その建物は文化センターの名のもとに
津山の和と洋が入り混じる建物といえば
コンクリートという彫塑的な素材と、日本の伝統的
な木造建築の形が組み合わされた津山文化センター。
その圧倒的なシルエット、連続にすごみのようなもの
を感じつつ、ここに存在しえないという形の持つ力と、
それらに付随する様々な記憶や要素に引き込まれる。




それは津山城跡と対峙するように力強く














つなげるように風景を振り返る






吸い込まれそうな造形にもつながる







空を見上げれば、どこかの歴史につながるようで
津山城市内に立つ津山の文化センターは、圧倒的な
造形の力によっても、ドコモモにも選定されて

コンクリートの力のある表現が記憶の中を刺激する
そして津山文化センターはこの先も市民に愛されて
1966年に開館した津山文化センター。1960年代は
丹下健三らによるコンクリートの建築的表現が洗練
された時代。当時の建築への圧倒的な情熱が、この
建物に宿っている。繰り返されるコンクリートの枓栱
のような形。それも似せるのではなく、新たに造形
されたもの。その形は印象的に、建物を表現する要素
として記憶をつなぐ。日本に100年以上前に伝わった
たコンクリートは様々に進化を遂げ、時代の風に乗り
伝わった。津山は和と洋が交わる所。西洋の文化は、
津山に根差し、形を成して、津山文化センターとして
結実した。津山文化センターは憧れていた建物でも
あり、建物は旅の目的地や、風景をつなぐ存在である。
この圧倒的な形の連続に、出会えたことが感慨深い。
