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北海道の旅#38|帯広の歴史を知り、あじ福でソウルフードを食べた日

旅先で何をするか。

絶景を見に行く日もあれば、温泉を巡る日もある。

この日は少し違った。

帯広の歴史を知り、地元の人に愛される料理を食べて、買い物をして過ごす。

そんな「暮らすような旅」の一日だった。

前回の話はこちらです。

このシリーズのまとめ記事はこちらになります。
北海道の旅日記2024



帯広百年記念館へ

朝はいつも通り。

洗濯をして、シャワーを浴びて、一日を始める。

旅に出ているのに生活感たっぷりだが、最近はこのリズムが心地いい。

午前中は帯広百年記念館へ向かった。訪れるのは2回目。

観光地というより、帯広という街を理解するための場所だと思っている。

初めて訪れた時は展示を眺めるだけだった。しかし二度目になると見え方が変わる。

十勝開拓の歴史。

厳しい自然の中で土地を切り開いた人たちの苦労。

農業とともに発展してきた街の歩み。

帯広の景色を見ているだけでは分からない物語がそこにあった。

旅をしていると、その土地の歴史を知りたくなる。

そして歴史を知ると、その土地がもっと好きになる。

帯広百年記念館はそんな場所だった。

帯広のソウルフードを食べる

昼前に向かったのは「あじ福」。

目当てはもちろん中華ちらしである。

初めて名前を聞いた時は、正直よく分からなかった。

ちらし寿司なのか。

中華丼なのか。

どっちなんだろうと思った。

実際に目の前に運ばれてくると、それはどちらとも違った。

熱々のあんがかかったご飯。

野菜や具材の旨み。

どこか懐かしくて優しい味。

「なるほど、これは地元で長く愛されるわけだ」

食べ終わる頃には、すっかりファンになっていた。

北海道には豚丼やラーメンなど有名なグルメがたくさんある。

でも、こういう地元に根付いたソウルフードとの出会いも旅の楽しみだ。

暮らすように過ごす午後

午後はダイソーへ。その後はスーパーへ。さらにスポーツデポやニトリへ。

こうして書くと、まるで地元の休日である。

でも、こういう時間が意外と好きだ。

必要なものを買い足したり、車中泊グッズを探したりする。

帯広に拠点があるからこそ楽しめる過ごし方かもしれない。

旅行ではなく、少しだけ暮らしている感覚。

最近の北海道滞在は、そんな時間が増えてきた。

ハラミ300g事件

夕食はビーフインパクトへ。

この日はポークステーキを食べるつもりだった。

そのつもりだった。

ところが気が付くと、ハラミステーキ300gも注文していた。

運ばれてきた肉を見て、自分でも少し驚く。

「こんなに頼んだっけ?」

しかし今さら後には引けない。

ポーク300g。ハラミ300g。合計600g。

完全にやり過ぎである。

それでも不思議なもので、食べ始めると案外いけてしまう。

いや、本当は案外ではない。

かなり満腹だった。

この日は仕事でも少し確認不足を反省する場面があった。

肉の注文ミスも、仕事の確認不足も、本質は同じなのかもしれない。

確認は大事である。

身をもって学んだ。

たぶん。

歴史が次の旅を決める

夜、部屋に戻ってアイスを食べながらぼんやりする。

すると昼間に見た帯広百年記念館の展示を思い出した。

十勝開拓の歴史。晩成社の存在。そして晩成温泉。

名前の由来を知ると、行ってみたくなる。

歴史を知ると景色の見え方が変わる。

ただ温泉へ行くだけではなく、その土地の物語を感じながら訪ねたくなる。

こうして翌日の行き先が決まった。

帯広の歴史を学び、ソウルフードを味わい、少し食べ過ぎた一日。

観光地を巡らなくても、十分に面白い旅の日だった。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回の話はこちらです。

書いている人はこちらです。


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