見出し画像

2025年の旅は円を描くように

風景の中の色や形に沿って


2025年の大阪の海の風景をめぐる。港の赤と青の
建物、波のゆらぎを記憶する白い彫刻を後にする。
見上げれば、ゆっくりと円を描く観覧車。点在する
風車のような黄色のオブジェは、くるくると回る。



ゆっくりと回る観覧車



風車のようなオブジェはくるくると風景に動きを与える



旅も円を描くように、周回するように



日常と旅の合間を進む。どこまでが旅で



どこまでが日常か。すべては旅のようでもあり



また日常のようでもある。何気ない景色に


非日常の風景を感じ、その合間をぬうようにして



大阪港を越え、コスモスクエアへとやってきた



そびえるタワーを見上げつつ、キャナルに沿って海へ出る



輝く白いテントの下に、さまよう古代船のなみはや



ここはかつて博物館としての役割があった場所



時代の流れの中で役目を終えて、また新たな物語を



白く輝く円の形によって紡いでいく



頭上に広がる空と流れる雲



太陽の光は建物に影のリズムを落とす



しんとした内部空間。建物の物語はまだ始まったばかりで



海に面したガラスに映る港の風景



大阪の港ならではのスケールに目線を合わせ



打ち放しのコンクリートが描く円に沿うように



建物をたどる旅を続ける



緩やかな曲線を描く風景の中に浮かぶ



再び光を取り戻したガラスのドーム。かつて海の時空館


と呼ばれた場所は、宝石という名を冠した建物となる。


そして、ここを訪れた理由は他でもなく


かつてアートが描いた風景の痕跡を確かめに来た。
動画で見た海の時空館。そこに輝く白い猫。もう
いないとはわかっていながらも、その風景をこの目
で確かめに海の風景をたどりここまでやってきた。


アートを求めて、旅に出て


視点を書き重ねるように旅を続ける



過酷な風雨さらされながらも、ガラスのドームは



輝きを湛え、また新たに未来へと時代をつなぐ

ポール・アンドリューが手がけた海に浮かぶ


巨大なアートのような建物は、賛否を超えて


時代の波を乗り越えつつある



円を描くように続く2025年の旅は



海へと続くデッキの先に広がる風景に



浮かぶ円を描く建物へ



ひとときの祝祭へ別れを告げに、その先へ


建物は時間の流れに役割を変えて、新たな役目が
与えられる。その形を失うことなく、象徴的な建物
は新しい命が吹き込まれる。曲線に沿って風景が
めぐる。海に浮かぶガラス張りのドームは、かつて
の光を帯び始める。その先に浮かぶ、時を閉じつつ
ある大きなリング。2025年の旅は円を描くように。


いいなと思ったら応援しよう!