はじめまして、大阪・関西万博 番外編(JRとシャトルバス万博)
はじめて大阪・関西万博を楽しんできた1日。来てみないとわからないいろんな刺激を味わってきた。おまけに、激レアすぎる出会いまで、初っ端にしては思わぬ濃い1日になった。
万博もいいが、そこへ向かうバスや列車も交通オタクにとってはいい刺激だった。ここでは、番外編と題して、会場まで乗ったバスや列車のことを綴る。
交通オタクにとっての「もうひとつの万博」を楽しんでいく。
京都→新大阪

9時台は座れへんなぁ。

京都から新快速で新大阪へやってきた。ここから乗り換えるのは臨時列車「エキスポライナー」。万博期間限定の快速列車で万博シャトルバスの乗り換え駅「桜島」を目指す。
9:31 エキスポライナー


普段は大阪〜奈良方面の快速用
平日朝の桜島行き7時〜9時台のみ担当。
万博とユニバ客でごった返すと思ったら意外に空席もある。ちなみに使用車両のレアさで見に来てる鉄オタもちらほらいた。
万博開幕の1ヶ月前から運行している列車で、開幕前からからユニバ目的の人も多数乗車していた。開幕前に2度乗った僕は
さすがに万博始まったら混むやろなぁ
と予想していたが、思っているよりもガラガラだった。
こんな穴場なん?みんなメトロ行き過ぎやん。

よく見たら前後がミャクミャク様や笑

大阪訪れたら、あの珍しいホームドアも見て欲しい!



走ってる線路は普段は貨物しか使わない。

ユニバ(USJ)最寄り。
ユニバ勢にも大人気なエキスポライナーはユニバライナー?

桜島駅使うときはここ行ってるライブ好きの僕。
9:54 桜島駅

新大阪から23分で桜島駅に到着。ここから夢洲行きのバスに乗り換える。道路を挟んだ反対のバスターミナルへ5分歩く。

天井にデジタルサイネージが敷き詰められた
「バーチャルオープンカー」。
平日朝以外の「エキスポライナー」はこの車両が使用される。
万博臨時改札

桜島駅には既存の橋上駅舎の他、階段レスの臨時改札がある。木造の簡易的なもので、万博閉幕後に撤去し、ベンチに改造されるのだとか。

下から見てもミャクミャク様
シャトルバスのりば

細長い空き地に設けられたバスターミナル。駅に似た簡素な改札口があり、係員が駐在している。そこで決済やデジタルきっぷの確認が行われる。バス車内で精算は行わない。

現金でも乗れる。
バスターミナル入り口で精算ができるが、交通系アプリ「KANSAI MaaS」の方がスムーズに行ける。事前に時間指定してアプリで登録したクレジットカードで決済できる。
万博シャトルバスの項目で各地へのバスがまとめられているから見やすいし、慣れればスムーズに行きそう。バス以外にも、QRコードの乗り放題きっぷや博物館などの入場券があったり、コース提案、経路検索などがアプリで完結できる。
関西で、鉄道乗るなら、このアプリ!
バスの万国博覧会


桜島駅発の万博シャトルバスは彩り豊か。関西に拠点を置くバス会社7社が共同運行している。
大阪シティバス
西日本JRバス
近鉄バス
阪神バス
阪急バス
南海バス
はやぶさ国際観光(大阪府泉大津市にある観光バス会社)

前面ロゴはシティバスマークとメトロマークの2種類。
下半分はミャクミャク様。

ハートマークのロゴが目印。
ホームグラウンドである大阪シティバスを始め、大手私鉄系、JRバス、路線バスを持たない観光バスまで様々なバスが応援に駆けつけてくれている。
彦摩呂さん風に言えば
バスの万国博覧会やーー!!
南海バス

この中から僕が乗ったのは「南海バス」。水色1色と「NANKAI」のロゴが目印だ。全7社のバスはEVで統一されている。


桜島駅前を発車し、北上。「ユニバーサルスタジオ西」交差点で左折し、此花大橋を渡って、「舞洲」という別の島へ渡る。
ド派手なゴミ処理工場と下水処理場

万博だと勘違いする外国人もいるのだとか。
舞洲に入って左手に見えてくるド派手な建物。一見万博のパビリオンに見えそうだが、ここはゴミ処理工場。大阪市などから出たゴミを焼却処分している。
ゴミ処理工場の向かいにはほぼ同じ意匠の下水処理場もある。この見た目だが、中では真面目にゴミや生活排水を処理している。この様子を無料で見学することもできる。


20年以上前からある物流拠点。
夢舞大橋を通ると万博会場のある夢洲へ。この橋を境に自家用車の立ち入りは制限される。この島に入れる自動車は
万博シャトルバス、高速バス、ツアーバス
万博関係者
コンテナヤードへ出入りするトラック
夢洲障がい者用駐車場利用者
自家用車で行く場合「パークアンドライド駐車場」に停めて、駐車場発夢洲行きシャトルバスに乗り換える手段がある。舞洲、尼崎、堺の3ヶ所が指定されていて、いずれも予約が必要となる。その上、駐車料金がかなり高いらしい。


やっぱそっち多いなぁ。
インスタ見ててもみんなそっちばっか行くやん。

これ見るだけでアガるよなぁ😆

歩き疲れたら乗ってみて😊
10:20 夢洲第一交通ターミナル

万博会場のバスターミナル「夢洲第一交通ターミナル」に着いた。ピークを避けたからかそこまでめちゃめちゃ混んでいるわけではなかった。
20時過ぎ、帰路へ

はじめましての万博を堪能し気がつけば、20時。帰りも来た道を辿り、桜島駅、大阪駅を経由し京都へ帰る。会場を出る前にバスチケットを「KANSAI MaaS」で予約。西ゲートを出て、バスターミナルへ向かう。


バス!バス!バス!

