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表情の話・補足(表情筋トレ30日チャレンジを終えて・参考になった動画など)

先日書いた表情筋のトレーニングの記事は当社比で結構な反応を戴き、ありがとうございました。表情とか口角が気になってる人わたしだけじゃないのかも……と思ってちょっと嬉しかったです。

前回の記事は「まずは凝り固まった筋肉をほぐせ、日々PCを使うわれわれの頭皮や咬筋大抵めっちゃ固いから話はそこからだ」と、内面モグラ掘りがメインでしたがこの記事はその補足、表情筋トレの話です。
前回にも増して当たり前の事しか書いてない気もしますが、ご参考になれば幸いです。



何を・誰を参考にする?

結論:たぶん、どれを見てもそこまで変わらない。

表情筋トレや表情筋ヨガ、顔ヨガ、笑顔の作り方など「顔の動かし方」については色んな方が発信されています。
色々と見て回りましたが、そこまでトレーニング方法に大きな差は無い気がするな……という印象です。まあ、鍛えたい所はみんな同じだし。
むしろその前段階、あなたは自分の顔のどこをほぐすべきか、の方がよっぽど個人差が出ると思うし、その人個人を注意深く見る必要があると思います。小顔矯正や表情筋トレなどの有料講座はそれを教えてくれるから有料なんだろうと思ってます。体の筋トレ同様、その人のパーソナルなところを指摘し・改善方法を教えてくれる。熱心なトレーナーならばその人の納得しやすい説明がどれか、様々な言い方でアプローチしてくれるでしょう。こうしたことは動画配信ではできません。
つまり、SNSの万人向けの発信はどうしても個人ひとりひとりに合わせることができない、限界があるわけで、その上で誰の発信を見るか、は、殆ど個人の好み(話し方とか声とか説明の仕方とか)だろうと思います。

今のSNSはアルゴリズムが強いのでinstagramやyoutubeで一度でも表情筋トレーニング等の発信をしているアカウントをクリックすると同様の取り組みをされている方が次々に紹介されて……下手すると脅迫めいたタイムラインになりかねないし大変鬱陶しいんですが、極論、そうして流れてきたものから気になったものをピックアップしてやってもいいと思います。

(一応の)おすすめ動画

……というのが基本スタンスなんですが。
色々動画を見て、ああこれは絞り込んでやるのにいいな、と個人的に思ったのが以下の3つです。説明が分かりやすい、動きが難しそうじゃない、の観点で見てます。

口周りメイン。もともとはTwitterで偶然見かけたもので去年書いたこちらの記事でも紹介してるんですが、鏡をそこまでじっくり見なくてもできる&しわのリスクを比較的気にしなくてよい&とっつきやすい動きで構成されてて上手いなーと改めて感心、再開しています。(そしてこの動き10回やるのか!と今更気付きました……ちゃんと読もうね!)

同じく口元の別の動き。

こちらは通勤中などにこっそりやりやすかったです。ツリーでは舌のトレーニングも紹介されてます。
いしかわひろこさん、運動系も関節を痛めるものがなくて高齢の親戚にも勧めやすく、お勧めです。こちらでも紹介してます。

閑話休題。

一日にやる時間などの説明+基本ポーズ5種+おでこと口周りの動き。口角を上げる動きもあります。instagramに講師の方が沢山います

とにかく説明が分かりやすい!
四年ほど前に表情筋トレ(美顔ワークアウト、と称されているようですが)の本を出されてる方で、その解説動画がシリーズでアップされています。動画自体は本が無くてもわかる内容です。実は本も購入したのですが、むしろ動画の方がわかりやすかった……。
表情筋トレーニング・ストレッチの説明がとにかく丁寧てわかりやすいのですが、それと併せて、そもそも日常生活でこういう動きをしてるから顔がこうなりやすい、だからこうしましょうというアドバイスがとてもためになります。ご飯食べる時に顔の上半分を使いましょうとか、自分じゃ思いつかない……! (エラの張りについての動画参照)わたし同様、口角が上げられなくて顔を「いーっ」としてしまうタイプの方は「小鼻のふくらみ」の項を見るとぎゃーっとなれること請け合いです。
顔をどうにかしたいなら頭皮とか普段の姿勢とか仕草も改善しようね、改善するためにこうしようね、というど正論をちゃんと言ってるのは耳が痛いけど安心ポイントだなと思います。例えばこちらの首のストレッチはPC仕事多い方は気持ちいいと思います(そして首が伸びる)。既にやってるけどやり方ちょっと違ってたかも……と気付いたものもありました。

