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うつ病からの復帰1社目、「条件のいい仕事」を選んだら5日で潰れました

1年3ヶ月、ほぼ寝たきりだった私の復帰1社目は、
ディスカウントストアの荷出し、1日5時間のパートでした。

それまでの私は税理士事務所で税務アシスタントをしていた事務職です。

周りから見れば「キャリアと関係ない仕事」だったと思います。

でも今振り返ると、この選択が二度目の失敗を防いでくれました。

一度目の復帰で、私は「条件の良い仕事」を選んで潰れました

以前の私は、退職からわずか3ヶ月で、
フルタイムの経理事務に飛び込みました。
「経験が活かせる」「給料もいい」。
頭で考えれば正しい選択に見えました。

結果は、5日で出社できなくなり、1年3ヶ月の寝たきり生活。

※「寝たきり」と書いていますが、まったく動けなかったわけではありません。トイレや食事のために起き上がることはできましたし、後半の10ヶ月は、月に一度ハローワークの認定日に行っていました。求人サイトを開いて眺める。ただ、それだけで一日が終わる。そういう1年3ヶ月でした。

このとき学んだのは、
復帰1社目の役割は「キャリア」でも「収入」でもなく、
「働ける体に戻すこと」だということです。
リハビリの最初に全力疾走を選んではいけなかった。

「やりたい仕事」で選ぶと、何が起きるか

やりたい仕事、経験が活かせる仕事は、たいてい「期待される仕事」です。期待には責任がつき、責任にはプレッシャーがつきます。

回復途中の脳に、それは重すぎました。
私の場合、「早く覚えなければ」「期待に応えなければ」という思考が、
たった5日で心を折りました。

だから二度目は、選ぶ基準そのものを変えました。
「やりたいか」ではなく、回復途中の自分でも続けられるか
この視点で、私は仕事選びの条件を3つだけ決めました。

中身は、やりがい・スキルアップ・キャリアの真逆です。でもこれは、一度目に潰れた原因の正確な裏返しでした。この3つを満たす仕事だけに絞って探した結果が、ディスカウントストアの荷出しだったのです。


荷出しの仕事で、実際に起きたこと

正直、初日は「自分はここまで落ちたのか」という気持ちもゼロではありませんでした。

でも数週間で、その気持ちは消えました。
体を動かして、決まった作業をこなして、定時に帰る。夜、眠れる。
朝、起きられる。
「働いても壊れない」という実績が、少しずつ自分の中に積み上がっていくのが分かりました。

この5時間勤務を7ヶ月続けたことが、
その後8時間働ける今の土台になっています。

プライドは、後から取り戻せます

もしあなたが今、「元の仕事レベルに戻らなきゃ」と焦って求人を見ているなら、一度だけ立ち止まってほしいのです。

復帰1社目は、ゴールではなく踏み台です。
踏み台は低いほうが安全に乗れます。キ
ャリアもプライドも、働ける体さえ戻れば、後から取り戻せます。
私がそうでした。

ただし、本当に難しいのは仕事を「選ぶこと」より、そこから勤務時間を「延ばしていくこと」でした。
私が決めた3つの条件の中身と、その条件で始めた5時間の仕事からどうやって8時間働けるようになったのか。
「もう大丈夫」という感覚の代わりに私が使っていた判断基準と、
7ヶ月間の実際の経過(順調だった週も、後退した週も)は、
全記録のほうに具体的に書いています。

※復帰のタイミングや働き方は、必ず主治医と相談しながら決めてください。この記事は一人の当事者の体験談です。

#うつ病 #社会復帰 #復職 #メンタルヘルス #うつ病体験 #働き方

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