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皐月のおうちビストロ|河内ワインを味わう

もう6月に入ってしまいましたが、5月を振り返ります!

先月、大阪の河内エリア周辺ワイナリー3箇所を巡りました。

これらのワイナリーから届いたワイン達を中心に味わいます。
今月のメニューはこちら!



たこシャン、春キャベツ蒸し焼き

まず、最初に訪問したカタシモワイナリーから。

カタシモワイナリーのあるエリアはブドウの産地で、デラウェアなど生食用のブドウも栽培されている。

そのデラウェアで作られているのが、たこ焼きに合うスパークリングワイン「たこシャン」。

カタシモワイナリー たこシャン
左2023、右2024
ヴィンテージ違い

デラウェアのワインと聞くと「甘いの?」と思われるかもしれないが、このワインはドライで食事にもあう。

テレビ番組「相葉マナブ」で、JUJUが紹介していたキャベツの蒸し焼きはどうだろう。

キャベツ入り豚玉に近い組み合わせは、たこシャンと合いそう。

食材を準備して調理開始。
キャベツをくし切りにして鍋に入れ、塩コショウをしてから、下味と片栗粉をつけた豚肉をのせる。
蓋をして火にかけて蒸し焼き。
10分以上加熱してキャベツに少し焼き色がついたら完成。

お皿に盛り付け、半分には豚肉をのせ、半分にはパルミジャーノチーズとオリーブオイルをかけ、レモンの代わりに柚子胡椒を添える。

JUJUのキャベツ蒸し焼き

豚肉のせはフランス風、パルミジャーノのせはイタリア風とのこと。
キャベツが主役のイタリア風が特に気に入った。

この料理と2024年たこシャンを合わせてみる。

ワインは細かな泡が途切れなく立ち上がり、柑橘類の香り、程よい酸味がありドライ、ブドウの果実味とコクもあってバランスがいい。
ほんのり甘い香りはするが、いかにもデラウェアという感じはなく、溌剌としたスパークリング。

現地で飲んだ2023年よりも、2024年はややフレッシュな印象。

このワインは、キャベツの甘みや豚肉の旨味、黒コショウや柚子胡椒のスパイシーな風味と相性がいい。

副菜には、シシャモの焼きびたしも用意。

シシャモを焼いて、ポン酢、赤唐辛子、新玉ねぎなどとマリネ

子持ちシシャモはワインと合わないことがあるが、たこシャンは受け入れてくれた。


2023年のたこシャンがまだあるので、大阪のたこ焼き系土産とも合わせてみたい。

大阪土産でアペロしてみたい



大阪メルロ、焼肉サラダ

次もカタシモワイナリー。
樽を使っていないメルロの赤。

カタシモワイナリー メルロ 2022

夏が近くなると食べたくなる肉料理がある。
30代で買ったレシピ本「作りおきサラダ」を見て作ってから、十数年リピートしている焼肉サラダ。

肉をニンニク生姜タレで焼いて、長ネギ、キノコなども加え、お酢を加えた調味料で仕上げる料理。
作りおきして冷やしたのを食べても美味しい。

調理中の焼肉サラダ

▼レシピ本を検索してみたら、2013年発売でまだ販売中

1年前、この料理と南仏の赤と合わせた時にワインが重すぎると感じて、日本ワインと合わせてみたいと思った。

焼肉サラダ
玄米添え(仁多米をゆでた)

ワインと合わせてみよう。
やや冷やした状態で抜栓、色調は濃いガーネットで透明感あり、瑞々しいブラックベリーの香り、やや青っぽい香り、タンニンは優しく、やや酸味があり、余韻はさらりとしつつ、何か懐かしいような印象。