余談ですが美容系の動画って顔のこの「欠点」が直せますというタイトルをつけられがちで、まあ視聴者数を増やすための戦略としては当然そうなるよな……と思いつつ、実際の内容が首や肩甲骨のストレッチだと普通にデスクワーカーにとって有難い動きだなと思う場合が多いので、どこを伸ばすのかも書いてほしい……。

当たり前と言えば当たり前ですが、基本的に

・動作がゆっくり
・あまり難しくない

ものの方が、やりやすいし続けやすいなと思います。

MEGUMIさんは書籍でおきゃんママさんを紹介されてますが、あの方の動画は基本動作を曲のテンポに併せて動かしましょうというのが結構多い気がします。
が、わたしは運動神経が悪く、ダンスでも何でも、言われた通りに自分の体を動かすというのがかなり……どころでなく、とてつもなく下手でして。テンポに併せて的確に狙った筋肉を動かすのはかなりハードル高いかも……と思って、最近はメインではやっていません(上記の、いしかわさんが紹介してるのとほぼ同じ動きだけ続けています)。

ちなみにMEGUMIさんは表情筋トレーニングの教室に一時期通われていた、つまり基本的な動きは「対面で習った」ようです。勝手な推測ですが、そういう基礎が叩き込まれてる方にはおきゃんママさんのテンポに併せて表情筋を動かすのはそこまでハードルも高くないだろうし、合ってたんじゃないかな……と思っています。

ちなみに美的の動画ではこの手のトレーニングは一日5~10分程度で十分と言われてます。実際、わたしは口周りの筋トレをやりすぎて唇周りががちがちになりました……反省(筋トレでもいろいろ痛めがちな人)。

口腔マッサージは合わせ技で

口の内側から筋肉をほぐす口腔マッサージは表情筋トレやフェイスマッサージと違ってしわなどのリスクが低いので、その辺り気になる方にはとてもいいと思います。情け容赦なく解せますからね!

ただ、口腔マッサージって「どこを解すべきか」認識するのがとても難しい手法なんだな……と、去年と今年の自分の取り組みを振り返って思います。

顔の表面は日常生活で手で触ることもかなり多い部位です。それでも例えば唇下の凝りや頭皮の凝りなど、自覚できない人が大半だと思います。いわんや口の内側をや。日常生活では絶対触らない場所だし、動画もあまり参考にならない……というか無いし、なんかここら辺骨や歯が近くにあるし、このくらいの固さが普通なんじゃないの? と思ってしまう。最初から口腔マッサージだけで口周りの表情筋の強張りを改善しようとするのはかなりハードルが高いと思います。

ただ口腔マッサージ、合わせ技として使うのには凄く便利だなとやってて思いました。
フェイスマッサージ等をしてここ固いなと思ったところを口腔マッサージで裏側からもアプローチしてみるとか。表情筋トレで何か綺麗に口角が上がらないとか皺が出る場所があった時に周辺を口腔マッサージして、それで改善したらほぐすポイントに追加するとか。ほぐすor鍛える何かと合わせ技でやるとわかりやすいし、自分の顔の筋肉のここのこれが強張ってて……というイメージの解像度が上がる気がします。
よく、表情筋トレ系の動画を見てるとコメント欄で、この動きをやるとここに皺ができてしまって……という質問を見かけるのですが、目周りはともかく、口周りについてはわたしの場合、口腔マッサージで解決・軽減することが結構ありました。わたしが食いしばり等で凝り固まった顔だからというのもあると思いますが、試して損は無いと思います。
つまり、やっぱり解すのは大事。

