティンである。

観光地をめぐるだけが旅ではない。

ゴミを片付け、荷物を整え、忘れ物がないか確認する。

旅の最後は、意外と生活感がある。いや、むしろ生活感しかない。

でも、北海道で暮らすように旅をしていると、この時間も含めて旅なのだと思う。

5時45分、拠点に車を置いて、タクシーで帯広駅へ向かった。

静かな朝の帯広の街を眺めながら、少しずつ旅が終わっていくのを感じる。

帯広駅で柳月のお菓子を少しずつ

6時ごろ、帯広駅に到着。

ミルキーライナーの出発まで30分ほど時間があったので、駅構内のセブンイレブンへ。

そこで目に留まったのが、柳月のお菓子。

個包装のお菓子がいろいろ並んでいる。

「これはええやん」

そう思って、6種類を1個ずつ購入した。

こういう少量ずつ選べるお土産はありがたい。

大量に買うほどではないけれど、ちょっと渡したい。

そんな時にちょうどいい。

北海道のお菓子は、渡す側も少し楽しい。

「これ、おいしいやつです」と言いやすい安心感がある。

バスの時間まで、コーヒーを飲みながら小休憩。

6時半発のミルキーライナーに乗り、帯広を後にした。

車窓から流れる十勝の景色を見ながら、心の中で「また来るな」とつぶやく。

北海道の旅の終わりは、いつも次の旅の始まりにもつながっている。

新千歳空港で仕事と旅の余韻

9時ごろ、新千歳空港に到着。

空港では、お世話になった知人に六花亭のギフトを送ることにした。

六花亭を送っておけば、まず間違いない。

北海道土産界の安定感である。

発送を済ませ、9時半ごろに保安検査場を通過。

いつものように充電スペースを確保し、ノートパソコンを開く。

旅の最終日でも、少しだけ仕事をする。

使わなくなったデータを整理して削除。

こういう作業は地味だが、移動中にはちょうどいい。

ノマドワークというと、海辺でパソコンを開いているような華やかなイメージがあるかもしれない。

しかし実際は、空港の充電スペースでファイル整理をしていたりする。

これもまた、現実のワーケーションである。

機内では、帯広にちなんだマンガを読んだ。

北海道の農業高校を舞台にした物語を読んでいると、今回の旅で見た十勝の景色と自然に重なる。

畑、牧場、広い空。

画面の中の物語と、自分が見てきた風景がつながって、少し感慨深くなった。

関空に着いた瞬間、現実が熱風で迎えに来る

12時40分、関空に到着。

飛行機を降りた瞬間、空気が違った。

暑い。とにかく暑い。

北海道から戻ってきた体に、関西の夏が容赦なくぶつかってくる。

「暑い」「焦げる」「これは何かの罰か」

心の中でいろいろ言いながら、なんとか移動を続ける。

北海道では、朝晩の空気に少し涼しさがあった。

しかし関西の8月は、地面からも空からも熱が来る。

もはや全方向からの攻撃である。

旅の余韻に浸る時間を、関西の暑さが一瞬で現実に戻してくれる。

なかなか親切ではない。

神戸ベイシャトルで海を渡って帰路へ

13時5分発の高速船行きバスに乗り、13時15分発の神戸-関空ベイシャトルへ。

関空から神戸空港へ向かうこのルートは、海を渡る感じがあって好きだ。

飛行機で空を移動し、船で海を渡る。

こう書くと、少し旅情がある。

ただし、この日は暑い。旅情よりも汗が先に出る。

13時45分ごろ、神戸空港に到着。

駐車場に停めていたアトレーワゴンへ向かった。

そして、ドアを開けた瞬間。

熱波。

完全に熱波。車内がサウナになっていた。

いや、サウナならまだ目的がある。

こちらはただの駐車場仕上げの高温車内である。

「これ、乗って大丈夫か」

そう思いながら、エアコンを全開にして車に乗り込む。

ハンドルも熱い。シートも熱い。空気も熱い。

アトレーワゴン全体が、真夏の関西を全身で吸収していた。

北海道で涼しさを感じていた体には、かなり厳しいお出迎えである。

アトレーワゴンの暑さ対策を考える

エアコンを最大にして走り出す。

それでも、すぐには冷えない。

特に後部座席側まで空間がつながっていると、車内全体を冷やすのに時間がかかる。

この時期は、後部座席との仕切りを作ったほうがよさそうだ。

軽バンやワゴンで車中泊をするなら、暑さ対策はかなり大事になる。

北海道では快適でも、関西の真夏では一気に条件が変わる。

同じ車でも、場所が変われば別物である。

北海道用の感覚で関西に戻ってくると、車内の熱気にしっかり現実を教えられる。

旅は終わった。

ここからは、日常の暑さとの戦いである。

15時ごろ、無事に帰宅した。

次は高知。旅はまだ続く

北海道の旅はこの日で終了。

でも、次の旅はすでに控えていた。

明後日からは高知の旅が始まる。

北海道から帰ってきたばかりなのに、もう次の旅。

自分でも少し呆れるが、楽しみでもある。

高知といえば、カツオのたたきである。

横に置いたはずの体重問題が、さっそく戻ってきた気もする。

北海道の余韻を抱えたまま、次は四国へ。

道の駅おとふけで始まった最終日は、灼熱の関西とアトレーワゴンの熱波で締めくくられた。

旅の終わりは、少し寂しい。

でも、帰る場所があるから、また出かけられる。

そして、次の旅の予定があるから、帰ってきた日常も少し楽しくなる。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回の話は灼熱の8月から一気に秋を感じる季節に。

書いている人はこちらです。
関西から北海道へ通いながら、車中泊で北海道ワーケーションを実践しています。


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