北海道の旅#42|帯広拠点にママチャリ導入。ジモティー初体験と鶏ポタラーメンの夜
北海道の旅は、また関空から始まった。
何度も通っているはずなのに、北海道へ向かう日は少し気持ちが浮く。
今回は、2024年10月の帯広旅。
目的はいくつかあるが、その中でも大きなミッションがあった。
帯広の拠点に、ママチャリを置く。
観光地をめぐるというより、だんだん生活の装備を整えている感じになってきた。
旅なのか。
拠点づくりなのか。
ワーケーションなのか。
自分でも少しわからなくなるが、たぶん全部である。
前回の話はこちらです。
このシリーズのまとめ記事はこちらになります。
関西から北海道へ通い、車中泊で北海道ワーケーションを実践中の記録。
北海道の旅日記2024
JR西宮から関空へ。いつものPeachで北海道へ
2024年10月7日。
朝6時に起床。
まずは朝風呂でさっぱりする。
朝食は、ご飯に油淋鶏を少し、明太パスタを少し、玉子スープを少し。
そして、トマトジュース豆乳。少しずついろいろ食べる朝である。
「少しずつ」と言えば聞こえはいいが、並べてみると意外と食べている。
8時33分発のJR西宮のリムジンバスに乗り、関空へ向かう。

9時50分、関空第2ターミナルに到着。今回は11時25分発のPeachで北海道へ。

Peachも何度も乗っているので、だんだん勝手がわかってきた。
今回は機内で初めてPeachのコーヒーを注文してみた。
小さな変化だが、こういうことでも旅の気分は少し上がる。
ただし、ひとつ失敗があった。イヤホンを忘れた。
ダウンロードしていた映画を観るつもりだったのに、音が聞けない。
無声映画として観る器はなかったので、機内ではKindleで「酒のほそ道」を読んで過ごすことにした。
飛行機の中で読む酒のマンガ。
まだ昼前なのに、気持ちだけは一杯やっている。
新千歳空港から帯広へ。秋の北海道は思ったより寒くない
13時10分、新千歳空港に到着。
10月の北海道なので、もっと寒いかと思っていたが、思ったより寒くない。
ただ、空港のコンビニにはすでに手袋が並んでいた。
北海道は季節の先取りが早い。
関西の感覚では「まだ早いやろ」と思うが、北海道では油断すると一気に冬が来る。

新千歳空港からは、14時25分発のミルキーライナーで帯広へ向かう。
この移動も、だいぶ慣れてきた。
新千歳から帯広へ。
空港からバスに乗り、十勝へ向かっていく時間が好きだ。
旅のスイッチが、少しずつ北海道仕様に切り替わっていく。
途中、道の駅おとふけに16時45分ごろ到着。
帯広駅には17時06分に到着した。
ここから、今回の大きなミッションが始まる。
帯広拠点にママチャリを置く計画
今回の目的のひとつは、帯広の拠点に自転車を置くことだった。
これまで帯広駅から拠点へ向かう時は、バスやタクシーを使うことが多かった。
もちろん、それでも移動はできる。
でも、自転車があれば行動範囲がかなり広がる。
ちょっと買い物に行く。近くの温泉へ行く。ごはんを食べに行く。
帯広の街を風を感じながら走る。
そう考えると、ママチャリが一台あるだけで、拠点での過ごし方がだいぶ変わる。
ただ、新品の自転車を買うとなると、それなりに高い。
そこで今回は、ジモティーで探してみることにした。
初めてのジモティー。使うのは初めてである。
アプリで探してみると、ちょうどよさそうなママチャリを発見。
出品者とやりとりを進め、帯広駅で受け渡しをしてもらうことになった。
やりとりの雰囲気から、なんとなく30代くらいの女性を想像していた。
もちろん、こちらの勝手な想像である。
ジモティーにプロフィール鑑定機能はない。
帯広駅でジモティー初取引
帯広駅に到着後、待ち合わせ場所のおびくるで待機。
17時45分。
約束の時間になると、目の前に現れたのは男性だった。
「あれ?」
一瞬そう思ったが、すぐに声をかける。
「ジモティーの……」
すると、相手の方がうなずいた。
なるほど。
こちらの勝手な人物像は、開始1秒で崩れた。
ジモティー、なかなか油断ならない。
とはいえ、大事なのは自転車である。
確認してみると、状態はかなりいい。

