SoFi:2025年第2四半期決算各種データ掲載-Part4-
Part3からの続きです。※掲載順に意味はありません(単に作成した順です)。
星の意味は以下イメージです。(厳密な定義はなく感覚です。)
★★★★★:超重要
★★★★:重要
★★★:普通
★★:マイナー
★:これを熟知していればあなたはもうマニア!
31. 技術プラットフォーム事業における売上・貢献利益・貢献利益率 重要度:★★★
大きな伸びはないものの、売上・利益率は堅実。2026年第1四半期に、新たに収益を生む顧客が約10社あるという経営陣のコメントから、2026年以降に期待がもてる。SoFiはコロナ禍において、大手企業に注力するという戦略を立てているため、収益規模にも期待。また、他社に金融インフラを提供する技術プラットフォーム事業は他フィンテック企業との大きな差別化要因。

32. 金利収入・非金利収入推移 重要度:★★★
金利収入をけん引するのは好調なローン事業。一方、非金利収入をけん引するのは金融サービス事業におけるローンプラットフォームビジネス。

33. ローン事業における金利収入・非金利収入推移 重要度:★★
堅調なローン実行(以下38参照)の積み重ねによりローン残高が着実に増加し、それに伴い金利収入も右肩上がりで推移。

34. 金融サービス事業における金利収入・非金利収入推移 重要度:★★
会員からの預金の順調な増加に伴い、運用益による金利収入も拡大する一方、FY24Q3以降のローンプラットフォームビジネスにおける非金利収入の伸びが、金融サービス事業だけではなく、会社全体の非金利収入のけん引役。

35. 金利収入・非金利収入割合 重要度:★★★
銀行の主な収益源は「貸出金利」と「預金金利等の資金調達コスト」の差である利ざや(=金利収入)である。金利が低下すると、貸出金利も低下する一方、預金などはすでに低水準であることが多く、さらなる引き下げが難しい(一般論。SoFiは預金金利の引き下げ余地は十二分にある)。その結果、利ざやが縮小し、銀行の収益は悪化しやすい(こちらも一般論。SoFiの場合はこちら)。
一方で、非金利収入の増加は金利の変動に影響されにくいことを意味する。具体的には、今後金利低下局面になっても収益が大きく下振れしにくくなる。さらに、手数料収入などの非金利ビジネスは貸出リスクを伴わないため、自己資本規制の制約を受けにくく資本効率が高い。このため、非金利収入の拡大は、資本効率の高いビジネス展開を可能にする。(ローン事業は規制上、貸出額に応じて自己資本を厚く積む必要がある。)

36. ローン事業における金利収入・非金利収入割合 重要度:★★
ローン事業における非金利収入とは、ローンを第三者に売却した際に得られる売却益や、ローン売却後もSoFiが返済管理を担当する場合に発生するサービシング手数料など。

37. 金融サービス事業における金利収入・非金利収入割合 重要度:★★
ローンプラットフォームビジネスによる非金利収入だけでなく、預金の増加から生じる運用益(金利収入)も見逃してはならない要素。

38. ローン実行額(総額) 重要度:★★
対前年比伸び率がすごい。繰り返しになるが、成長をけん引しているのはローンプラットフォームビジネス。個人ローンだけでなく学生ローンや住宅ローンへの展開余地が大きく、今後の成長が見込まれる。

39. ローン実行額(内訳) 重要度:★★
個人ローンが堅調。住宅ローンもFY23Q1をボトムに上昇中で学生ローンに迫る勢いを見せている。昨年は未提供のホームエクイティローン(住宅担保ローン)の実行額が、FY25Q2に過去最高を記録し、住宅ローン実行額の約3分の1を占める。
また、SoFiの会員で住宅ローンを利用している会員は2%にも満たず、一方で、他社で住宅ローンを組んでいるSoFiの会員が約300万人いるため、今後も住宅ローンに期待できる。

40. ローン実行割合 重要度:★★
ローン実行額に占める割合は、個人ローンが圧倒的に高く80%、次いで学生ローン11%、住宅ローン9%。

Part5に続きます。
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