【自己紹介】東ヤスオ|レゴ・ブロックで、「言葉にならない本音」を形にする仕事をしています
250社・5,500人以上を見てきて気づいた、「わかっているのに変われない」の正体
「言われなくても、わかってるんです。」
企業研修の現場で、管理職の方からいちばんよく聞く言葉です。コミュニケーションが大事なこと。任せることが大事なこと。傾聴が大事なこと。頭では、みんな知っています。
それでも、職場は変わらない。知識を増やしても、研修を重ねても、行動は変わらない。この「わかっているのに、動けない」というギャップこそが、私が12年間ずっと向き合ってきたテーマです。
はじめまして、東ヤスオと申します。コミュニケーションデザイナーとして、レゴ・シリアスプレイメソッドや脳科学・心理学の知見を使い、チームビルディングとコーチングの両輪で「人と組織が変わる瞬間」をつくる仕事をしています。

これまでの実績
・チームビルディング支援:12年/16業種・250社以上・5,500名以上
・コーチング:15年/1,000時間以上・150名以上
・レゴ・シリアスプレイメソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータ(2014年)
・米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(2013年)
・Facet5認定プラクティショナー(2023年)
法人向けの研修と、個人向けのコーチング。両方の現場に立ち続けてきたことで見えてきたものがあります。それは、規模も業種も違うのに、「変わる組織」と「変わらない組織」、「変われる人」と「変われない人」の間には、同じ構造があるということです。
なぜ「知識」だけでは変わらないのか
研修も、書籍も、セミナーも、多くは「正しい知識」を届けます。それ自体は間違っていません。ただ、知識は行動のスイッチにはなっても、行動そのものにはならない。
人が実際に動き出すのは、「腹落ちした瞬間」です。誰かに言われたからではなく、自分の言葉で「そうか!」と気づいた瞬間。
レゴ・シリアスプレイメソッドは、手を動かしてブロックで自分の考えを形にすることで、言葉だけでは出てこない本音や前提に気づく手法です。コーチングは、対話を通じて、その人自身の中にある答えを一緒に掘り起こしていくプロセスです。手段は違っても、目指しているものは同じ。「わかる」を「動ける」に変えることです。
わかっているのに動けなかった、自分自身の話
かっこよく語ってきましたが、私自身も「わかっているのに動けない」を何度も経験してきた側の人間です。
新卒でヤマハ株式会社に入社し、楽器店での接客、業務用音響機器のメーカー営業・卸営業を担当しました。好きな仕事のはずでした。それでも、心から情熱を持てる仕事をやりたいと転職を決意しました。しかし直後の職場では上司との人間関係がうまくいかず、辞めざるを得なくなった経験があります。
その後デザイン制作会社に転職し、企画営業・プロデューサーとして企業広告の制作に携わりました。会社を移るたびに、それまでの肩書きや役割が一度リセットされる感覚を味わいました。正直、怖かったです。名刺の役職が変わるだけで、自分が何者なのかわからなくなる感覚。積み上げてきたはずの経験が、急に頼りなく思えてくる感覚です。
2014年、プロコーチの資格を取得して独立し、同年にレゴ・シリアスプレイメソッドの認定ファシリテータにもなりました。最初にこの手法を自分自身で体験したとき、普段は言葉にできない自分の本音が、ブロックを組み立てるうちに勝手に形になっていくのを感じ、鳥肌が立ったのを覚えています。「言葉で聞かれても出てこなかったものが、手を動かすと出てくる」。この感覚を、もっと多くの人と組織に届けたいと思ったのが、いまの仕事の出発点です。

ここでようやく気づいたことがあります。本当に人を支えているのは、肩書きではなく「自分の言葉で考え、動ける力」だということ。それは、対話と体験を通じてしか育たない。
だからこそ、正しい答えを一方的に教えるのではなく、その人・そのチームが自分たちの言葉で気づき、動き出せる「場」をつくることを仕事の軸にしています。
「体感」だけでは足りない。脳科学・心理学を組み合わせた理由
長年チームビルディング研修を提供する中で、あるジレンマに直面しました。ワークショップの場は確かに盛り上がる。関係性も深まる。でも、その熱量が翌週の行動にまでつながらないケースがある。
「その日は良かった」で終わらせないために、私は脳科学・認知科学・心理学の知見を学び直しました。人はなぜ「わかっているのに動けない」のか。その仕組みを、無意識の中にある「信念」と「感情」から解き明かす必要があったからです。
そうして体系化したのが、独自の「行動変容」メソッドです。目標を自分ごと化し、「思い込み」というブレーキの正体を特定し、本当のボトルネックだけに絞って行動計画に落とし込む。精神論の「頑張ろう」ではなく、「なぜ人は元に戻ってしまうのか(ホメオスタシス=恒常性維持機能)」「言葉が感情をつくる仕組み」といった科学的な裏付けをもとに、明日から使える一歩まで伴走することを大切にしています。
少し私生活の話も
仕事では「わかっているのに動けない」を扱っていますが、実は私自身、そこから抜け出せていないことがひとつあります。湘南に住んでいながら、マリンスポーツをしたことがほとんどありません。海はいつもそこにあるのに、動かない。まさに自分で「わかっているのに動けない」を体現している一人です(笑)。
休日は、バスケをしたり、バンドでベースを弾いたり、麻雀をしたりして過ごしています。家では、うちの猫を眺めているだけで結構な癒やしをもらっています。頭で考えるより先に、身体や指先を動かす時間が好きなのは、仕事でレゴ・ブロックを選んでいることと、どこかつながっている気がしています。

こんな方にお役に立てると思います
法人・組織の方
・研修をやっても、現場の行動が変わらないと感じている
・メンバーが本音を言わない、心理的安全性が低いと感じている
・管理職・次世代リーダーの育成を強化したい
・部門間の連携やメンバー同士の関係性を深めたい
個人の方
・40〜50代で、これからのキャリアをあらためて設計したい
・肩書きに頼らない「自分の強み」を言語化したい
・わかっているのに動けない自分を変えたい
一つでも当てはまるようでしたら、お力になれるはずです。
おわりに
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。このnoteでは、チームビルディングやコーチングの現場で得た気づきを、実践的な視点でお届けしていきます。
法人での研修・チームビルディングのご相談、個人でのコーチングのご相談など、お気軽にお問い合わせいただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
