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北海道の旅#36|十勝岳温泉の朝と、かなやま湖の静かなノマド時間

2024年8月8日
朝、目が覚めると窓の向こうに十勝岳が見えた。

前日の夜は温泉とビールとごちそうで完全に出来上がっていたので、目覚めは驚くほど爽快だった。

やはり人間、たまには標高1200メートルで温泉に浸かるべきである。

前回の話はこちらです。

このシリーズのまとめ記事はこちらになります。
関西から北海道へ通い、車中泊で北海道ワーケーションを実践中の記録。
北海道の旅日記2024



朝風呂は最高の贅沢だった

まず向かったのは露天風呂。

湯に浸かりながら十勝岳を眺める。それだけで十分だった。

スマホもいらない。テレビもいらない。仕事のことも忘れる。

こんな時間があるから、また北海道に来たくなるのだと思う。

朝食をしっかり食べて、もう一度温泉へ。

チェックアウトぎりぎりまで温泉を満喫してから宿を後にした。

偶然見つけた白ひげの滝

帯広へ戻る途中、何気なく見つけた案内板に引き寄せられて立ち寄ったのが白ひげの滝だった。

旅先では、こういう予定外が意外と当たりだったりする。

岩肌の隙間から何本もの水が流れ落ちる姿は、その名の通り白いひげのよう。

下を流れる美瑛川は鮮やかな青色で、思わず足を止めて見入ってしまった。

有名な青い池もいい。

でも個人的には、こうした偶然出会った景色の方が記憶に残る。

かなやま湖で仕事をする

富良野を抜けてかなやま湖へ。

ラベンダーの最盛期は過ぎていたが、その代わり人がいなかった。

湖畔の駐車場に車を停める。窓を開ける。ノートパソコンを開く。

そして少しだけ仕事をする。これが自分にとってのワーケーションだ。

観光地のカフェでもない。コワーキングスペースでもない。

湖の前に停めた軽バンの車内でメールを返す。

効率だけで考えたら最適解ではない。

でも気分は最高だった。窓の向こうには湖。風が吹くたびに木々が揺れる。

こんな場所で仕事をすると、不思議と気持ちが整う。

映画の中に残された駅

午後は南富良野の幾寅駅へ。

映画『鉄道員(ぽっぽや)』のロケ地として有名な場所だ。

駅前に立つと、時間が止まったような感覚になる。

派手な観光地ではない。でも静かでいい。

昔の映画のワンシーンが、そのまま残されているようだった。

こういう場所に来ると、北海道の魅力は絶景だけではないと思う。

人の記憶や歴史もまた風景の一部なのだ。

ミンタルと新得そば

次に立ち寄ったのは共働学舎ミンタル。

自然の中で牛やヤギがのんびり過ごしている。

チーズを買い、少し園内を散策した。

北海道には、こういう場所が本当に多い。

昼食は新得のそば処せきぐち。

鶏天そば定食を注文した。

旅先で食べる蕎麦はなぜか美味い。

いや、ここの蕎麦が普通に美味いのかもしれない。

どちらにしても満足だった。

帯広に戻って温泉へ

夕方には帯広へ戻り、オベリベリ温泉水光園へ。

サウナに入り、水風呂に入り、露天風呂へ。

いつもの流れで体を整える。

こうして振り返ると、この日は特別な観光地を巡ったわけではない。

温泉に入り、滝を見て、湖で仕事をして、映画のロケ地を歩き、蕎麦を食べて、また温泉に入った。

それだけである。

でも、それが良かった。

北海道の旅は予定を詰め込まなくても十分に楽しい。

むしろ少し余白があるくらいがちょうどいい。

そんなことを思いながら、帯広の夜を迎えた。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回の話はこちらです。

書いている人はこちらです。
関西から北海道へ通いながら、車中泊で北海道ワーケーションを実践しています。



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