110.1 完結編 / メインテーマ / カーデザインの総本山はいずこに? vol.2
いよいよ大詰めです。
前編はこちら。
さてここからは店主の本気の領域、1項目から順に読んで知識を蓄えていただきたいので有料とさせて頂きたい所ですが…無料です。商売っ気が無いですが書籍代、旅費の投げ銭を頂けると幸いです。それでは中へお入りください。唯、くれぐれも真に受けません様に...。
ではシートベルトをしっかりとお締め下さい。
Please make your seatbelt securely fasten.
戦争のルールとして負ければ傘下に組み込まれますから宮廷、騎士団への物資供給を行う商人・職人団も一緒に組み込まれていきます。この辺は日本も同じですね。
生かさず殺さず献上する側、される側。
その職人団の中には国王・騎士団の為の甲冑職人がいます。甲冑はシートメタルをローラー曲げ、木づちで叩き、はさみで切って甲冑を作ります。平時には美術品の様な造形美となり、権威の見える化が進みます。
西洋甲冑ベスト3は...

皇帝や王のために作られた「パレード用装甲」が有名。鉄をまるで粘土のように加工する卓越した技術は、現代でも再現が困難と言われる。→20年前ですが当時のドイツでは 如何に薄板/sheet metal から粘土をこねた様なソリッド感のある造形にするか、がその頃のカーデザインのテーマと聞きました。流線形から筋肉質な造形に変化した時期ですね。

エンジニアリングした車です。
当時の曲線的なラインナップとは異質な
ソリッド感のある粘土をえぐる様なデザイン。
BMWでは逆にキャンバスで作った変化する造形を試作していました。

マクシミリアン式甲冑 / 神聖ローマ帝国

フルーティング / 溝加工 / 強度向上と剣・矢を受け流す意図。当時流行のプリーツを再現。→セーラー服のプリーツの意味はここに…醸します。そもそもセーラー服は海軍の軍服、襟を立てると洋上でも遠くの飛行機の音を拾うことが出来ます。学校は海軍養練所派生という見方も出来ますね。
ベローズバイザー / ヘルメットの面がふいごの様に、通気性と防御性の向上。
対火縄銃防御 / 中世美学と刀剣防御の融合。
グリニッジ甲冑 / グリニッジ王立甲冑製作所 / since 1511 / イングランド

イタリア・ドイツの名工を英国に招聘して設立。輸入依存から自国生産に切り替えます。研磨技術。採寸しながら体形に合わせてオーダーメイド。
ちなみにドイツはHelmschmied工房@アウグスブルグ。

アウグスブルグと言えば豪商フッガー家の銀山が有名。フッガー家は元々ヴェネチアの香辛料、木綿、麻取引から始まりスイスのチロル銀山、ハンガリーの銅山も手に入れます。豊富な資金を利用して金貸業を始め、王侯貴族からローマのバチカンにまでお金を貸し付けるようになります。重商主義を支え銀細工職人を多数輩出しますが、大航海時代が始まり交易拠点がイタリアからスペイン、ポルトガルに移ると没落が始まります。ローマが仕込んでる気配です。フェニキア人脈を活用してる風情があります。大航海時代のルートはフェニキア人の航海ルート上にプロットされます。
オーダーメイド甲冑の技術は英国スーツに繋がります。シートメタルから布地へ。実用と権威を合わせ持つ甲冑と技術的派生品であるスーツ、醸します。

礼節が人を作る。
makethはmakeの古語、
古き伝統を言葉の中に滲ませます。
仕立て屋の裏稼業はスパイ、
騎士団の仕事でもあります。
日本の芸能界にも氣志團…醸します。
映画 KINGSMAN より

自動車は古代の戦車としての馬車を起源に平時の象徴として現代に至ります。一人で一気に何人倒せるか、そのために何を使うか...馬、更に馬車で一掃。戦闘ツールとしての馬車。

一頭で5人は制圧出来ます。
やがて産業化の時代と共にそう言ったツールは一般に下賜されていきます。ということは時がくれば献上の流れになるという事。現在は所有から共有への移行期間となる時期です。
産業の進化と共に甲冑職人たちは職場替えを指示されます、自動車鈑金の世界へ。

