やりたいことをやりきったその後 #6
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退職して、やりたいことを全てやりきった私は、これからどうするかを考えた。
海外一人旅を経て、何か自分の居場所を持ちたいなとぼんやり思っていた。
以前の記事でも書いたように、
一人旅は自分という存在が積み上がっていかない感覚があったから。
一言で言えば、いつでも自分を受け入れてくれるような家のような場所が欲しくなったのだ。
地方移住を考える。
そうして、まず考えたのは地方移住だった。
縁のある田舎に移住し、自給自足的な田舎暮らしを始めようと思った。
というのも、昔からそんな暮らしにとても興味があったから。
将来は森の中の一軒家に住みながら、
読書をしたり執筆活動をしたりして暮らしたいなと思っていた。
ということで、漠然と田舎暮らしがしたいと思うようになったが、簡単には上手くいかなかった。
働くことへの恐れ
理想の田舎暮らしをするには、
家もいるし車も必要。
とりあえず当面収入源は必要になる。
出来れば移住前に仕事を見つけておきたいし、
そうなると就職するのがベストだと思ったが、
なかなかその気分にはならなかった。
無職で実家暮らしを長くやっていたので、
もう1日8時間・週5日働くという、
会社員生活に耐えられる自信がなかったのだ。
かといって、起業のアイデアもやる気もなければ、田舎移住に必須な車を維持した上で、アルバイトだけの収入で生活できる自信もなかった。
「やっぱり車がないと無理だ」
「でも車を買うとお金に縛られそうで嫌だ」と、
あれやこれや行動する前から選択肢を外していき、その結果何も行動に移せず、ただ時間だけが過ぎていった。
起業のための補助金はあるか?空き家はあるか?など条件面でも色々と頭で考えてしまい、
なかなか地方移住に踏み込むタイミングが掴めなかった。
仕事に応募したりもしたが、あれこれ条件つけてせっかく内定をいただいても辞退し、
行動する前からジャッジした結果、何も出来なくなった。
八方塞がりだった。
天職があると思っていた
それに、本当に自分に向いている天職みたいなものがあると思っていて、そんな天職なら不安なんかなく、ワクワクだけで飛び込めると思っていた。
その天職というのは、自由に好きなように動けて、経済的にも充実するという夢のような仕事だ。
自分にもそんな天職があるかもしれないと、
ソファに寝転びながら理想を掲げていた。
結局、何も行動に移せず、
海外一人旅の期間を合わせると、
半年ぐらい何もできない時間を過ごした。
ある転機が訪れる
そんな時、転機が訪れた。
実家でやることもなく、やりたいこともなく、ただ時間がいたずらに過ぎていく毎日。
流石に、何か行動をしないとと思った私は、
なんでもいいからまずは動いてみようと、
地方移住のための情報収集を始めたのだ。
地元への移住を考える
まずは地元の移住窓口に話を聞きにいった。
しかし、正直、ここに住んで何か新しいことをしたいという気分にはまだならなかった。
地方移住というのは、当時の私の中では、
何か新しいことをするというイメージがあったが、
生まれ育った地元は、自分の中で目新しい感じがしなかったのだ。
結果、地元ではない場所への移住を視野に入れてみることにした。
ハードルを下げてみた
それに、地方移住を何か大事に捉えていたのも問題だったと気づいた。
そこで、目標を「何でもいいから、まずは動いてみる」というのに大きくハードルを下げ設定し直した。
副業にできそうなリモートで出来る業務委託の仕事に応募したり、起業コンサルのモニターに参加したり、手当たり次第に出来ることをやってみた。
実際に行動しないと何も現実が展開していかないとやっと気がつき始めたのだ。
実際に行動したら、答えなんて簡単に分かる。
やっと、とにかく動いてみるしかないとやっと腹をくくった。
そうして動くうち、人生の転機となる場所に出会った。
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