【つくばエクスプレスタウン】進化する街の魅力:住むも働くも、未来がここに!
「つくばエクスプレス沿線って、どんな街なの?」
そう思っているあなたへ。この記事では、都心へのアクセス抜群、そして発展著しいつくばエクスプレス沿線の魅力を、具体的な事例を交えながらご紹介します。
1. 都心へのアクセス抜群!通勤・通学も快適に
つくばエクスプレス(TX)は、東京駅まで最速45分という驚異的な速さで結ぶ高速鉄道。都心へのアクセス抜群で、通勤・通学もストレスフリーです。
沿線には複数の駅があり、それぞれの駅周辺には個性豊かな街並みが広がっています。
都心へのアクセス時間:
秋葉原駅まで約30分
東京駅まで約45分
錦糸町駅まで約25分
大手町駅まで約40分
2. 緑豊かで住みやすい環境!子育て世代にも人気
つくばエクスプレス沿線は、自然豊かで住みやすい環境が魅力です。緑豊かな公園や緑地が多く、子育て世代にも人気です。
つくば市: 筑波山や霞ヶ浦など、豊かな自然に囲まれた環境。研究学園都市として知られ、教育機関や研究施設が充実しています。
柏市: 手賀沼や柏の葉公園など、自然豊かな環境。近年、大型商業施設やオフィスビルが建設され、発展著しい街です。
流山市: 江戸川や利根川など、水辺に恵まれた環境。自然と調和した街づくりが進められています。
3. 仕事も遊びも充実!多様なライフスタイルに対応
つくばエクスプレス沿線には、オフィスビルや商業施設、大学や研究機関など、様々な施設が集積しています。仕事も遊びも充実した、多様なライフスタイルに対応できる街です。
東京大学柏キャンパス: 最先端の研究拠点として、国内外から多くの研究者が集まります。
ららぽーと柏の葉: 映画館やレストランなど、エンターテイメント施設が充実した複合商業施設。
4. 未来への可能性!進化し続ける街
つくばエクスプレス沿線は、今後も発展が期待されるエリアです。新たな商業施設や住宅開発が進められ、より住みやすく、魅力的な街へと進化を続けています。
柏の葉スマートシティ: 次世代の街づくりを目指し、スマート技術を活用した街づくりが進められています。
つくば国際会議場: 国際的な会議やイベントを開催する施設。国際交流の拠点として、街の活性化に貢献しています。
5. つくばエクスプレス沿線、あなただけの街を見つけよう!
つくばエクスプレス沿線は、都心へのアクセス抜群、自然豊かで住みやすい環境、仕事も遊びも充実した、魅力的な街です。
それでは、どのように「つくばエクスプレスタウン」が計画・整備されたのかを主な地区を事例に紹介します。なお、都市計画に関わっている方の理解を深めていただくため、技術的な記載が多く含まれます。

首都圏は、戦後の住宅不足解消や東京都心部への一極集中を是正するため、鉄道沿線に都市開発を推進。その中でも、つくばエクスプレス沿線は鉄道と都市開発を一体的整備を推進することで約58kmの鉄道がスピーディに開通することができた。国内最大級で注目のプロジェクトです。

1 プロジェクト概要 (図1)
21世紀のまちづくりを目指し、鉄道建設と沿線の開発をあわせた、常磐新線(つくばエ クスプレス)プロジェクトの計画がスタートしました。
その目的としては、次の4点が挙げられます。
・東京都心への直結の鉄道がなかった首都圏北東部地域の交通体系の整備
・JR常 磐線等既設鉄道の混雑緩和
・首都圏における宅地供給の促進
・沿線地域における産業基盤の整備と業務核都市の形成を図る
プロジェクトの大きな特徴は、 「大都市地域における宅地開発及び鉄道整備の一体的推進に関する特別措置法」( いわゆる「宅鉄法」)に基づき、鉄道整備と沿線開発を一体的に進められ、 この手法を用い、鉄道施設区への集約換地により、鉄道用地の確保を容易にして鉄道 建設を早期に実現したことが挙げられます。
・昭和60年 運輸政策審議会答申第7号「東京圏における高速鉄道を中心とする交通 網の整備に関する基本計画について」を答申
※答申で常磐新線は、都市交通対策上、喫緊の課題に位置づけられる
・平成元年 「大都市地域における宅地開発及び鉄道整備の一体的推進に関する特別措置法(宅鉄法)」成立(同年9月施行)
・平成3年 「首都圏新都市鉄道株式会社」設立
・平成6年 秋葉原駅において常磐新線の起工式
・平成17年 TX開業

2 TX鉄道概要(図2)
・事業主体は首都圏新都市鉄道株式会社
1都3県(東京都、埼玉県、千葉県、茨城県)及び沿線12市町村(千代田区 、台東区、荒川区、足立区、八潮市、三郷市、流山市、柏市、守谷町、谷和原村、伊奈 町、つくば市)の出資により設立された。
・建設主体は、日本鉄道建設公団(現 鉄道・運輸機構)
着工は平成6年度、開業は平成17年度と12年間で開業に至りました。 『つくばエクスプレス』は秋葉原・つくば間58.3km、駅数20駅を最速45分間で結んでいます。
計画路線名は「常磐新線」であり、「つくばエクスプレス」の名称は一般公募により決まり ました。
最高速度130km/h、通常(125 - 129 km/h)と高速で運転、運転士は乗務するが、車掌 は乗務しないワンマン運転であり、鉄道には踏切がなく、全駅に車椅子に対応するエレ ベーターと上り、下り方向のエスカレーターや、電車の扉の開閉に連動する”可動式ホ ーム柵”が設置されています。
また、平成12年5月に現在の「バリアフリー法」により廃止となった、「交通バリアフリー法」の施行により全駅でエレベータ等を設置して開業してい ます。
ラッシュ時の混雑率は並行する常磐快速線、常磐緩行線と比較しても高い状況となっており、 2019年(令和元年)6月に8両編成化事業の実施を発表しました。