大阪市内のシャトルバスとフェリー連絡バス
高速バス

関西方面は終バスまであとわずか。
万博会場には関西や全国から高速バスが直通している。東は東北から西は中国、四国地方まである。
30分前、よしもとのステージでカラオケしてた千葉の大学生も帰りは関東方面の夜行バスで帰るとのこと。


僕は桜島駅行きのシャトルバスへ。帰り道に乗ったのは「西日本JRバス」の車両。京阪神から各地への高速バス「グランドリーム」や「青春昼特急」などを運行する。京都、滋賀、福井、石川でも路線バスを展開する。
シティバスとそっくり

ビジュアルは大阪シティバスと共通仕様。前後にあるシティバスor大阪メトロロゴがJRのロゴに差し替えられて、側面の社名が変更。それ以外はシティバスとそっくり。
シティバスで補いきれない分を任せているみたい。シティバスに似せているのは万博終了後の譲渡or貸し出し返却が考えられる。
55年前も

電車をたくさん製造し、万博閉幕後に大阪市営地下鉄に譲渡した。
55年前の万博でもアクセス鉄道「北大阪急行」で同じ事例があった。電車が大量に作られて、万博閉幕後に大阪市営地下鉄(現大阪メトロ)に譲渡された。鉄道オタクはこれを思い出して考察してしまう。


通路側だったので写真は撮れず、noteの整理に明け暮れていた。夜景見てみたかったなぁ。
20:32 桜島駅

桜島駅のバスターミナルに着いた。ここから桜島駅へ向かい、JRへ乗り換える。

大阪の橋は船のために高めになっている。

天王寺で見かけたことある。


東京ではウケないと聞くけど、このオモロい姉妹のどこがあかんねん。

20:43 ゆめ咲線/西九条行き

帰りはゆめ咲線の普通電車で西九条へ。「エキスポライナー」は1時間に1本で約30分後。あいにく時間が合わなかった。
車いす旅の救世主

JR西日本が開発した新兵器。
こういう見たことないのめっちゃある西のJR。
桜島駅ホームにはバリアフリーの仕掛けがある。列車が到着すると、センサーが反応して、メロディとともに床がせり上がる。ドアの足ずりにスロープが密着し、駅員の介助なしで車いす乗車が可能となる。

4年ぐらい桜島駅で試験してきた。
色は違えど、機能は一緒。
2021年から桜島駅2番のりばで実証試験をしていたが、万博開幕に合わせて、桜島駅1番のりばと新大阪駅2番のりばにも設置された。
車いすの乗り降りは駅員を呼ぶ必要があったり、降車駅に電話連絡、乗車位置を正確に把握したりなど手間がかかる。
この手順でヒューマンエラーがあったと駅員バイトの研修で聞いたこともある。1人でも気軽に車いすで出かけられる環境は駅員からしても使う側からしても楽なのかもしれない。「車いす旅の救世主」となり得る。

20:53 関空・紀州路快速

西九条駅までやってきて、関空・紀州路快速で大阪駅へ向かう。日によっては京セラドームでの野球やライブで混むこともあるが、この日はそうでもない。

この日、万博で買ったJRの行き先ステッカーはちょうどこの列車のもの。
2016年以降、路線記号付きの「R紀州路快速」「O紀州路快速」になっていて、後者は大阪環状線の「赤」になっている。
にしては、偶然にも程がある。


ラストは新快速に乗り継いで京都まで帰宅。少し回り道したが、トラブルもなく無事に家路に着くことができた。
まだまだあるで!シャトルバス万博!
行き帰りとも同じルートのシャトルバスだったが、他にもルートがある。大阪市内周辺だと
新大阪駅発着「阪急観光バス」
大阪駅「うめきたグリーンプレイス」発着「西日本JRバス」
大阪マルビル※跡地バスターミナル、京阪中之島駅発着「京阪バス」
大阪上本町駅、あべのハルカス発着「近鉄バス」
なんば駅発着「熊野御坊南海バス」
堺駅、堺東駅発着「南海バス」
JR尼崎駅、阪神尼崎駅発着「阪神バス」
※大阪梅田にあった円筒状の高層ビル。2023年に閉館→解体。更地にした上でバスターミナルとして整備された。万博閉幕後に新ビル建設が始まる予定。
自動運転バス(阪急&京阪)
阪急と京阪の一部バスでは阪神高速道路「淀川左岸線」を使って自動運転を行う。未完成で一般車の通行不可。それを、万博シャトルバス専用道路として解放し、自動運転の実証試験も行う。
クリーンオイルバス(西日本JRバス)
うめきた発着のJRバスに至っては、 新開発の合成燃料を使っている。二酸化炭素と水素を混ぜたENEOS独自開発のクリーンオイルだ。ENEOSの「エネゴリくん」とJRバスの「にしばくん」があしらわれた専用バスが目印だ。ただ確実に来るわけではない。
過ぎるぐらいに選択肢が多く、最先端を堪能できる“シャトルバス万博”。鉄道オタクを公言している僕でも、今回の万博に関してはバスを深掘りしてみたい。2回目以降の万博は自動運転やクリーンオイルバスなど他のルートを使ってみようと思う。
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