ほぼ新品に近い雰囲気で、問題なく乗れそうだった。
代金を支払い、無事に帯広拠点用のママチャリを手に入れた。
これは大きい。
車中泊旅やワーケーションでは、車の存在が大きい。
でも、街中でのちょっとした移動には自転車が強い。
帯広での行動力が一段上がった気がする。
夜の帯広をママチャリで走る
ただ、受け渡しが終わった頃には、すでに外は暗くなり始めていた。
初めて乗る自転車。慣れていない道。そして夜の帯広。
これは少し慎重になる。
帯広の道は広くて走りやすい場所もあるが、ところどころ舗装が荒いところもある。
車なら気にならない段差も、自転車だと急に存在感を出してくる。
慎重にペダルを踏みながら、拠点へ向かう。バス移動とは違って、街の空気を直接感じる。
10月の帯広の風を受けながら走ると、少しだけ地元の人になったような気分になる。
もちろん、ママチャリに乗ったばかりの旅人である。
まだ地元感は、気分だけだ。
それでも、帯広の拠点に自転車があるというのは心強い。
これからの滞在が、少し便利で、少し楽しくなりそうだ。
18時30分、無事に拠点に到着。
ママチャリ導入、成功である。
夜はハイゼットカーゴでラーメンへ
拠点に着いたら、今度は拠点の駐車場に置いている相棒のハイゼットカーゴ、通称シロに乗り込む。
ママチャリを手に入れたばかりなのに、夕食は車で向かう。
自由を手に入れた直後に、別の自由へ乗り換える。
これも帯広拠点生活のよさである。
今夜はラーメンと決めていた。
選択肢は、いつもの「わーるど」か。
それとも、少し趣向を変えて「鶏ポタ」か。
悩んだ結果、この日は「鶏ポタ」へ向かうことにした。
帯広でのラーメン選びも、だんだん贅沢な悩みになってきた。
選べる店がある。行きたい店がある。
これは、リピート旅の楽しさだと思う。
鶏ポタで濃厚ラーメン、ねぎ叉焼飯、餃子
18時50分ごろ、帯広市内の「鶏ポタ」に到着。

所在地は、北海道帯広市西18条南5丁目31。
店に入り、メニューを見ながら注文を決める。
ラーメン。ねぎ叉焼飯。餃子。


ラーメンのスープは濃厚でコクがある。
鶏の旨みがしっかり感じられて、口の中にじんわり広がる。
ねぎ叉焼飯は香ばしく、ラーメンとの相性もいい。
餃子はジューシーで、食欲をさらに押してくる。
押さなくても食べるのに、さらに押してくる。
かなり満足した。
帯広に到着して、ママチャリを手に入れ、夜はラーメン。
旅の初日としては、なかなか良いスタートである。
帯広で旅が日常に近づいていく
食後は、ハイゼットカーゴのシロで拠点へ戻る。
帰宅後はシャワーを浴び、洗濯を済ませる。
ここまで来ると、もう旅というより生活である。
でも、自分がやりたい北海道の旅は、たぶんこういう形なのだと思う。
観光地を一気にめぐる旅も楽しい。
でも、帯広に拠点を持ち、必要なものを少しずつ整え、仕事をしながら滞在し、夜は地元の店でごはんを食べる。
そんなワーケーションのような、二拠点生活のような、車中泊旅のような時間が、自分にはしっくりくる。
今回、ジモティーで手に入れたママチャリは、その象徴みたいな存在になった。

レンタカーでもなく、バスでもなく、タクシーでもなく、ママチャリ。
一気に生活感が増す。
そして、その生活感がちょっとうれしい。
北海道の旅は、またここから始まる。
帯広拠点にママチャリを置いたことで、次の滞在が少し楽しみになった。
明日はどこへ行こうか。
自転車で近所を走るのか。
ハイゼットカーゴで少し遠くへ行くのか。
それとも、まずは仕事か。
旅人の予定は、意外と現実的である。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回の話はこちら
書いている人はこちらです。
関西から北海道へ通いながら、車中泊で北海道ワーケーションを実践しています。