焼肉サラダのニンニク生姜タレをさらりと流してくれ、重さのバランスもよい。
これはいい相性。
リピートしたいくらい、いい。

日本ワインのメルロといえば、長野の塩尻メルロが有名だが、河内の方が温暖だからか伸びやかな感じ。


カタシモワイナリーは、白のスティルワインも美味しかった。
2019年に大阪で開催されたG20で提供されたワインだそう。

合名山 南西畑 堅下本葡萄 2025

樹齢30年以上の「本葡萄」でつくられている。
本葡萄は甲州の呼び名のひとつ。

スッキリとドライでエレガントな印象だった。
イベントで能登の惣菜を販売していて、それらと合わせた。

あおさ入り唐揚げ、かかし揚げ、
ルッコラ添え



奈良シャイン、鶏肉柚子胡椒焼きとズッキーニ

次は、奈良県産シャインマスカットでつくられた木谷ワインの白。
木谷さんは、カタシモワイナリーで研修をされた方。

木谷ワイン 奈良ワイン シャインマスカット2025

木谷ワインは、大阪府から県境を越えてすぐの香芝市内にある。
現地で試飲した時、シャインマスカットらしい爽やかな風味がした。
初夏っぽい風味の料理にしよう。

まず、出始めのズッキーニをスライスして両面をソテーし、塩コショウで軽く味をつけてから、パルミジャーノチーズをかける。

ズッキーニのチーズ焼き

次に、塩麹漬けにしておいた鶏モモ肉をソテーする。
仕上げに柚子胡椒を少し加える。

鶏肉の塩麹と柚子胡椒ソテー
茹でたカリフローレのマヨのせ
柚子胡椒を付けながらいただく

ワインと合わせてみよう。

色調は明るいライトイエロー、マスカット香りがふわりとして、洋ナシのような香り、ジューシーでドライ、キレイな余韻、さらりとしているがアルコール度10.5%と思えない存在感がある。

マスカットの風味はいい個性になっていて、想像以上に美味しい。
シャインマスカットでこんなワインつくれるとは驚き。

鶏肉のソテーの柚子胡椒が、ワインの爽やかな風味とリンク。
瑞々しいズッキーニやカリフローレとも相性がいい。

初夏の気分をあげてくれるワイン。

また、別の日にいただいた木谷ワインの北海道産ケルナーのワインも、とても美味しかった。

木谷ワイン ケルナー2022

明るいライトイエローで微発泡、柑橘類、白い花、桃、ややハチミツの香りが複層的、程よい酸味あり、優しくも飲み応えありアルコール度12.5%。

撮影し忘れたが、ケールと豆サラダにブラッターチーズ、明宝ハムステーキ、あわび茸と菜の花のソテー、パンに合わせた。
さすがドイツ原産の品種、ハムステーキと相性がいい。

木谷ワインは、以前の山梨県産甲州のワインも良かったし、他産地のブドウでも美味しいナチュラルワインをつくられている。

木谷さんは稀有な方だ。あと赤白1本ずつも楽しみ。


待機中の河内ワイン

3番目に訪れた(株)河内ワインは、帰宅してからワインを注文。
5月のおうちビストロには間に合わなかったが、現在待機中。

金徳葡萄酒
左 ソーヴィニヨンブラン 2022
右 メルロー 2023

二上山にじょうさんイラストのラベルはいずれも夜空。
この2本も楽しみ。



🍷    🍷    🍷



今月のおうちビストロいかがでしたか?

GWに訪れたエリアはブドウの産地で、デラウェアやシャインマスカットなど生食用品種が多く栽培されています。

以前、生食用ブドウでつくられたワインはジュースっぽくて、食事と合わせにくいと感じたことがあり、ワイン用品種を優先的に選びがちでした。

ですが、カタシモワイナリーのデラウェアでつくられた「たこシャン」、木谷ワインの「シャインマスカット」の白は食事と合いました。
生食用ブドウの可能性を感じましたね。

そして、河内ワインに好感をもちました。
さすが100年以上ワインづくりを続けてきた実績があり、それが継承されているなと思いました。


さて、途中でサラッと書きましたが、焼肉サラダに添えた玄米は仁多米にたまいでした。
以下の記事でご紹介されているように、茹でて食べてみましたよ。

お米って炊くものという固定概念がありましたが、イタリア風に茹でて食べても美味しかったです。
リゾットやショートパスタに近い感覚です。
浸水しておいて、塩をくわえた1.5リットルのお湯で30分茹でました。

この春、奥出雲の仁多米の精米したてのお米と玄米をいただいたので、炊いたり、リゾットにしたりしました。
うちの定番「新之助」に比べると、「仁多米」は小粒であっさりした印象で、シンプルなお料理が合いそうな感じ。

リゾットにしたり、今回のように玄米で食べると、もちもち&ぷちぷちっとした食感がいいです。
仁多米のリゾットもおすすめです。

仁多米のきのこリゾット、
銚子のオイルサーディン、
ゆでアスパラなどとイタリアの白を合わせた


いま繁忙期で、皆さんの記事もあまり読めていません。
1か月後には少し落ち着く予定で、また読めるようになるはずです。

梅雨が近づいてきていて、台風も来るようですが、どうか健やかにお過ごしくださいね!

今回もお読みいただきありがとうございます🍷

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