3 TX沿線都市開発の概要
TX沿線では、宅鉄法に基づく一体型特定土地区画整理事業などを活用し、東京都、 埼玉県、千葉県、茨城県及び沿線自治体、UR都市機構等が施行者となり、全21地区、 約3,213haの計画的な市街地整備を推進しました。
なお、終点「つくば駅」から北東に約2キロには中根・金田台地区がありこれを含めてTX沿線地区としています。

4 宅鉄法による一体型土地区画整理事業
一体型土地区画整理事業による鉄道用地の確保 ・宅鉄法の重点地域内においては、鉄道用地への換地の特例(鉄道施設区への集約 換地)を認めた一体型土地区画整理事業が実施可能となり、 鉄道用地の確保が容易になり、整備がスムーズになります。
一体的に計画的な市街地整備をおこなえるために駅周辺に商業地等の土地利用を 誘導しやすいなどのメリットがあります。
手順として、
①区画整理施行地区内の土地を先行買収
②事業計画にて鉄道建設区を設定
③ここに、先行買収地を集約換地
④鉄道建設事業者が用地を取得
その後、鉄道整備を行う という流れになります。

5 埼玉県内の沿線都市開発
埼玉県内の沿線開発としては、八潮・三郷市域における3地区。八潮市、UR都市機構が事業を実施しました。

6 八潮中央地区
八潮南部中央地区は、埼玉県八潮市、面積72.1haの地区です。
特徴として、
・八潮市の顔となる新駅を含む中心地区の整備
・駅周辺における都市機能の集積
・従前は、農、住、工の混在が著しい地域であったことから、産業用地を多く 配置
といった点が挙げられます

7 三郷中央地区
三郷中央地区は、埼玉県三郷市、 面積 114.8haの地区です。
特徴として、
・「三郷中央駅」周辺に商業地を配置し、拠点形成を促進
・駅前に近隣公園を配置し、第二大場川と一体となった親水空間を実現
・中高層住宅を誘導
・自動車利用型の 地区 、流通工業地区の形成
といった点が挙げられます。

8千葉県内の沿線都市開発
千葉県内の沿線開発としては、流山及び柏市域の5地区。千葉県、流山市、UR都市機構が事業を実施しました。

図9 流山おおたかの森(新市街地地区)
新市街地地区は、千葉県流山市、面積275haの地区です。
特徴として、
・流山市の新拠点にふさわしい、センター地区の整備促進、施設立地の誘導 ・申出換地制度の導入(法定、任意)による計画的な土地利用計画の実現
・オオタカの営巣確認により環境保全型の開発を実施
・多くの既存家屋の存置整備を実施
・安心・安全まちづくりの取り組み
といった点が挙げられます。

10 柏北部東地区
柏北部東地区は、千葉県柏市、面積128.0haの地区です。
特徴として、
・「農あるまちづくり」をキーワードとした豊かな街づくり
・施行区域169.9haで事業計画認可を受け、事業着手しましたが、その後、一部区域の 縮小(約42ha;当初地区面積の1/4)を行ったこと
・約56haに及ぶ埋蔵文化財の発掘調査を実施したこと
などが挙げられます。

11 茨城県内の沿線都市開発
茨城県内の沿線開発としては、守谷市域の 2 地区、つくばみらい市域の 1地区のうち、つくば市域の5地区が整備されました。

12 つくばみどりの里(萱丸地区)
萱丸(かやまる)地区は、茨城県つくば市、面積292.7haの地区です。
特徴として、
・「農村集落との共生モデル」として計画に踏襲
・住宅地から物流
・生産系施設への土地利用の見直
・良好な既存集落の景観の保全への誘導
・現況を残して造成費を削減した宅地整備
といった点が挙げられます

13 葛城地区
葛城(かつらぎ)地区は、茨城県つくば市、面積 484.7haの地区です。
特徴として、
・平成22年に合併した旧町村の7つの庁舎が一つになり、つくば市新庁舎が立地
・地区の4割を占める商業・業務等用地において、日本を代表する科学技術の拠点であ る研究学園都市を補完する施設用地の供給
・良好な街並みの住宅地の供給
といった点が挙げられます。

14 ガーデンシティ星都夢都(中根・金田台地区)
中根・金田台(なかね・こんただい)地区は、茨城県つくば市、面積189.9haの地区です。
特徴として、
・地区内の国指定史跡、奈良・平安時代の役所跡である 「金田官衛遺跡」 の保全・活用
・オオタカやゲンジボタル、キンランなどの貴重動植物、自然環境の保全
・緑地と住宅地と農地を一体とした新たな暮らしを提案する個性的な住宅地である「緑 住農一体型住宅地」
・手法として、地区全域を対象とした申出換地の実施
といった点が挙げられます
つくばエクスプレスタウン(TX沿線開発)は、TOD(公共交通志向型都市開発)として、交通渋滞等の都市問題の解決のため、世界各国で導入が検討されています。
日本が継続して実施してきたこと実績が評価され、TODは各国からの視察者が非常に多くなっています。
また、JICAのODA(国際協力)の鉄道関連支援においても、多くの検討が実施されています。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
皆様も是非、つくばエクスプレスに乗車して、車掌から沿線の街づくりを眺めてみたらどうでしょうか。
