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北海道の旅#35|霧の糠平湖から十勝岳温泉へ。北海道の広さを味わったワーケーション

2024年8月7日
朝4時半。

まだ薄暗い帯広で目を覚ました。

この日の目的地は十勝岳温泉。だが、北海道の旅は目的地へ向かう途中が面白い。

寄り道を重ねながら進む一日になった。

前回の話はこちらです。

このシリーズのまとめ記事はこちらになります。
関西から北海道へ通い、車中泊で北海道ワーケーションを実践中の記録。
北海道の旅日記2024



霧の糠平湖で仕事をする朝

最初に向かったのは糠平湖。

湖畔に着くと、辺りは霧に包まれていた。

木々の間を漂う白い霧。静かな湖面。鳥の声だけが響く朝。

北海道には何度も来ているが、こういう景色に出会うと毎回立ち止まってしまう。

車を停め、ノートパソコンを開く。

朝のメールを片付けるだけのつもりだった。

しかし窓の外には霧の湖。

仕事より景色を見ている時間の方が長かった気がする。

「今日はここで終わりでもいいかもしれない」

そんなことを本気で考えた。

ノマドワークという言葉があるが、こういう時間こそ本当の贅沢なのだと思う。

幻の橋を見に行く

糠平湖を後にしてタウシュベツ川橋梁へ向かう。

展望台の入口には、しっかりとヒグマ出没情報。

橋を見に来たのか、熊に怯えに来たのか分からなくなる。

慎重に歩いて展望台へ。

遠くに見えたタウシュベツ川橋梁は、まさに「幻の橋」だった。

朽ちていく姿さえ美しい。

北海道には新しい観光地も多いが、こうした消えゆく風景に惹かれる。

年齢のせいかもしれない。

三国峠で北海道のスケールを知る

続いて三国峠へ。

展望台から見下ろす原生林は圧巻だった。

見渡す限り森。どこまでも森。

地図で見る北海道は広い。

でも、本当にその広さを実感するのは、こういう場所に立った時だと思う。

関西ではまず見ることのできない景色だった。

層雲峡の滝と黒岳

層雲峡では銀河の滝と流星の滝を見学。

同じ場所に並ぶ二つの滝なのに、性格はまるで違う。

豪快な流星の滝。

繊細な銀河の滝。

夫婦滝と呼ばれる理由が少し分かる気がした。

その後は黒岳ロープウェイへ。

高度が上がるにつれて景色がどんどん広がっていく。

北海道の山々を眺めながら、しばらく何も考えずに過ごした。

旅先では「何もしない時間」が意外と大切だったりする。

美瑛は人気者だった

午後は美瑛へ。

本当はパッチワークの路も見たかった。

しかし観光客の多さを見て断念。

こういう時は無理をしない。

代わりにセブンスターの木とケンとメリーの木だけを見て回った。

一本の木なのに不思議と絵になる。

美瑛の魅力は観光地というより、風景そのものにあるのだと思う。

青い池よりも早朝が好き

青い池にも立ち寄った。

相変わらず美しい。

ただ、この日は人が多かった。

前回訪れた朝の静かな青い池を知っているだけに、少し落ち着かない。

観光地は有名になるほど人が集まる。

それは仕方がない。

だからこそ、朝早く訪れる価値があるのだろう。

十勝岳温泉で旅のご褒美

夕方、十勝岳温泉のカミホロ荘に到着した。

標高1200メートル。

空気が違う。

温泉に浸かり、露天風呂から山を眺める。

気が付けば鹿まで現れた。

さすが北海道である。

夜はサッポロクラシックを飲みながらラウンジでのんびり過ごした。

隣の席のご夫婦と旅の話をしながら過ごす時間も心地よい。

そして夕食。温泉。ビール。山の景色。

こういう日は、何か特別なことをしなくても満足できる。

朝は霧の糠平湖。昼は層雲峡と美瑛。夜は十勝岳温泉。

北海道の広さと豊かさを一日で味わったような気がした。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回の話はこちらです。

書いている人はこちらです。
関西から北海道へ通いながら、車中泊で北海道ワーケーションを実践しています。


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