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北海道の旅#30|吹上露天の湯で地元のおじいさんに完敗(美瑛・富良野・十勝岳 車中泊ワーケーション)

2024年7月6日。

前日は層雲峡オートキャンプ場で車中泊をした。

夜中に雨が降ったらしいが、朝になると見事な青空。

北海道の朝は爽やかである。

ただ、軽バンのリアゲートを開けたまま寝ていたせいで、近くのキャンパーたちのBBQの香りが車内にしっかり染み込んでいた。

前回の話はこちらです。

このシリーズのまとめ記事はこちらになります。
関西から北海道へ通い、車中泊で北海道ワーケーションを実践中の記録。
北海道の旅日記2024



美瑛パッチワークの路

層雲峡を出発し、美瑛へ向かう。

途中で「フィールドボール発祥の地」という看板を見つけて寄り道した。

ゴルフとゲートボールの中間のような、地域発祥のスポーツらしい。

旅をしていると、こういう予定外の発見が面白い。

観光ガイドには載っていないけれど、その土地らしさは案外こういうところに転がっている。

そして朝8時過ぎ。

美瑛のパッチワークの路へ到着した。

畑が丘の斜面を埋め尽くし、緑や黄色や茶色が大きな模様を描いている。

有名な観光地なので人も多い。

それでも、この景色は別格だった。

写真では何度も見ているはずなのに、実際に立つとスケール感が違う。

北海道は広い。

青い池より印象に残ったもの

続いて白金青い池へ向かう。

観光客は多い。昨日訪れた神の子池の静けさとは対照的だった。

もちろん池は美しい。

青い水面と立ち枯れた木々が作る風景は、北海道を代表する景色のひとつだと思う。

ただ、この日一番印象に残ったのは青い池ではなかった。

そのあと立ち寄った吹上露天の湯である。

おじいさんと熱湯と敗北

吹上露天の湯は、「北の国から」のロケ地としても知られる秘湯である。

山の中の露天風呂に向かうと、先客は地元のおじいさんたち。

さっそく湯に足を入れた。

熱い。

とにかく熱い。

思わず飛び出した。

すると地元のおじいさんが言う。

「先に足を洗わないと」

慌てて足を洗う。

すると今度は、

「もう入ったんだから今さら一緒」

と笑われた。

確かにその通りである。

反論の余地はなかった。

再挑戦してみたものの、やはり熱い。

おじいさんたちは平然と浸かっている。

こちらは数分で退散。

最後には、

「若いのにだらしないなあ」

と追い打ちをかけられた。

還暦前の私に向かって若いと言ってもらえたことだけは、ありがたく受け取っておこうと思う。

北海道で一番高い温泉へ

その後は十勝岳の中腹にある凌雲閣へ。

ここは北海道で最も標高の高い場所にある温泉だという。

館内には登山靴がずらりと並んでいた。

登山客にとっては下山後のご褒美なのだろう。

硫黄の香り。窓の向こうの山並み。そして湯船。

派手さはない。

だが、こういう温泉に入ると、北海道のワーケーションが好きな理由がよく分かる。

観光だけなら急いで次へ向かう。

しかし車中泊旅だと違う。

温泉に入り、景色を見て、少しぼんやりする。

その時間そのものが目的になる。

ファーム富田を諦める

午後は富良野方面へ。

ちょうどラベンダーの季節である。

ファーム富田へ向かったものの、駐車場周辺は大渋滞だった。車も人もびっしり。

少し考えて、やめた。

Uターンである。せっかく来たのにもったいない。

今日見なくてもいい。

また来ればいい。

この自由さがあるから、北海道でのノマドワークやワーケーションは面白い。

帯広へ戻る

新得のロッキーでモツ辛味噌ラーメンを食べ、夕方には帯広へ。

ホクレンで給油、コインランドリーで洗濯、100円ショップで生活用品の補充。

そして、仕事。

観光から戻ったあとにやることが、やけに生活感にあふれている。

そして、この日いちばん覚えているのは、結局あの露天風呂のおじいさんだ。絶景も温泉も良かったのに。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回の話はこちらです。

書いている人はこちらです。
関西から北海道へ通いながら、車中泊で北海道ワーケーションを実践しています。


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