見出し画像

建物と一体となる彫刻もある

天満の街は様々なもので構成されていて

中には建物と一体となる彫刻もある。1992年竣工の
株式会社ブレーンセンターの本社ビルは道路に面した
部分が吹き抜けとなり、そこに1階から上部へと屋内
に5個、屋外に3個の風で動く彫刻が設置されている。


なにげない街角に突如あらわれる三角のステンレスの物体と
空へと続く大きなはしごのような黄色い鉄骨
休日で建物のシャッターは閉じられているが、人
を迎え入れるようなステンレスの三角の部分には
建物名と作品名が記されている
総合設計を手掛けられたのは新宮晋氏

1992年竣工の建物で、新宮氏は初めて
建物と一体となる作品を手掛けたという

引いてみると屋外には3個のオブジェ。それは風をとらえ

時間の流れを感じるように、風の流れを表すように

黄色いフレームに支えられた作品は、空との関係を持ちながら

前回の旅では、空のイメージを表現する作品にも

ここまで引くと、建物のような作品ということがよくわかる

関西を舞台して、新宮晋氏の作品もめぐる旅へ

作品が動く様子を動画でも

ブレーンセンターの稲田氏の大きな想いによって

天満の街にはとてつもないものが建っている


風の万華鏡は稲田氏の思いが伝わり形となった。会社
のシンボルとなる彫刻を考えて欲しいという要望が
話が進み、建物を新宮氏も考えることになったという。   


1階の作品は50cmの大きさで、上部にいくにつれて
だんだんと大きくなり、屋上の最上部のものは5.6m
にもなる。建物にはエレベーターがなく吹き抜けの
作品を見ながら螺旋階段を上がる動線となっている。
また1階の凹面鏡には8個すべてのオブジェが映さ
れることで、風の万華鏡という名がつけられている。

なにげなく通りすぎてしまいそうな街角に、とてつ
もないものが建っている。作品を支える黄色の鉄骨
のフレームは美しく保たれ、建物頂部の大きな作品
を支えている。彫刻は建物と一体となり、天満の街
の風景を彩っている。風をとらえ続け、風景をつない
でいる新宮晋氏の作品をめぐる旅も続けていこう。



いいなと思ったら応援しよう!