甲冑と自動車の共通点ですが曲げとエッジのカールがあります。

車のウインドウ前に段を付けて
飛来物の侵入防御。
ボンネットのウインドウ側は
カールを大きくして
搭乗者を傷つけない配慮。
曲げることで ぺらぺらのシートメタル/薄板 に強度を与えます。紙を曲げることで自立が可能になり、板厚を下げることが出来ます。軽量化の要素技術。甲冑も分厚くしていくら強度を出しても人が着て動けないと意味がありません。

アウディではトルネードラインと表現します。
細かい言語差、行動様式の差があるのが自動車業界。
馬車は軍隊派生なので言葉の壁は
スパイ防止対策の一環かと思われます。
ダッシュボード


部分的に強度を上げるために
厚みのある板をつなぎ合わせた後
プレス成形します。
こういった技術が自動車にも組み込まれていきます。外観の象徴にも思想がドレスコードやテーマとして付加されていきます。
神聖ローマ帝国皇帝ハプスブルグ家、その中でもオーストリアには自動車造りで有名な企業があります。

この車を生産している会社で
主にフラッグシップカーの
開発と生産を受け持ちます。
店主はこの会社が総本山かと思っていましたが歴史を知らない頃は株主制度に気づいていませんでした。
世界の企業システムの立案者とその総本山、株主の中の大株主に...。
MAGNA社はBMWのエンジンを搭載するトヨタのスープラをOEM製造している企業です。オーストリアには競技思考な乗り物企業KTM社が拠点を置き、店主の好きなオフロード界を支配しています。

日本からは4社、
ホンダの赤
ヤマハの青
カワサキの緑
スズキの黄色
この5色のカラーバリエーションから読み解けるものは...英国東インド会社。
チャンピオンあるところに騎士団あり。
歴史を読み解く中で親をたどると英国に行き着き、先端技術の高品位量産化をたどると日本となります。米国?歴史が若すぎます、中国然り。両者ともに代理統治権の上に立っている国に見えます。

代理統治人の印。
傘下のドイツで先端開発をさせ日本に持ち込んで玉成、世界市場を押えることで株主に還元。大株主は英国王室となります。英国の自動車メーカーは上席を飾る超高級車が揃っています。

ファントム
ベントレー
ランドローバー
アストンマーティン
マクラーレン
ロータス
日英同盟は現在も続く世界最強タッグとなります。これを知らずに調子に乗ると内部から潰されることになります。
Honi soit qui mal y pense
悪意を抱く者に災いあれ
これは英国ガーター騎士団のモットーです。
By エドワード3世
それに対するのが金羊毛騎士団です。
By ブリュゴーニュ善良王
Pretium Laborum Non Vile
我らの働きに報償に値しないものはない
カーデザインの総本山は英国王室。その下部組織に
オーストリア
マグナシュタイアー / MAGNA Steyr、ハイエンドチューン担当
ドイツ
DTMレースを舞台にした量産向先端開発担当
日本
新技術の玉成と量産技術担当
以上が歴史と役割を俯瞰した店主の見立てです。英国王室に一番近い国内メーカーはホンダとみています。白地に緑線、そして赤いロゴ。日産はカトリックのフランシスコ会の灰色。トヨタはイエズス会の黒、清貧・貞潔・従順、教皇の命令(ミッション)に対する従順。モットーは神のより大いなる栄光のために。他者のために生きる。
この仕分けは制服の色で振り分けました。キャラも面白いほど合っていると思います。
さて本項でちょうど切り良く110項目。無事に 新世界へのゲート / 101 をくぐりました、おめでとうございます。長旅お疲れ様でした。
歴史を知ることで流れが解り、進むべき道も見えて来るかと思います。過去を見ることで現代を見て、その先の未来を考える。
二の鉄は踏まず。
ここまで読み進めて頂いたことに感謝すると共に、読者の皆さんに無事明るい未来がやって来たことを嬉しく思います。
店主はまた新しい知見の開拓を進めるとします。そのうち脳タンクがフルになったらまた一気に吐き出すと思います。
それでは、皆さまのご武運長久をお祈りしてお別れです、またお会いしましょう。アディオス。
2026年1月11日 店主
