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50歳で2026年を迎えて

昨年の秋、50歳になりました。
「ついに大台に乗ったな」と淡々と受けとめました。
30代、40代になった時と同じように、誕生日に劇的な変化はありません。

ただ、その後の数ヶ月で考えさせられることがありました。
それは、静かな波のように心を揺らします。

今回はワインペアリングの話はお休みして、振り返りとこれからの抱負を綴ります。
ひとつのマイルストーンとしての記録です。



生死について

昨年10月、スマホに懐かしい名前が表示されました。
小・中学校時代の幼なじみです。
娘さんが生まれた時に会って以来、10年以上も声を聞いていませんでした。
近年は、私と彼女の母親同士の方が会ったり電話をしたりしていて、母づてに彼女は育児と仕事で忙しいと聞いていました。

電話で「母がホスピスに入ることになって…。よければ、おばさんと会いに来てほしい。」と言います。
週末に行けそうと告げて、場所を確認して電話を切りました。

「ホスピス」の存在は知っていましたが、訪問するのは初めてです。

当日、母と待ち合わせてホスピスに到着。
おばさまは静かな部屋で眠っていらっしゃって、少し目をあけて何か話しても、声がかすれて聞き取れませんでした。

それでも、ベッドの横で呼びかけたり思い出話をすると、かすかにニコッとしたり手を動かしたりされました。
最後にお顔を見ながら「会えてよかったです。」と伝えて手を軽く握ると、目をあけて「うん、そうだね。」といったような表情をされました。

数日後、幼なじみから訃報が届きました。
ご家族のみで葬儀をされた後は、入院中のお父様の介護に専念するようでした。

いよいよ親を送る歳が近づいていると、強く実感した出来事でした。

両親は70代です。
父は色々なことを面倒がるようになってきて、あんなに好きだった旅行もそろそろ最後にするかと言い始めています。
母は、この新年のように、家庭用餅つき機で餅を作ってお節をたっぷり用意することは、もうできないかもしれないといいます。

noteでは、大切な存在との別れを綴る方の言葉を目にすることもあります。
例えば、ユイじょりさんの愛犬みるぅくんとの突然のお別れ。

この数年、みるぅくんに愛情を注いでいらっしゃる様子を画面越しに見守ってきたので、私も胸を締め付けられる気持ちになります。

「いつ、その時が来るかわからない」
生死についてより意識するようになりました。


人生の真ん中50歳

人生100年時代。
その折り返し地点と言われる50歳。
残りの人生のあり方を考えるようになってきました。

秋には、高校の同窓会がありました。
50歳となった友人達は、子育てが一段落していたり、職場で新人の育成に携わっているという人もいました。

次世代に継承していく年代になったのだと感じる一方で、できるだけ現役でいたいとも思います。
でも、今のままの働き方を続けられるだろうか?と疑問が浮かびます。

私はPCで細かなデータを扱うことが多く、夕方には目がかすむようになってきました。
10年後は60歳、今の仕事ができるのか。
…父が働いていた70歳までは、あと20年。

例えば、車の運転がお上手な湯美さんは、介護タクシーというセカンドキャリアを選択されました。

素敵な選択だと思います。

今後2〜3年は検討&トライ期間にしようかと考えはじめています。


日本ワインについて

そんななか、改めて「日本ワイン」と向き合う時間を大切にしたいと思っています。

これまで巡った日本のワイナリーは34箇所。
ここで、ひとつの目標を立てました。

「2027年までに50箇所のワイナリーを訪問する」

50歳という節目の目標です。
現在の国内ワイナリーの約1割にあたる50箇所に行ってみたいです。

34箇所を巡ってみて見えてきた、土地ごとの風土や造り手の多様性、その解像度をあげられるといいなと思います。
今後2年間で16箇所に訪問したら、合計50箇所になります。

より理解を深めるため、今年はスクールに通うことにしました。
月1回、ワイナリーでブドウの栽培やワインの作り方について教えてもらう予定です。

トップの画像は、下見に行った時のワイナリーのブドウ畑の様子です。
冬の剪定から夏の収穫まで、ブドウに触れる時間が楽しみです!


◇◇◇


最後に、この年末年始に出会った物語についてもお伝えしておきます。
「BUTTER」と「人生最高ごはん」です。
どちらも「食」が重要なテーマになっていて、女性の生き方について問う小説です。

特に「人生最高ごはん」は、福島太郎さんの記事をきっかけに購入しました。
おかげでいいタイミングに読めました。ありがとうございました!
私もとてもオススメしたい本です。

50代ではないですが、「人生最高ごはん」の瞳と乃果のように、一緒に食べた方が美味しいし、悩みは共有した方が気持ちが軽くなるものです。

今回は、50歳を迎えて感じた波と、目下の目標について書きました。

何も解決してはいないですが、同じような悩みを抱えている方がいたら、仲間がいるんだと感じてもらえるといいなと思います。

今回もお読みいただきありがとうございます🍷

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