30日チャレンジその後・1:表情筋トレ・ほぐし、やってからの変化

というわけで12月頭からだいたい30日やったので、結果報告です。

・口角が上がりやすくなったので逆三角形の口で笑えるようになりました。
前は「いーっ」となっていたのが三角形の底辺が短くなって底辺から頂点への距離が長くなりました。(・▽・)

・ある程度口角が上がるようになってからの顔ストレッチ、気分転換にとても良かったです。もやーんとしたりイラっとした時に鏡の前で口角上げたり口腔マッサージすると美容やりつつ忘れられてお得だなーと思いました。

・前髪を下ろさず額むき出しor前髪をサイドに流しても以前より気にならなくなりました。顔そのものというより、顔の見方が変わったからかもしれませんが。

・口が閉じるようになりました。何も考えず真顔で自撮りしたときにちょっとだけ口が開いていたのが、閉まっているのがデフォルトになった感じです。

・ほうれい線、ちょっと薄くなったかも。(時間が経つとだんだん……ですが)

・唇に目が行くようになったのでプランパーを買いました。唇がふっくらすると笑顔(の練習)のとき多少顔が強張っていてもいい感じに見えてよかったです。万年筆で書くと悪筆も味に見えるのに似てる(?)なーと思いつつ塗ってます。

・自撮りの角度が研究できるようになった。
斜め上から撮った方が映りがいいとは知ってたんですがずっとよくわからなかったのが、あっ多分今のこれいい角度だな? とわかるようになってきた……ような……! その上で、やっぱり髪が大事だなと改めて感じてます。

・首がちょっと伸びた気がする。
 今年は首ができたり伸びたりしました……。

顎下のマッサージで口角が上がり口腔マッサージをやり始めたあたりから、自分の顔をじっくり見るようになりました。
ちょっと引いて全体を見て、顔の輪郭のこのあたりも気になるからほぐしてみるかーとか、この筋トレするとここに皺が複数できるからほぐしてみるか、とか。必要に応じて近づいたり全体で見たり。
目の開き具合が左右で違うこと、肩の片方が前に出ていること、いつも首が少し斜めに傾いているのに気付いたのもこの頃です(今までも写真撮影するとカメラマンさんに肩と首の角度について細かく指示されていたものの、自覚はなかった)。あと、眼鏡の鼻の支えが広がってずれてきたりするのにすぐ気付くようになりました。

多分わたしは自分の顔がずっと嫌いで、だから自分の顔を見てるようで実は全然見ていなかった……と、最初に気付いたのは昨年のかいまり先生の教室でのことです。
わたしはお教室で眉の描き方を習ったのですが、眉の描き方、それまでも一応知識としては持ってました。何も知らなかった訳ではない。でも全然できていなかった。
(その後過去の写真を見た結果、一人暮らしを始めた頃くらいから変になってたようで色々考えさせられました)
それがオンラインで指導されながら眉を描いて、ヘアメイクについて知らないことはあなたのせいではないですよと言われ、額を褒められ。レッスン後に専用ブラシを買って満月か新月のタイミングで洗い、その後も自撮りを続けて……結果、眉は今ではかなり別物になった、と思います。コロナを挟んで一年弱くらいかかっての変化です。

実は先日、職場のスケジュールシステムに登録されている10年ほど前の自分の顔を見たら今より丸い、というか典型的な丸顔でびっくりしたんですが……考えてみたらそもそも(あまり多くはない)写真の中のわたしの顔は学生時代からずっと丸かったのではないか、にも拘らず当時、いやそれ以前も、自分は自分を丸顔だと思ったことが一度もなかったのではないかと今更気が付いてびっくりしました。

