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本を買ったら書きたくなって、文学フリマに帰ってきました

ちょうど1年前。noteに流れてきたレポート記事をきっかけに初めて足を踏み入れた文学フリマ。いわゆる本の即売会で、東京ビッグサイトの広い会場にたくさんのブースが並んでいて、本を書いた人と本を読みたい人で埋めつくされていて、その熱に圧倒された日。

「これはわたしのための本だ⋯!」と心動く出会いがあったし「本は自分でつくってもいいのだ」ということを知ってしまったのです。

あの一日がきっかけで、本づくりという沼に足を踏み入れました。


先日11月23日に開催された文学フリマ東京41。また東京ビッグサイトに帰ってくることができて本当に嬉しくて。1年前は参加者として、今回は出店者として。

当日の振り返りや感じたことをずっと残しておきたいので、この記事を書いています。


ブース設営を振り返る

当日のブースはこちら!参考までに5月の初出店時のブースも載せておきます。

当日のブース


初出店時のブース


本が2種類から3種類になったので、横に並べるとスペースが足りないかもと思い、今回から本棚を導入しました。縦に飾ることができるようになっていい感じ。

そして今回は初めてポスター(A2)を作成してみました。目に止まりやすくなるし、気になって立ち止まった方が本の説明を読んでくれたりしてよかったです。Canvaでデザインして、アクセアでセルフポスター印刷をしました。800円くらいだったはず。

本の種類が増えていくほど、縦のスペースをいかに有効活用するかが大事になってきそうだなと。これまで20分で終えていた設営に倍以上の時間がかかってしまったので、もっと時間を確保しつつ、設営アイテムはシンプルにしたほうがいいかも。


過去の出店時に「名刺ありますか?」と何名かから聞かれることがあったので、Canvaでデザイン→Canvaで印刷して設置することに。noteのURLを共有したり、チラシ代わりにお持ちいただいたりしました。

そして初出店時から設置していますが、PayPay for Businessは導入してよかったアイテムのひとつ。今回は3割がPayPayでのお支払いでした。

実際に来てくださった方に「助かる〜!」と言っていただけることが本当に多くて。現金を温存したいときの力になれるし、現金を使い果たしたあとに購入いただけることもあり、お互いにハッピーなのでこれからも使います!


あとは見本誌を増やしたり、見本誌自体にも値段を記載するように。過去のイベントでブースに来てくださった方の様子を見て「見本誌が1冊しかないと他の方をお待たせしてしまうな」「お品書きの値段が小さくて見づらそうだな」と感じたんです。

出店の初心者なので設営や運営面で不足していることもたくさんあると思うのですが、参加者と出店者から学びながら、もっといい形になるよう考えてパワーアップしたいなと思っています。


参加者として祭りを楽しむ

これまでの出店時ではイベント終了間際の30分前に他のブースをまわっていましたが、今回はおもいきって開場直後の30分間を買い物タイムにしました。序盤の30分は人の流れが人気ブースに向かうので、席を外していても影響が少ないかと思い。

SNSとブースのホワイトボードには、事前に「ブースは12:30にオープンします」と書いておくことに。ひとり出店ならホワイトボードは必須アイテム!

1〜4階を爆速でかけめぐり、お目当ての本を13冊お迎えすることができました!嬉しい!「出店しながら参加者としても文学フリマを楽しむこと」を目標にしているので、無事達成です。

すべて自分の属性や人生や興味や好きに何らかの形でリンクしそうな本で、大事に読みながら感想も書きたいなと。家にこの素敵な本たちが存在しているだけで元気が出ます。ありがとうございます!

並べただけですでに幸せ


本が繋げてくれた縁

素敵な本たちを抱えたまま、いよいよ自分のブースもオープンすることに。この瞬間、急に冷静になってしまって。

誰に頼まれたわけでもないのに、文章を書いて、本をつくって、何十部も刷って、ここまで来てしまった。何者でもないわたしの文章を、手にとってくれる人がいるだろうか。たくさんのブースで魅力的な本が並ぶ中、あえてこの本を選んでくれる人がいるだろうか。本をつくって売るなんて、なんだかとんでもないことを始めてしまったのではないか。

本をつくり始めてから出店準備までって、あまりにもやるべきことが多くて冷静になる時間がないんですよね。ハイな状態のまま当日を迎える。だからいざイベントが始まったその瞬間に我に返るというか。急にすっごく怖くなるんです。


でもその不安を跡形もなく吹き飛ばしてくれる人たちにたくさん出会えました。

元々noteで繋がっているフォロワーさんが来てくださったとき、地元の友だちが応援に来てくれたような安心感があって。noteではこれまでの人生や本づくりに関するあらゆることを書いていて、過去や経緯を知っている人があの場にいてくださることって本当に心強いんですよね。優しさにいつも助けられていて、直接お礼をお伝えできてすごく嬉しかったです。

わたしが書く本は仕事や働き方をテーマにしたエッセイが多いので「今の仕事に悩んでて⋯」「近々会社を辞めるんです」「最近会社を辞めました」と教えてくださる方が多いのも特徴的でした。

キャリアの悩みとか転職活動とか無職期間の過ごし方とか、わたし自身が身近な人にあまり話せなかったテーマを、同じ温度感でお話できたことが嬉しくて。本が縁を繋いでくれて、過去のわたしが救われて、わたしの書いた本がもしかしたら誰かの力になれるかもしれなくて、本を書いてよかったと何度も思いました。


今回はX経由で来てくださった方が本当に多くて、SNSでの事前告知の力を改めて感じています。わたしの体感ではこんな感じ。

  • X:6割

  • note:2割

  • Webカタログ:1割

  • その他(通りすがり、不明):1割

初出店時と比べると、旅立った本の冊数は2倍に。すべての投稿ひとつひとつが無駄じゃなかったと思えたし、Webカタログをしっかり書き込んだからこそ見つけてくださった方もいたし、できることは全部やりきってよかったなと思いました。


「投稿を見て急遽参加を決めました」と教えてくれたり、甘い物や温かい物の差し入れに優しさを感じたり、同じ出店者としてたくさんお話ができたり、風のように爆速で購入し次のブースへ向かうお買い物のプロがいたり、一人ひとりに本をお渡しする瞬間がとても楽しくて嬉しかったです。

本を手にとってもらえること、あたりまえではないからこそ、その重さと喜びを毎回大事にかみしめたいなと。本がきっかけで過ごせたこの時間や生まれた感情を、一生覚えておきたいと思いました。そしてやっぱり、この文学フリマという大人の文化祭みたいな場所が大好き!

ブースにいらしてくださった方、本を読んでくださった方、通販や書店さんで本を迎えてくださった方、ネットの向こう側で見守り応援してくださった方、本当にありがとうございました!


誰かの家に自分の本が存在するという事実があまりにも嬉しくて。この気持ちをエネルギーにして、わたしはわたしのままでこれからも本を書き、届ける活動を続けていくのだと思います。

またどこかでお会いできますように!


大切な著書たち




▼通販とお取り扱い書店

▼文学フリマとZINEフェスの出店記録


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