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SoFi爆伸中🚀:会員数+35%、2025年通期決算をデータで読む-Part1-

SoFiの2025年第4四半期決算を受け、各種データを集計しました。今回は、SoFiの成長を最も端的に示す指標の「会員数」と「契約(アカウント)数」に焦点を当て、2025年通期決算を読み解きます。

星の意味は以下となります。※前回までと定義を変更

★★★:必須(SoFiを理解するために必見)
★★:補足(理解がより深まる)
★:参考(マニア向け)

🚨Part1のポイント🚨
・会員数増が起点 
 
会員数増→ローン契約・金融サービスの申込み増→売上増
・上方修正への道がすでに見えている
・既存ビジネスの延長線上だけでも、大きな成長を説明できる構造がある

1. 会員数推移(★★★)
2025年末現在、会員数1,365.1万人:前年比+34.8%。2026年通期の会員数は、会社ガイダンスによると“少なくとも”30%増、すなわち1,774.6万人超になる。

※2026年の数値は会社ガイダンス

2. 会員増加数(★★)
2024年から2025年にかけての増加は+352.4万人。会社ガイダンスの“最低ライン”でも2026年の会員増加数は409.5万人となる。

※2026年の数値は会社ガイダンス

409.5万人増はあくまで下限に過ぎない。というのもFY25Q4単体で100.9万人の会員増を記録しており、これを年換算するだけでも400万人を超えるからだ。

現在の勢いを考えると、2026年に入って会員増加ペースが横ばいにとどまるとは考えにくい。さらに、FY25Q4対比で2026年上期はマーケティング費用を「引き上げる」方針を示している。

よって、会員数は上振れ余地が意識される状況にある。会員数は売上の先行指標でもあるため、売上も上方修正される可能性が高い。当然、売上が増えるということはEPSも上振れする。

3. 2030年会員数5,000万人までの道のり(★★★)
SoFiが目標とする2030年に会員数5,000万人までの道のり。2026年に前年比+30%を記録できれば、2027年以降は年増加率29.6%で2030年末に5,000万人となる。なお、5,000万人の対象は米国のみであり、国際展開をしていけば、目標の上積みもあり得る。

※2026年は会社ガイダンス、2027年以降はシミュレーション上の数字

4. 契約(アカウント)数推移(★★★)
契約(アカウント)数の合計2,016.8万:前年比+36.8%。2024年の32.3%と比較し、2025年は伸び率が再加速したのが特筆すべき点である。

※契約(アカウント)数:ローンの契約数および金融サービス事業のアカウント開設数の合計値

5. 契約(アカウント)数の内訳(★★)
契約(アカウント)数2,016.8万の内訳。2025年末現在、ローン事業におけるローン契約数266.3万件、金融サービス事業におけるアカウント数は1,753.5万。

※金融サービス事業におけるアカウント数は2020年以降の5年で「10倍以上」の伸びを記録し、成長著しい。

6. 金融サービス事業におけるアカウント数1,753.5万の割合(★★)
Money(銀行口座)38.7%とRelay(財務管理ツール)38.1%が高い割合を占める。2025年12月からサービスを再開したCrypto(暗号資産)がFY25Q4から集計対象に加わっている。

※Money(銀行口座)、Relay(財務管理ツール)、Invest(証券)、Credit Card(クレジットカード)、At Work(学生ローン返済支援や財務教育などの企業向け福利厚生サービス)、Referred Loans(ローンの仲介サービス)、Crypto(暗号資産)

7. 会員あたりの契約(アカウント)数(★★★)
新規会員数の急増のなか、会員一人あたりの契約(アカウント)数もわずかながら上昇を見せている。2030年までに、この数値を「3」にするのがSoFiの目標だ。

仮に、2030年に会員数が現在の1,365.1万人から5,000万人(3.7倍)になり、会員一人あたりの契約(アカウント)数が1.48から3(2倍)になれば、売上は単純計算で7.4倍、営業レバレッジが働くことにより、EPSはさらに増加する可能性が高い。

もちろん、すべてが計画どおりに進むとは限らないが、既存ビジネスの延長線上だけでも、長期的に大きな株価成長余地を説明できる構造にはなっている

8. 新規契約に占める既存会員の割合(★★)
ローンの新規契約または金融サービス事業における銀行・証券などの新規アカウント開設の約35%が既存会員によってなされた。新規会員数が急増するなか、この比率が足元で上昇傾向を見せ始めたのは評価に値する。

※「1-新規会員増加数÷新規契約(アカウント)増加数」で計算。厳密には会社発表の数値とは異なる。

9. 新規会員獲得コスト(★)
新規会員の増加は大幅なマーケティング費用の増加によって達成されたわけではないことがわかる。

※「四半期ごとの広告宣伝費(Sales and Marketing)÷新規会員の増加数」で計算。広告宣伝費には様々な費用も含まれ、厳密な新規会員獲得費用とはならないものの、傾向を見るためには有効。

10. 技術プラットフォーム事業におけるアカウント数推移(★★)
1.28億アカウント:前年比▲23.4%。SoFiの主要指標がプラスのなかで唯一大きなマイナスが目立つ。これは主要顧客の1社であった米国フィンテック企業「Chime(ティッカー:CHYM)」が自社プラットフォームへの移行を完了させた影響が大きい。

短期的には逆風が続くものの、経営陣コメントを見る限り、2026年以降の回復余地は残されており、2026年は再評価の年になる可能性がある。

Part2「売上1増でEPS1.82倍🚀 ― SoFi“非線形成長”の正体【2025年通期決算Part2】」に続きます。

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