まあこの十年で顔も伸びたんでしょうが……それにしたって、自分の顔が丸いと思った記憶が無い。
例えばわたしはやりもしないのに美容雑誌だけは読むというのを長年していたのですが、そこで丸顔の人向けのメイクをチェックしたことはありません。学生時代から面長の人向けのメイクばかり見ていました。自分は面長だと思っていたからです。

多分、なのですが。当時のわたしは写真の中の自分を見て、ああわたしだけちゃんと笑えてなくて嫌だなとか、友人(中学生時代の!)に広いねと言われた額がちゃんと隠れてるかなとか、そういう所を主に見て……そして、諦めていたのではないでしょうか。

思うに整形したいという人は、自分の顔をとてもじっくり見ていると思います。ここがよくない、ここを直せばこうなるはずだ、そういうイメージ、シミュレーションができるのですから。
でもわたしはできない。
一重で面長(と長年思っていた)顔は所謂世間の「美人の条件」には合致しないのかもしれませんが、じゃあ二重になれば、顔の輪郭を変えれば気に入る顔になると思うのかといえば、そういう想像をしたことは一度も無い。
ここがこうなれば自分の気に入る顔になるはずだ、自分は自分の顔に満足するはずだ、という判断ができない。こういう顔になりたい、こういう顔が好きだといった価値判断、基準がない。

わからない。
何もわからない。
だけどとにかく、自分のこの顔は嫌だ。

優雅な生活は最高の復讐であるーあるいは顔と表情について|魔法使いのバレリーナ

でも今はフェイスラインのこのあたりも気になるなーとか言いながらマッサージをしたりしている。
……気付いた時、結構びっくりしました。

とはいえ、ここで色々見えてきたことで目に付くようになった全ての顔の粗(とされるもの)をどうにかしようと考えだすと大変なことになるのだろうなーという予感もうっすらしたので、まあ目標はいい感じの顔だしなー、と言い聞かせてます。そう、口角が上がったのは大変な偉業です。笑顔のかわいいおばあちゃんへの一歩……。

とはいえ、とはいえ。こうして書いててつくづく思いますが自分、ウィッシュリストのかなり上位に「顔がいい、ビジュ最高と言われてみんなにちやほやされたい」がずっとあったんだろうなーと思います。
なので、ある程度満足するまでこれは続けたほうがいいだろうなと思ってます。たぶん今の自分、ラピュタ語が解読できたムスカ状態になってる気がするので。見える、自分の顔が見えるぞ。

それにしてもかいまりさんのレッスンを受け、かっさで顔をほぐし、自問自答ガールズと一緒にきらきらを塗りたくって、ようやく。
大学デビューならぬ自問自答デビュー。


30日チャレンジその後・2:声について

これは本当に限られた人しか参考にならない情報ですが……。

わたしの場合、口角を上げたかったり表情筋トレーニングをするのは歌のためもあるのですが、先日ボーカルトレーニングに言ったら声がすごくよく出るようになってると先生に驚かれました。たぶん、普段の声も通るようになってると思います。
顔のマッサージ3週間弱、口腔マッサージ1週間弱やったタイミングです。
調子に乗って、実は表情筋トレーニングしてるんですよーと言ったら「なるほど、だから口角が上がるとき左右のタイムラグが減ったんですね!」と納得されてこっちがびっくりしました。
口角が片方だけ上がりにくい自覚はあったんですが……そうだったんだ……。

また、わたしはElsa speekという英語の発音練習アプリを使っていて、ここ二か月ほどさぼりがちだったのですが、この前久しぶりにやったら得点率が上がったのと、指示に従って発音を修正したら改善される率が上がった気がします。あくまで若干、のレベルではありますが、以前より細かい動き、微調整ができるようになったような。



たった30日、整形したわけでも別人になったわけでもありません。明らかに顔の造作が変わるのは3か月くらい継続してからでしょう。
でも顔と声が変わったらそれって着てる服を変えるくらい人生が変わるんじゃないかな、と思うのです。
だから資格ビジネス流行るんだろうなー……

来年も引き続き、のんびり頑張ります!


その後の話


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