見出し画像

北海道の旅#27|帯広拠点でノマド支度。白ハイゼットカーゴと温泉と焼きそばの一日

北海道に来たからといって、毎日が絶景ドライブになるわけではない。

むしろ旅の前には、かなり地味な一日がある。

帯広の拠点を整え、白ハイゼットカーゴを少しずつ旅仕様に近づける。温泉に入り、焼きそばを食べる。派手な観光ではないけれど、こういう一日こそ北海道ノマド旅の土台になっている。

前回の話はこちらです。

このシリーズのまとめ記事はこちらになります。
関西から北海道へ通い、車中泊で北海道ワーケーションを実践中の記録。
北海道の旅日記2024



帯広拠点の朝は、除湿機の設置から始まった

2024年7月3日。

朝7時半、帯広の拠点で目が覚めた。

前日は痛風の足をかばいながら関空から新千歳、そこから帯広まで移動したので、さすがに身体が少し重い。

まず取りかかったのは、先日購入しておいた除湿機の設置。

北海道というと、カラッとした空気を想像しがちだが、夏の車中泊では洗濯物の乾き具合がかなり大事になる。

旅を続けるには、景色より先に洗濯物が乾くこと。

これが、車中泊ノマドワーカーの現実だ。

除湿機を試運転しながら、これで帯広拠点の生活力が少し上がった気がした。

旅の拠点というより、だんだん小さな北海道支店のようになってきている。

車中泊に必要なものを、帯広の街でそろえる

この日は、帯広市内で細かい用事を片づける日だった。

まずは、かぎ屋さんへ。

しかし、タイミングが合わず留守。

旅の予定というものは、だいたいこういうところから崩れる。

ただ、そこで崩れた予定を無理に戻さないのが、車中泊旅のいいところでもある。

そのまま稲田方面へ向かい、レジャーフィールドでクーラーボックスを購入した。

このクーラーボックスは、飲み物や食材を冷やすだけではない。

高さと大きさがちょうどよく、車中泊中の簡易デスクとしても使えそうだった。

保冷もできて、机にもなる。

こういう道具を見ると、妙にテンションが上がる。

人間の文明は、二刀流の道具を見つけた瞬間に一歩進むのかもしれない。知らんけど。

その後、ユニクロで5本指ソックスやトートバッグを買い、ダイソーで蚊取り線香や虫除けスプレー、ツルハで冷感スプレーと痒み止めを調達。

北海道の旅といえば大自然。

大自然といえば虫。

つまり、虫対策も旅支度の一部である。

冷感スプレーを試してみると、思った以上にひんやりした。

夏の北海道車中泊では、こういう小さな快適さが命綱になる。

昼は豚丼。帯広にいると牛より豚になる

昼前にはダイイチで買い物をして、拠点に戻った。

この日の昼食は豚丼。

帯広にいると、自然と豚肉を買う回数が増える。

大阪にいるときより、明らかに豚肉との距離が近い。

甘辛いタレで焼いた豚肉を、炊きたてのご飯にのせる。

自炊豚丼。

それだけで十分うまい。

横には冷たいノンアルコールビール。

車中泊の旅支度中なので、本物のビールではない。

ここで本物にいくと、午後の予定がすべて「明日の自分」に丸投げされる。

この日はまだやることが残っていたので0%一択。

豚丼を食べながら、明日からのルートをざっくり考える。

細かく決めすぎない。

方向と距離だけを頭に入れておく。

あとは、その日の天気と体調と気分に任せる。

旅の計画は、完璧に立てるほど壊れやすい。

少し余白があるくらいが、ちょうどいい。

オベリベリ温泉水光園で、いったん整える

午後2時過ぎ、オベリベリ温泉水光園へ向かった。

帯広に来るたび、何度も立ち寄っている温泉だ。

モール温泉、サウナ、水風呂、露天風呂。

この流れがあるだけで、帯広での一日がきれいに整っていく。

サウナで汗をかき、水風呂で身体を冷やし、露天風呂で空を見る。

この時間があると、旅の疲れが一度リセットされる。

湯上がりには、いつもの黒酢ブルーベリー

脱衣所のロッカーから戻ってきた100円玉を、そのまま自販機へ入れる。

財布に戻さない。

水光園では、あの100円玉の行き先は最初から決まっている。

気が向けばシューアイスも買う。

白ハイゼットカーゴの後方確認をどうするか

温泉のあとは、オートバックスへ向かった。

目的は、白いハイゼットカーゴのリアカメラ相談。

以前から、後方確認のしづらさが少し気になっていた。
窓のフィルムを暗くしすぎたせいだ。

車中泊で長距離を走るなら、こういう小さな不安は早めにつぶしておきたい。

お店で相談してみると、取り付けには事前予約が必要で、作業にも時間がかかるとのこと。

今回は滞在日程と合わず、リアカメラの取り付けは断念した。

やりたいことは増える。
時間は足りない。
そして、次回の宿題になる。

ただ、何もせずに帰るのも落ち着かないので、大きめの後方確認補助ミラーを購入した。

リアカメラには及ばないが、昼間の後方確認には少し役立つはずだ。

旅の快適さは、こういう小さな改善の積み重ねでできている。

いきなり完璧な車中泊仕様にはならない。

少しずつ不満を見つけて、少しずつ直していく。

それもまた、軽バン旅の楽しみなのだと思う。

夜は焼きそばとラジコで阪神戦

夕方、再びダイイチへ。

夜は焼きそばにした。

野菜と豚肉を炒め、麺をほぐし、ソースをからめる。

そこに白身魚フライやメンチカツも添える。

拠点の夕食としては、かなり満足度が高い。

そして、夜は広島対阪神戦の放送を聴く。

佐藤輝明のホームランもあり、阪神が勝利。

焼きそばがうまかったし、阪神も勝った。

これ以上、何を望むのか。

いや、リアカメラは付けたかった。

そこだけは少し残る。

でも、全部うまくいかないくらいが旅らしい。

旅は、出発前の生活から始まっている

この日は、いわゆる観光らしい観光はしていない。

ただ、帯広の拠点で除湿機を設置し、買い物をし、車中泊道具を整え、温泉に入り、焼きそばを食べた。

こういう一日を重ねているうちに、北海道が「旅先」から「生活のある場所」に変わっていく。

車中泊も、ノマドワークも、ワーケーションも、きれいな言葉だけでできているわけではない。

洗濯物の段取り、虫除けの準備、ミラーの取り付け。

そういうものを抱えながら、旅は続いていく。

そして、白いハイゼットカーゴも少しずつ旅の相棒らしくなっていく。

明日から、また北海道の道を走る。

その前に、こういう地味な一日がある。

たぶん、その地味さこそが、旅を長く続けるための土台なのだと思う。

寝床につきながら、明日は知床方面でも行こうかなと、ルートを考えながら寝落ちした。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回の話はこちらです。

書いている人はこちらです。
関西から北海道へ通いながら、車中泊で北海道ワーケーションを実践しています。


いいなと思ったら応援しよう!